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フィルム延伸の結晶化メカニズムと状態解析

フィルム延伸の結晶化メカニズムと状態解析

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、フィルム延伸について基礎から解説し、分子配向状態のフィルム特性への影響、セパレータフィルム・光学用途フィルムなど各用途における延伸装置の使い方について詳解いたします。

開催日

  • 2019年2月12日(火) 10時00分 17時00分

プログラム

第1部 フィルム成形における結晶化挙動

(2019年2月12日 10:00〜12:00)

  1. はじめに
  2. PETフィルムの製造プロセス
  3. フィルム延伸過程における結晶化挙動の解析
  4. 一軸延伸過程におけるPETフィルムの結晶化挙動
  5. 幅拘束一軸延伸におけるPETフィルムの結晶化挙動
  6. 同時二軸延伸過程におけるPETフィルムの配向形成と結晶化挙動
  7. 逐次二軸延伸過程における結晶化挙動
  8. 二軸延伸PETフィルムにおける結晶配向
    • 質疑応答

第2部 フィルム延伸の装置とプロセス

(2019年2月12日 12:50〜14:50)

  1. フィルム延伸の基礎
  2. フィルム延伸装置の構成
  3. フィルム延伸装置の条件設定
  4. フィルム延伸装置の最新情報
    • 質疑応答

第3部 フィルム製造におけるシミュレーションと解析

(2019年2月12日 15:00〜17:00)

 ディスプレイ等に用いられる光学フィルムの製造・延伸技術等を概観する。特に、テンター延伸 (横延伸) の有限要素シミュレーションや、フィルムキャスト工程の数理モデルによる解析例を紹介する。

  1. 光学フィルムの製造プロセスと用途
    1. 原料樹脂からロールフィルム製造まで
    2. フィルム製造の各種要素プロセス
      • 押出
      • フィルムキャスト
      • 延伸
    3. プラスチックの特性と用途
  2. フィルム延伸のシミュレーション技術
    1. 高次構造と応力 – 光学側
    2. 横延伸の有限要素シミュレーション
    3. 屈折率楕円体予測
  3. フィルムキャスト工程の解析
    1. 1次元ニュートン流体モデル
    2. 1次元Power.Low流体モデル
    3. 断面2次元ニュートン流体モデル
    • 質疑応答

講師

  • 宝田 亘
    東京工業大学 大学院理工学研究科 有機・高分子物質専攻
    助教
  • 田村 政嗣
    東芝機械 株式会社 押出成形機事業部 押出成形機技術部
    押出プロセス技術担当
  • 佐藤 隆 (日本ゼオン)
    日本ゼオン株式会社 総合開発センター 生産技術研究所
    主席研究員

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

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受講料

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: 55,000円 (税別) / 59,400円 (税込)
複数名
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