技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
(2021年10月12日 13:00~14:30)
近年、ストレス・快適性に関する多くの評価手法や計測技術が開発され、利用されているが、いまだに実験室での負荷試験などの評価が多く、心身両面からの統合的な評価や解析は、十分に行われていないのが現状である。
そこで、本講義では、まず総論的にストレス評価や快適性評価法を理解した上で実際の計測や評価に必要不可欠な生理学的な評価技術、特に自律神経活動と中枢神経活動の評価を統合的に理解できるよう多くの計測技術を紹介したい。さらに評価上の課題についても浮き彫りにすることで香粧品やヘルスケアおよび機能性食品の開発評価への展開についても言及したい。
(2021年10月12日 14:45~16:15)
私たちは、ワクワク感という興味と将来への期待を反映する感性状態を3軸で表現可能なアルゴリズムを見出し、さらに各軸を脳情報からリアルタイムに定量評価可能な感性メーターを開発しました。ヒトは同じ状況やモノを体感しても必ずしも同じ感覚を共有することは稀で、同じヒトであってもその時の体調や心理状態、周りの環境によって感性反応は様々です。そんな複雑な人の心理状態である感性を感情や認知状態などの複数の心理軸の複合体として把握することで、刻々と変化する感性反応の定量評価につながります。
本講演では、脳科学的知見を応用して社会実装現場でも高精度かつ簡便に活用できるワクワク感評価システムについてご紹介します。
(2021年10月13日 10:00~11:30)
21世紀の高度情報化社会において、日本生まれのゲーム・マンガやアニメなどのいわゆるデジタルコンテンツが世界中に広がっている。一方、従来のものつくりの価値観である性能・信頼性・価格に加え、感性を第4の価値とする動きもある。日本生まれのデジタルコンテンツの人気の大きな要因には、高度な技術力と共に、キャラクタ等の「かわいさ」があると考え、日本の人工物 (工業製品やサービス) が世界的競争力を持つための感性価値として、「かわいい」に着目した。そこで人工物の「かわいい」という感性価値を対象に、物理的属性を系統的に解析する研究を行ってきた。
今回は、研究の動機、文化的背景、かわいい形、色、大きさ、質感に関する系統的な実験・解析による研究結果、生体信号による計測事例を紹介する。また応用事例にも言及する。
(2021年10月13日 12:15~13:45)
脳と身体はしばしば二元論のように対比されたり、別々に論じられたりすることがあります。近年の生理測定技術によれば、その脳はその身体とともに体内にネットワークを構築し、成長とともにお互いに唯一無二の存在となっていることが示唆されています。人間に備わった感性は、身体の情動プロセスがいわばテンプレートとして脳内に構成されたものと理解できます。感性は、直観による認識と、外界に合わせた判断や運動の出力を可能にします。脳と身体の連合は生命維持を目的とする機能であり、人類が700万年をかけて自然環境に適応して獲得してきた能力です。
このような背景の元で、感性の原理と身体反応に基盤をおいた数値化の方法に迫ります。
(2021年10月13日 14:00~15:30)
商品開発におけるデザイン評価では、機能的な評価は基準が明確で実施しやすい反面、感性的な要因については客観的な指標が確立されているとは言えません。デザインが持つ感性的な訴求内容や効果は、感覚的なイメージ用語で語られるだけの場合が多く、客観的な説明がされてきませんでした。感性的な要因は主観的で、客観的に扱うのが困難と考えがちです。しかし一方で、共通する感覚や価値判断が一定の範囲で成り立っていることも事実です。
そこで、デザインの検討や評価に際して参考となる、デザインの感性評価に関する方法や事例を紹介します。
(2021年10月13日 15:45~17:15)
豊かで持続可能な社会の実現 (SDGs) には、質的な発展が不可欠である。またSociety 5.0がめざす人間中心の「創造社会」の実現においても、心の豊かさをもたらす新しい科学技術が重要になっている。
人の感じ方を定量化し、製品設計に役立つ客観的なものさし (メトリック) を作る感性価値指標化技術の研究を、多くの先進企業とオープンスパイラル型の連携をとりながら進めている。とくにAIやビッグデータ分析を活用し、個々人の多様で潜在的なニーズに対し、モノやサービスを、必要な人に、必要な時に、必要なだけ提供する「ビスポーク (個人最適化) デザイン」「感性AIソムリエ」「感性マイニング」等の技術について紹介する。
日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。
開始日時 | 会場 | 開催方法 | |
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2025/2/4 | 食品の官能評価の基礎と手順・手法の勘所 | オンライン | |
2025/2/5 | 基礎から学ぶ分析法バリデーション | オンライン | |
2025/2/5 | スキンケア化粧品の処方設計におけるポイントと化粧品の評価 | オンライン | |
2025/2/13 | 化粧品開発における感性価値の定量化と官能評価体制の構築・運用および商品開発への活用の勘どころ | オンライン | |
2025/2/14 | 外観目視検査の正しい進め方と精度向上すり抜け防止の具体的手法 | 東京都 | 会場・オンライン |
2025/2/14 | 次世代バイオデバイス技術の最新動向 | オンライン | |
2025/2/17 | におい情報DX (デジタルデータ化から再構成まで) を実現するヒト嗅覚受容体センサの実際と課題 | オンライン | |
2025/2/19 | 香料 (フレグランス・フレーバー) の基礎と合成・分離精製・調合技術 | オンライン | |
2025/2/19 | ヒューマンセンシングの基礎と製品・サービスへの活用法 | オンライン | |
2025/2/25 | ヒューマンセンシングの基礎と製品・サービスへの活用法 | オンライン | |
2025/2/28 | 人間工学の基礎と製品開発への適用 | オンライン | |
2025/3/5 | 官能評価の基礎とアンケートの作り方 | オンライン | |
2025/3/5 | 生体情報センシングの基礎とデータ処理・活用および応用展開 | オンライン | |
2025/3/10 | 官能評価データの検定と解析法 | オンライン | |
2025/3/12 | 生体情報センシングの基礎とデータ処理・活用および応用展開 | オンライン | |
2025/3/12 | 匂いセンシング技術の基礎知識と匂いバイオセンサの研究開発 | オンライン | |
2025/3/14 | 官能評価の基礎とアンケートの作り方 | オンライン |
発行年月 | |
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2024/5/31 | 脳波計測・解析の実用ハンドブック |
2024/4/30 | 生体センシング技術の開発とヘルスケア、遠隔診断への応用 |
2023/10/20 | 食品賞味期限設定における商品別事例と官能評価対応ノウハウ |
2023/3/31 | “使いやすさ”の定量評価と製品設計への落とし込み方 |
2021/11/30 | ヒトの感性に寄り添った製品開発とその計測、評価技術 |
2021/6/30 | 人工知能を用いた五感・認知機能の可視化とメカニズム解明 |
2021/2/26 | 高級感を表現する要素技術と評価法 |
2020/10/30 | においのセンシング、分析とその可視化、数値化 |
2020/7/31 | 生体情報センシングと人の状態推定への応用 |
2020/4/30 | 生体情報計測による感情の可視化技術 |
2019/2/28 | においを "見える化" する分析・評価技術 |
2018/11/30 | 臭いの測定法と消臭・脱臭技術 事例集 |
2018/6/30 | ヒトの感性に訴える製品開発とその評価 |
2018/5/31 | 最先端医療機器の病院への普及展望と今後の製品開発 |
2017/6/30 | 生体情報センシングとヘルスケアへの最新応用 |
2017/5/31 | 車載センシング技術の開発とADAS、自動運転システムへの応用 |
2016/4/28 | ドライバ状態の検出、推定技術と自動運転、運転支援システムへの応用 |
2014/10/27 | 化粧品に求められる使用感の共有と感性価値の数値化・定量化 |
2014/5/10 | 生体信号処理技術(脳波) 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版) |
2014/5/10 | 生体信号処理技術(脳波) 技術開発実態分析調査報告書 |