技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

ICH Q12やGDP (保管・輸送条件) の妥当性を考慮した日米欧での新薬申請・一変 (軽微) 申請対応・比較とグローバルCTD作成の留意点

ICH Q12やGDP (保管・輸送条件) の妥当性を考慮した日米欧での新薬申請・一変 (軽微) 申請対応・比較とグローバルCTD作成の留意点

~設計から輸送までを俯瞰した品質のトータルコントロールとこれらを包含したCTDの構築が必要~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2019年11月21日(木) 10時30分 16時30分

修得知識

  • CTD (CMC) の全体像
  • 照会事項や米国FDA等の査察を考慮した製剤開発の留意点 (CTDへの記載方法)
  • GDPを含めた最新ガイドラインへの対応の理解
  • 実際のCTD作成に適用できる
  • 日米欧の一変 (軽微) の相違点と留意点
  • ICH Q12を考慮した変更申請対応の理解
  • 実際の一変対応やCTD作成に適用できる

プログラム

 CTDによる承認申請は新薬に加え、後発品や一変対応にも広がっている。また、アジア等の一部の国は、既承認品の更新に対してもCTDでの資料提出を求めている。CTD対応は記載内容の科学的一貫性への考慮に加え、規制当局による照会事項や承認前の査察対応にも留意が求められる。加えて、医薬品の輸送品質 (GDP) への対応が本格的に必要になりつつあり、設計から輸送までを俯瞰した医薬品品質のトータルコントロールが求められ、これらを包含したCTDの構築が必要である。
 本講座は、上記の内容につき具体例を交えた詳説する。特に、変更申請対応では、日本での新たな対応方法やICH Q12の詳細に加え、日米欧の一変 (軽微) 内容の相違点の詳細につき事例を交えて説明する。

  1. CTDによる新薬・後発品の申請対応 (CTDの全体像)
    1. CTDとは? CTD化のメリットとは?
    2. 後発品および一変申請のCTD義務化
    3. 第1部の詳細と第1部の内容に対する規制当局の着眼点 (日本)
    4. 第2部 (2.3部) の概要
    5. 第3部の詳細
    6. CTD化に伴う「科学的一貫性」の重要性 (leaf間の関連性の詳説)
    7. 社内技術文書とCTDの関連性
  2. ICH Q12の動向を踏まえた日米欧での一変 (軽微) 申請対応
    1. ICH Q12の背景・目的・適用範囲
    2. ICH Q12の目的を達成するための内容
      • ECs
      • PACMP
      • PLCM
    3. 日本での変更管理規制、変更カテゴリー
    4. 日本での一変・軽微の最新対応方法・動向
    5. 日米欧での承認申請対応の比較、変更管理対応
    6. 欧州の許認可制度の詳細 (新薬申請から一変・軽微対応)
    7. 米国の許認可制度の詳細 (新薬申請から一変・軽微対応)
    8. 日米欧での許認可事項の変更の比較 (グローバル変更対応の一助)
  3. 規制当局の照会事項、承認前査察対応を踏まえたCTD作成の留意点
    1. リスクアセスメントに基づく製剤設計とCTDへの記載の留意事項
    2. 照会事項および規制当局の査察を考慮したCTD対応
    3. 3-1及び3-2項の内容
      1. リスクアセスメント (QbD) の具体例の詳説 (製品設計)
      2. 原薬粒子径、製剤中の結晶形評価の留意点
      3. 製造工程での均一性評価と留意点
      4. CTDの一貫性を考慮した製造工程管理および管理戦略対応
      5. その他
  4. GDPを考慮した開発品及び既承認品の保管・輸送条件の妥当性の検証 (照会事項対応含む)
    1. GDPとは何か?
    2. GDPを含めた日本での薬事規制関連
    3. 世界各国のGDP、各種ガイドライン
    4. GDPを考慮した医薬品の保管・輸送条件の妥当性検討・検証の詳細
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 池松 康之
    エーザイ株式会社 メディスン開発センター ファーマシューティカル サイエンス&テクノロジー機能ユニット CMCレギュラトリー部
    部長

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

4F 研修室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 47,500円 (税別) / 52,250円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 47,500円(税別) / 52,250円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/10/1 オーファンドラッグの開発戦略と事業性評価の考え方 オンライン
2024/10/1 医薬品ライセンスにおけるデューデリジェンスのプロセスと実務対応 オンライン
2024/10/1 バイオ/抗体医薬品 CMC申請・CTD作成/品質試験・規格設定コース オンライン
2024/10/1 バイオ医薬品/抗体医薬品におけるCMC薬事申請・CTD作成とCMC薬事デザインのポイント オンライン
2024/10/1 バイオ医薬品開発を目的としたタンパク質溶液の安定化と添加剤の効果/選定 オンライン
2024/10/2 GDPガイドライン入門講座 オンライン
2024/10/2 GDP対応のための文書整備、流通業者管理と実務対応のポイント オンライン
2024/10/2 中国・香港・台湾・韓国・インド・ASEAN主要国の薬事規制比較と現地対応ノウハウ オンライン
2024/10/2 ペプチド医薬品原薬の製造プロセス開発とスケールアップの留意点 オンライン
2024/10/2 治験に関わるベンダーの要件調査と監査 オンライン
2024/10/4 メディカルライティング入門講座 オンライン
2024/10/4 医薬品の品質保証 (QA) / 品質管理 (QC) における具体的対応手法 オンライン
2024/10/4 新規モダリティの事業価値評価とGO/No-go意思決定のポイント オンライン
2024/10/7 現場で役に立つCAPA (是正予防・予防処置) 導入手順・事例と根本的原因分析入門講座 オンライン
2024/10/7 医薬品製造における異常・逸脱管理とインシデンツ対応 オンライン
2024/10/7 バイオ医薬品/抗体(ADC抗体)医薬品における品質試験/安定性試験と品質規格設定のポイント オンライン
2024/10/7 バイオシミラーの診療報酬評価と開発、普及への取り組み オンライン
2024/10/7 医療機器の企画開発から薬事承認申請までの各段階におけるメディカルライティングの留意事項 オンライン
2024/10/8 事例から学ぶQA担当者教育訓練とQA部門構築のポイント オンライン
2024/10/8 改正GMP省令、PIC/S DIガイドをふまえたGMP文書・記録の再点検およびデータ改竄、捏造、隠蔽防止のための工夫 オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/3/22 GxP領域でのクラウド利用におけるCSV実施/データインテグリティ対応
2024/3/22 GxP領域でのクラウド利用におけるCSV実施/データインテグリティ対応 (製本版 + ebook版)
2024/1/31 不純物の分析法と化学物質の取り扱い
2023/12/20 遺伝子治療用製品の開発・申請戦略 (製本版 + ebook版)
2023/12/20 遺伝子治療用製品の開発・申請戦略
2023/11/30 当局査察に対応した試験検査室管理実務ノウハウ
2023/11/29 開発段階に応じたバリデーション実施範囲・品質規格設定と変更管理 - プロセス/分析法バリデーション - (製本版 + ebook版)
2023/11/29 開発段階に応じたバリデーション実施範囲・品質規格設定と変更管理 - プロセス/分析法バリデーション -
2023/8/31 ゲノム編集の最新技術と医薬品・遺伝子治療・農業・水畜産物
2023/5/26 グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP (日本/欧州) ・REMS (米国) 策定とリスク設定・対応 (製本版 + ebook版)
2023/5/26 グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP (日本/欧州) ・REMS (米国) 策定とリスク設定・対応
2023/2/28 mRNAの制御機構の解明と治療薬・ワクチンへの活用
2023/1/31 新規モダリティ医薬品のための新しいDDS技術と製剤化
2023/1/31 超入門 改正GMP省令セミナー
2022/12/9 データインテグリティに適合するための電子/紙データ・記録の運用管理とSOP作成手法 (製本版 + ebook版)
2022/12/9 データインテグリティに適合するための電子/紙データ・記録の運用管理とSOP作成手法
2022/11/30 抗体医薬品製造
2022/7/29 ペプチド医薬品の開発・事業化戦略および合成・分析・製造ノウハウ
2022/6/24 Trial Master File (TMF) の保管・電磁化移行とeTMFシステム実装時のSOP作成/指摘事例・対策
2022/6/24 Trial Master File (TMF) の保管・電磁化移行とeTMFシステム実装時のSOP作成/指摘事例・対策 (製本版 + ebook版)