技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

GMP査察の実際とスムーズな英語通訳対応ノウハウ

GMP査察の実際とスムーズな英語通訳対応ノウハウ

~査察時に必ず照査される文書とは? 規制当局が重要視するポイントのトレンドとは?~
大阪府 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、製薬・医療機器現場での豊富な査察対応経験のある講師が、GMP査察の実際と英語通訳対応のノウハウについて、最新の情報を交えて解説いたします。

開催日

  • 2019年10月7日(月) 12時30分16時30分

修得知識

  • 各種GMP査察をスムーズに進めるための留意点
  • GMPの基本概念や用語
  • 規制当局が重要視するポイントのトレンド
  • 社内で通訳する際、あるいは外部の通訳者を 雇う場合の注意

プログラム

 製薬・製薬機器業界においてGMPをはじめとするGxP査察・監査は益々増える傾向にあります。また査察のポイントは時代の流れで変わっていきます。そんな中、査察の決定と共に企業側では様々な準備、対応が必要になります。
 当セミナーでは査察をスムーズに進めるためのGMPの知識、GMP用語などを医薬品FDA査察の流れに沿って通訳者の立場からわかりやすく説明します。基本的GMP用語とその概念を紹介し、査察現場における質問とその答え方、更に通訳を介してのやり取りにおいて注意点などを講師の経験から説明します。実際の査察事例のエピソードも紹介します。

  1. GMP
    1. GMPとは何か
    2. 査察と監査
    3. 査察/監査の種類、目的
    4. GMP 6 systems
    5. GxP: GMP, GLP, GCP, GDP、PV
  2. 査察の通知・査察の流れ
  3. 査察前の準備
    1. 査察官の人数、日程
    2. 要求される文書と翻訳
    3. SMEトレーニング
    4. 役割分担 (バックルーム運営)
    5. 文書・設備などのチェック
    6. 通訳者の選定と資料提供
    7. 査察中のロジスティック
  4. オープニング
    1. 査察官を迎える
    2. 会社概要説明
    3. 査察スケジュール (査察は査察官のもの)
  5. プラントツアー (工程の流れに従って)
    1. 倉庫
      • 原材料受け入れ、在庫管理
      • 受け入れ試験、サンプリング
      • 状態表示、区分保管、合格品、不合格品
      • 入室制限
      • 温湿度管理、防虫防鼠
    2. 製造エリア
      • 製造設備とその管理
      • 状態表示 (部屋、機器)
      • 機器の洗浄、校正
      • 製造指図、記録書
      • 差圧管理
      • 環境モニタリング
    3. ユティリティ
      • 水システム
      • 水質試験
      • サンプリング
    4. 品質管理試験室
      • サンプル受け入れからの流れ
      • 試験機器とその管理
      • 分析法、規格
      • 試験記録、試験成績書
      • 標準品、参考品、試薬の管理、保管
      • 安定性試験
      • 微生物試験室
      • コンピューターシステム・データ管理
      • データの完全性 (data integrity)
  6. 文書照査 If it is written, it was not done
    1. 文書管理、GDP
    2. 必ず照査される文書
      • 品質システム
        • 変更管理
        • 逸脱
        • CAPA
        • OOS
        • 苦情処理
        • 回収
      • 製造関連
        • 製造記録
        • バリデーション関連:DQ
        • IQ
        • OQ
        • PQ
      • 品質管理
        • 試験記録
      • 製品年次照査
      • 納入業者管理
      • 教育訓練
  7. クロージング
    1. 査察官の講評
    2. Form483発行
  8. 査察対応の注意点 (最近のFDA査察事例を含めて)
  9. 査察通訳業務の注意点
  10. 質疑応答
    • 質疑応答

会場

大阪産業創造館

5F 研修室E

大阪府 大阪市 中央区本町1丁目4-5
大阪産業創造館の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,000円(税別) / 46,200円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/6/30 品質管理試験室にむけたQC点検と信頼性確保 / 分析法バリデーションに必要となる統計解析 / 基準値設定・分析法変更/技術移転時の同等性評価 (3コース) 東京都 会場・オンライン
2025/6/30 グローバルGMPをふまえた非無菌医薬品の製造、品質管理における環境モニタリング・空調・製薬用水の管理範囲と必要レベル オンライン
2025/6/30 研究所における医薬品を含む化学物質の管理と管理体制の構築 オンライン
2025/6/30 品質管理試験室にむけたQC点検と信頼性確保の対応 東京都 会場・オンライン
2025/6/30 医薬品 洗浄バリデーションセミナー オンライン
2025/7/1 高分子・中分子医薬品における凍結乾燥技術と条件設定とバリデーションの具体的ポイント 会場・オンライン
2025/7/1 研究所における医薬品を含む化学物質の管理と管理体制の構築 オンライン
2025/7/1 中国における医療機器 / 臨床開発の実際と申請書作成の留意点 オンライン
2025/7/1 欧州医療機器規則MDR (臨床評価編) オンライン
2025/7/2 試験検査管理で知っておきたい重要項目とその対応策 オンライン
2025/7/3 製造所における無通告査察に対応したデータインテグリティーの準備・強化の具体的なポイント オンライン
2025/7/3 注射剤の異物検査の方法と基準設定及び異物低減方法 オンライン
2025/7/3 GMP監査・無通告査察実施時の対応ポイントとQA・QCの各対応 オンライン
2025/7/3 HPLC (高速液体クロマトグラフィー) 入門と使用時の留意点及びトラブルシューティング オンライン
2025/7/3 ICH-E6 (R3) に対応したQMS構築とQbD・品質許容限界設定の考え方・逸脱対応 オンライン
2025/7/4 製薬用水入門講座 オンライン
2025/7/4 振動分光法による医薬品原料の全数受入確認試験の事例およびPAT技術による製剤設計・工程設計の実践 オンライン
2025/7/4 ICH Q3D/元素不純物分析試験法設定及びバリデーション方法 オンライン
2025/7/7 医薬品売上予測でのExcel活用テクニック オンライン
2025/7/7 生物学的安全性評価の進め方とデータ評価のポイント オンライン

関連する出版物

発行年月
2013/9/2 原薬・中間体製造プロセスにおける課題と対策
2013/7/20 マッサージ機〔2013年版〕 技術開発実態分析調査報告書
2013/7/20 マッサージ機〔2013年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/6/1 画像診断機器(放射線) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/6/1 画像診断機器(放射線) 技術開発実態分析調査報告書
2013/6/1 画像診断機器(磁気共鳴) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/6/1 画像診断機器(磁気共鳴) 技術開発実態分析調査報告書
2013/6/1 画像診断機器(超音波) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/6/1 画像診断機器(超音波) 技術開発実態分析調査報告書
2013/5/31 在宅でのCDTM(共同薬物治療管理)の実践と薬局・薬剤師の次世代モデル
2013/5/30 新薬開発にむけた臨床試験(第I~III相臨床試験)での適切な投与量設定と有効性/安全性評価
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書
2013/3/27 医薬品・食品包装の設計と規制・規格動向 - 品質・安全・使用性向上のために -
2013/2/27 リスクマネジメント・CAPA(是正措置・予防措置)導入手引書
2013/2/20 消臭・脱臭・除菌機器 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/2/20 消臭・脱臭・除菌機器 技術開発実態分析調査報告書
2013/2/5 放射線医療(癌診断・治療) 技術開発実態分析調査報告書
2013/2/5 放射線医療(癌診断・治療) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/1/28 造粒・打錠プロセスにおけるトラブル対策とスケールアップの進め方