技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

医薬品デジタルマーケティング入門講座

医薬品デジタルマーケティング入門講座

東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2019年4月18日(木) 10時30分 15時40分

プログラム

第1部. 初めての医薬品デジタルマーケティング入門講座

(10:30~12:00)

 医薬品業界で初めてデジタルマーケティングを担当する方、改めて体系的に勉強しなおしたい方向けにわかりやすい内容にまとめた入門講座です。一方的な講義形式ではなく、受講者のニーズに合わせた対話形式で、理解を深めるためのクイズ、Q&A、ディスカッションを重視します。Google、Amazon、Facebook、Apple (GAFA) など、インターネットを活用したビジネスが日常生活に浸透して20年ほどが経ちました。時を同じくして、デジタルマーケティングが日本に浸透し、製薬企業が本格活用しはじめて15年。インターネットサービスの歴史や最新動向を踏まえつつ、製薬業界で取り組まれているデジタルマーケティングの実例を紹介しながら解説します。変化の激しい業界ですが、20年間普遍的な理論を学ぶことで、バズワード (次から次へと出てくる新しいカタカナ語) に振り回されない考え方を学んでいただきます。同時に、受講後は実務ですぐに活かせるような実践的な内容にもなっています。講演中でも講演後でも、お気軽に質問してください。

  1. デジタルマーケティングとは
    1. デジタル時代とは?
    2. デジタル時代に生み出されたマーケティングとは
    3. これだけはおさえたい!デジタルマーケティング用語
    4. デジタルマーケティング時代 20 年普遍の理論とは?
  2. プロモーションツールとしてのデジタルマーケティング
    1. 主なデジタルマーケティングサービス
    2. 各種デジタルマーケティングサービスの特徴
    3. ツール導入時に気をつけるべきポイント
    4. 医薬品デジタルプロモーションで気をつけるべきコンプライアンス課題
  3. 具体的なデジタルツールの事例、活用法
    1. 医師向けデジタルプロモーションサービス例
    2. 患者向けデジタルプロモーションサービス例
  4. 希少疾患薬 (オーファンドラッグ) での活用事例
    1. 希少疾患薬プロモーションの 3 つの課題
    2. 医師もググってる?
    3. 疾患啓発 Web サイトの役割

第2部. 医薬品デジタルマーケティングの潮流

~適正な処方拡大とその効果検証の最新手法~

(13:00~14:30)

 製薬業界においてデジタルマーケティングは20年の時を経てなお、マーケティング活動の主役となり切れていません。MRの訪問による情報提供モデルに限界がきていると言われているにも関わらず、こうした状況です。一方で、マルチチャネルマーケティングを実現している施策・手法そのものは高度化し、決して他業界に後れを取っているわけではありません。デジタルマーケティングが信頼を勝ち得ていない一番の要因は、独特の商流・意思決定モデルゆえの効果検証の難しさにあります。
 シェアオブボイス (SOV) すなわち訪問回数や、広告クリック回数を追う従来型のモデルから脱却し、真の処方インパクトのある施策とその改善活動を行うマーケティング手法とは? その最新の動向をご紹介します。

  1. 製薬マーケティングにおけるKPIの変遷
  2. 医師のカスタマージャーニー
    (マーケティング活動が処方拡大につながるまで)
  3. SOV (シェアオブボイス) の限界
  4. 業績 (処方量) と相関する新たなKPI
  5. Yearly ManagementからWeekly Managementへ

第3部. MA (Marketing Automation) のテクノロジーを活用した製薬会社における医師向けデジタルマーケティングの現状と展望

(14:40~15:40)

 本講演では、製薬会社における医療従事者向けデジタルマーケティングの現状と展望に関して、Marketing Automation (MA) の観点から議論を進めます。営業活動において使われるSFA/CRMとは異なり、マーケティング活動の効率化・自動化を目的に使われるMAは、リードジェネレーションやリードナーチャリング、ひいては営業支援の領域まで有効と考えられています。
 製薬業界においてもデジタルトランスフォーメーションが進む中で、製薬会社なりのMAの活用可能性につき、これまで弊社が開催したワークショップや導入プロジェクトの経験からご紹介いたします。

  1. MAとは何か
    • MAで自動化できること
    • ウェブサイトにおける行動追跡
    • スコアリング 等
    • MAツールのデモンストレーションも含む
  2. なぜMA導入を検討する製薬会社が増えているのか
  3. MA導入事例
    • Roche Diagnostics
    • GE Healthcare等
  4. MA導入の進め方、体制やスケジュール等

会場

江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)

9階 会議室

東京都 江東区 亀戸2-19-1
江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 23,139円(税別) / 24,990円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 43,750円(税別) / 47,250円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 69,417円(税別) / 74,970円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 92,556円(税別) / 99,960円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 138,833円(税別) / 149,940円(税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/3/5 無菌製剤・再生医療等製品の工場における査察対応とGMP改善業務 オンライン
2025/3/5 コンピュータ化システムバリデーション (CSV) の基礎とデータ・インテグリティ確保 オンライン
2025/3/5 2025年最新の疼痛治療戦略および求める薬剤のプロファイル オンライン
2025/3/5 医薬品製造設備におけるクリーンルームの基礎と空調設備の設計・維持管理 オンライン
2025/3/5 脂質ナノ粒子 (LNP) の処方設計と製造プロセス開発 オンライン
2025/3/6 研究開発部門が行う高収益ビジネスモデルの構築 オンライン
2025/3/6 非臨床試験における試験委受託時と報告書レビューの留意点 オンライン
2025/3/7 初任者のためのQA業務 (GMP監査・自己点検) 入門講座 オンライン
2025/3/7 知財KPIの設定とIPランドスケープの実践事例 オンライン
2025/3/7 滅菌バリデーション基礎講座 オンライン
2025/3/7 開発早期段階における患者数、売上、薬価予測 オンライン
2025/3/7 リスク分析をした洗浄バリデーションの実施方法と残留許容限度値の設定 オンライン
2025/3/7 PMDA審査官から高評価が得られる非臨床領域のメディカルライティング オンライン
2025/3/7 マイクロバイオームの実用化にむけた課題と現状 オンライン
2025/3/10 医薬品の知的財産制度をふまえた特許戦略構築と知財デュー・デリジェンス/知財価値評価のポイント オンライン
2025/3/10 デジタルを基盤としたニューモダリティー医薬品/ヘルスケアの探索・初期評価と事業性検討 オンライン
2025/3/10 GMPにおける (製造・試験) 外部委託業者管理・監査の留意点とチェック項目 オンライン
2025/3/11 実際に起こった不具合や解決方法、注意点で学ぶスケールアップ・ダウン検討および実験計画の進め方・データのとり方、操作の簡略化 オンライン
2025/3/11 核酸医薬品における非臨床安全性評価とCMC/品質評価・不純物管理 オンライン
2025/3/11 新しいアイデア・取り組みを成功させるための戦略的組織マネジメント オンライン

関連する出版物

発行年月
2021/3/30 経験/査察指摘/根拠文献・規制から導く洗浄・洗浄バリデーション:判断基準と実務ノウハウ
2020/6/30 米国での体外診断用医薬品の開発/審査対応 実務集
2020/4/27 各国要求及び治験環境と現地の実情
2020/3/30 当局要求をふまえたデータインテグリティ手順書作成の要点
2020/3/24 リアルワールドデータの使用目的に応じた解析手法 - 各データベースの選択と組み合わせ -
2020/2/27 海外データ (試験施設) /海外導入品の信頼性基準適用と効率的なデータ利用・CTD申請
2020/1/30 凍結乾燥の最適な条件設定による品質の安定化 - ラボ機と生産機の性能の違いを反映させたスケールアップ -
2019/8/1 データインテグリティ規程・手順書
2019/6/27 EU GVP Module I /ISO9001要求をふまえたQuality Management System の実装と運用
2019/6/27 FDAが要求するCAPA導入の留意点
2019/5/31 医薬品モダリティの特許戦略と技術開発動向
2019/4/24 洗浄バリデーション実施ノウハウと実務Q&A集
2018/11/30 希少疾患用医薬品の適応拡大と事業性評価
2018/10/30 高薬理活性医薬品封じ込めQ&A集 Part2
2018/9/28 腸内細菌叢を標的にした医薬品と保健機能食品の開発
2018/8/31 がん治療で起こる副作用・合併症の治療法と薬剤開発
2018/7/31 医薬品・医療機器・再生医療開発におけるオープンイノベーションの取り組み 事例集
2018/6/29 医薬品グローバル開発に必要な英語実務集
2018/5/30 GVP Module改訂をふまえたEU Pharmacovigilance規制の実装
2018/5/18 創薬のための細胞利用技術の最新動向と市場