技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

海外導入品におけるCMC申請資料 (製造販売承認申請書、CTD、MF等) 作成および関連業務の実務対応

海外導入品におけるCMC申請資料 (製造販売承認申請書、CTD、MF等) 作成および関連業務の実務対応

オンライン 開催

概要

本セミナーでは、日本での申請、承認に向けた種々のCMC薬事対応、CMC薬事と同時に発生していくCMC開発への対応について解説いたします。

開催日

  • 2021年2月18日(木) 13時00分 16時30分

修得知識

  • 海外導入品のCMC薬事対応、関連して対応する業務、その課題対応
  • 海外で開発された医薬品を導入し、日本で開発をすることになる場合のCMC薬事 (申請から承認) について
  • 日本特有の事項への対応を考慮した製造販売承認申請書、CTD、MFなど薬事資料の作成
  • 適合性書面調査、GCP調査、さらに、外国製造所認定、GMP適合性調査など薬事関連事項について
  • 日本と海外で大きなギャップがある変更の定義と、これらの申請書への記載対応について
  • 商用品のGQPでの管理も見据えた業務対応

プログラム

 海外で開発された医薬品を導入し、日本で開発をすることになる場合、CMC薬事部門では、日本用として、申請して承認までできるように仕立てていかなくてはなりません。具体的には、製造販売承認申請書、CTD、MFなどの作成になるわけですが、日本特有事項の対応もかなり出てくると思います。さらに、申請~承認の過程では、適合性書面調査、GCP調査、さらに、外国製造所認定、GMP適合性調査などの多くの薬事関連事項もあり、CMC薬事としての対応を求められるものと思います。
 また、申請書に記載する変更の定義は、日本と海外には大きなギャップがあり、CMC薬事部門では、将来、商用でのGQPでの管理も見据えて、変更に関する箇所をまとめていかねばなりません。
 これらのことを、開発スケジュールにも沿って、海外の導入元 (導出元) と実施していくことになれば、相当の労力も必要になってきます。海外導入品のCMC薬事対応とそれに関連して対応する業務などについて、その課題対応などについても、ご説明できればと考えております。

  1. 海外導入品のCMC開発
    1. 導入品のCMC開発とは
    2. CMC開発対応
    3. CMC薬事関連対応
      • 申請書
      • MF
      • CTDなど
  2. 海外導入品のCMC申請資料 (医薬品製造販売承認申請書、CTD、MF等) への対応 (海外との審査や変更区分のギャップなども含みます)
    1. 申請資料作成上の一般的な留意点
    2. 日本と海外 (特に欧米) との審査の違い
    3. 医薬品製造販売申請書 (申請書)
    4. 日本と海外の変更定義 (一変、軽微など) の違い
    5. Master File (MF)
    6. CTD (M2項/M3項/A項)
    7. CTDの上記の項目以外でCMC関連して留意する項目など
      1. 製造パラメーター関連 (M1.13)
      2. 臨床パートでのBA/BE関連 (M2.5/M2.7)
    8. 導入元作成のCTD使用 (使用可否、項目やデータの不足などへの対応、安定性データの使用などについても含みます)
    9. 導入元資料使用による申請資料作成における信頼性基準の確保対応 (根拠資料への対応など含みます)
  3. 医薬品製造販売承認申請書、CTD、MFの各パート (原薬、製剤、添加剤) への具体的な対応
    1. 原薬
      1. MF
      2. 製造販売承認申請書 (申請書)
      3. CTD
    2. 製剤
      1. 申請書
      2. CTD
    3. 添加剤 (原材料)
      1. 申請書
      2. CTD
      3. 日本薬局方 (JP) ,日本の公定書適合性
      4. 新規添加剤 (新規添加剤としての見極め、必要な資料など含みます)
  4. その他のCMC薬事関連への対応
    1. ヒト又は動物起源への対応
    2. 外国製造業者認定
    3. 照会事項,適合性 (書面) 調査、GCP調査への各対応
    4. GMP適合性調査
  5. 海外での申請資料 (海外申請資料) を日本での申請資料 (日本申請資料) とするための対応
    1. グローバルCTDとローカルCTDについて
    2. 海外申請資料の確認 (時期、内容)
    3. 日本申請資料への不足な項目、内容などの要否判断
    4. 導入元での定期的な海外申請資料の更新管理 (ICHマター、安定性などへの更新)
  6. 日本申請資料作成対応
    1. 導入先での作成スケジュール (開始時期など)
    2. 導入先での作成内容と役割分担
    3. 導入元からの支援、協力
  7. CMC薬事を進めていくための導入元 (導出元) と導入先での対応、管理体制
    1. 導入形態
    2. 導入時期 (Phase1 (P1) 以前/P1以降~P3まで/P3以降~申請まで)
    3. 作業分担 (導入元 (導出元) /導入先)
    4. 導入元と導入先での管理体制構築上の留意点
    5. 開発スケジュール管理のポイント
    6. 会議を開催する上でのポイント
    7. 日常の通信の重要性

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,000円(税別) / 46,200円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/5/16 医薬品ライセンス契約のドラフティングと紛争回避・解決のポイント オンライン
2024/5/16 Computer Software Assuranceセミナー オンライン
2024/5/17 データインテグリティを踏まえたGMP文書・SOP・記録の作成と管理 オンライン
2024/5/17 医薬品製剤の生物学的同等性とその定量的な予測方法の現状 オンライン
2024/5/20 改正GMP省令を踏まえたGMP適合性調査対応 効率的なGQP/GMP - QA連携とQA/QC業務範囲の明確化 オンライン
2024/5/20 無菌・滅菌製品、滅菌プロセス、滅菌バリデーション業務者教育コース (初級・入門 Aコース + 中・上級 Bコース) オンライン
2024/5/20 滅菌バリデーションの深堀と見落としがちな滅菌バリデーションの留意点、最新米国FDA等EO環境問題と代替滅菌プログラム動向、無菌性保証とパラメトリックリリース (PIC/S ANNEX17) とその推奨 オンライン
2024/5/20 バイオ医薬品開発を目的としたタンパク質溶液の安定化と添加剤の効果/選定 オンライン
2024/5/21 GMP工場の設備設計および維持管理のポイント オンライン
2024/5/21 新規モダリティ分野における各事業性評価手法と不確実性要素の注意点 オンライン
2024/5/21 医薬品開発におけるグローバルマーケットを見据えた知財戦略と出願・権利化選定/評価 オンライン
2024/5/22 実務で使える製造販売後調査等 (GPSP) 実施における留意点 オンライン
2024/5/22 診断薬業界に求められるビジネスモデルと事業・製品戦略 オンライン
2024/5/23 希少疾患の臨床開発・承認申請戦略 戦略構築への活用 オンライン
2024/5/23 希少疾病用医薬品 (オーファンドラッグ) の薬価算定の実際と薬価戦略 オンライン
2024/5/23 医薬品 洗浄バリデーションセミナー オンライン
2024/5/24 動物用医薬品開発の為の医薬品試験データの活用法と評価 オンライン
2024/5/24 GCP調査に向けたSOPの作成と管理並びにTMFの整備 オンライン
2024/5/24 将来の環境や戦略を踏まえた医薬品売上予測 オンライン
2024/5/27 神経障害性疼痛の最新治療とメディカルニーズ オンライン

関連する出版物

発行年月
2017/9/29 疾患・病態検査・診断法の開発
2017/8/31 きのこの生理機能と応用開発の展望
2017/6/21 体外診断用医薬品開発ノウハウ
2017/4/25 非GLP試験での効率的な信頼性基準適用と品質過剰の見直し
2014/11/27 3極対応リスクマネジメントプラン策定とEU-GVPが求める記載事項/国内との相違点
2014/11/15 医薬品メーカ20社〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書
2014/11/15 医薬品メーカ20社〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/7/30 高薬理活性医薬品・封じ込めQ&A集
2014/6/10 コンタクトレンズ用装着点眼剤 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/6/10 コンタクトレンズ用装着点眼剤 技術開発実態分析調査報告書
2013/11/28 正しいALCOA原則・実践から治験Quality Managementと適合性調査
2013/9/27 PMDA要求「EDC管理シート」記載方法と適合性調査対応 (ebook版)
2013/9/2 原薬・中間体製造プロセスにおける課題と対策
2013/6/1 画像診断機器(放射線) 技術開発実態分析調査報告書
2013/6/1 画像診断機器(放射線) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/5/31 在宅でのCDTM(共同薬物治療管理)の実践と薬局・薬剤師の次世代モデル
2013/5/30 新薬開発にむけた臨床試験(第I~III相臨床試験)での適切な投与量設定と有効性/安全性評価
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書
2013/3/27 医薬品・食品包装の設計と規制・規格動向 - 品質・安全・使用性向上のために -