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自社保有技術を上手に使った新規事業テーマの発掘とその進め方

自社保有技術を上手に使った新規事業テーマの発掘とその進め方

~自社の強みを最大限に活かし、スピードと成功確率の高い新事業をどう生み出すか~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2018年3月16日(金) 11時00分16時30分

プログラム

第1部. 日本ペイントのイノベーション

~『新規技術の創出』と『保有技術の活用』~

(2018年3月16日 10:30〜12:00)

 弊社は1881年 (1881年) 創業の塗料メーカーである。 2009年以降、会社の再生に取り組み、2015年4月に持株会社と4つ の事業会社に再編した。それに伴い、研究開発体制も見直し、R&D をゼロベースで作り上げた。その過程で新規テーマを創出し、グ ループ保有技術の整理を行って新たな事業創出を目指している。 イノベーションを「特定の技術の最初の商業利用」ととらえ、技術を ニーズとつなぐため様々な取り組みを行っている。本講演ではその 一端を紹介する。

  1. 会社の再生 サバイバルチャレンジ
  2. R&Dをゼロベースで作る
  3. 新規技術創出の取り組み
  4. 新規技術のご紹介
  5. グループ内での技術の共有
  6. 当社グループの技術の棚卸
  7. 保有技術のご紹介
  8. 日本ペイントホールディングスが考えるイノベーション
  9. ニーズ探索の考え方
  10. 活動のご紹介

第2部. 展示会を活用した 新しい用途開発と異業種との組み方、進め方

(2018年3月16日 12:45〜14:15)

 企業の研究所は、刷新的な技術の確立によって常に新 商品を創出し、企業の経営を継続的に安定させることが求められて います。しかし、昨今では急速に市場要求が変化し、既存市場のみ ならず異業種での新商品開発も必要不可欠になっています。このため、研究開発テーマのターゲティングが今まで以上に困難になり、し かも長期間の開発期間を要し、開発投資に見合った大きな成果を 挙げることが難しい状況になっています。 この対策として、研究所 がおこなう基礎研究の最中であっても常に市場動向を把握すること が重要になっており、開発中盤の試験品試作段階でも学会や展示 会を活用して、研究開発中の新商品を世に問いただしてみる必要 があります。さらに、展示会での出逢いから次のニーズを発掘し、そ れが自社のシーズ開発へつながるケースも見られます。 本会で は、一方的な講演ではなく、時間のゆるす限り皆様の課題と向き合 いたいと考えています。

  1. 当社概要のご紹介
  2. 自己紹介と体験談
  3. 社内の仕組み (ミッション+組織+運用ルール) 作り
  4. 研究開発活動とマーケティング活動
  5. ステージゲート法による研究開発の進捗管理
  6. 新商品のプロモート活動
  7. 学会・展示会の有効活用
  8. 学会・展示会出展後の対応
  9. 展示会から生まれるニーズ発掘
  10. 新商品開拓事例紹介

第3部. 自社技術の棚卸しと新事業テーマの選定と進め方

(2018年3月16日 14:30〜16:00)

 これまでに自社の製品・サービスを開発する過程で生み出された技術は、現在の事業を支えるだけでなく、将来の新規事業を生み出す貴重な資源である。自社が獲得した技術を効果的に展開・活用できるか否かは、ものづくり企業の将来の成長を大きく左右する。 本講義では、弊社の新規事業 (唾液検査システム) を事例に、未来視点・事業視点から描いたビジョン・事業モデル・技術目標の設定と並行した「技術の棚卸し」とそれを基にした、新規事業テーマ化までのプロセスと運営・人材育成について考え方を述べたい。

  1. ライオンの紹介
  2. 技術の棚卸しの目的
  3. 研究ビジョンの策定と並行した技術の棚卸し
  4. 技術の棚卸しと技術の再定義
  5. 新規事業テーマ創出・評価のプロセス
  6. 新規事業テーマ創出のための運営・人材育成

講師

  • 小畑 裕作
    ハリマ化成 株式会社 研究開発カンパニー 研究企画部
    部長
  • 外谷 栄一
    サーマルセミコンデザイン株式会社
    代表取締役
  • 安達 宏
    ライオン株式会社 経営戦略本部 事業開発部
    事業育成担当部長

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

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