技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

コンピュータ化システムバリデーション実務対応

リスクベースによる緩急をつけた

コンピュータ化システムバリデーション実務対応

~力の入れ所、簡素化する所、データインテグリティ実務対応~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2017年9月14日(木) 10時30分16時30分
  • 2017年9月15日(金) 10時00分16時00分

受講対象者

  • CSVに関連する部門の方
    • 製造 製造技術 エンジニアリング IT
    • CMC 製剤研究 分析研究 非臨床研究
    • QC QA 薬事監査 (社内監査、委託先監査)
    • システム供給者、装置供給者、機器供給者
    • システムハウス、エンジニアリング会社、ゼネコン
  • CSVやデータインテグリティをゼロベースで習得する必要のある方
  • 知識をブラッシュアップしたい方

プログラム

以下の様な話しを良く耳にする。

  • 国内外の当局査察においてどのようなCSV指摘があるのか知りたい
  • 少しでもカスタマイズするとカテゴリ4か5となり、CSVに多くの労力を要する
  • リスクベースのCSVが推奨されているが、リスクベースのやり方が判らない
  • 適正管理ガイドラインではなく、GAMP5リスクベースのCSVは許容されるのか
  • ERES指針やPart 11は理解できたが、実践方法が判らない
  • データインテグリティ対応が急務とのことであるが、何を行えばよいか判らない

 本講座では、CSV実習を含む以下の3部構成により、リスクベースによる緩急をつけたCSV方法とデータインテグリティ対応を基礎からじっくりと身につけていただく。
 また、豊富な教材により、後日の復習やさらなる自習が可能である。
 システム題材を持ち込む場合は、PC画面1枚に収まるようなシステム構成図の電子ファイルとハードコピーを初日にご提出願います。なお、時間的制限から持ち込み題材のすべてを取り上げることができないことがありうることをご了解願います。
 質疑応答では、CSV/ER ESやデータインテグリティに関し、日常の業務において困っていることや疑問などにお答えします。
事前質問は大歓迎ですが、準備の都合上、可能であれば2週間前までにご提出いただけるとたすかります。

  1. 第1部 ERESとCSV
    1. 電子記録と電子署名の基礎
    2. 生データの電子化
    3. CSVの基礎
    4. リスクマネジメントのポイント
    5. 供給者監査のポイント
    6. CSV文書
    7. GAMP5のポイント
    8. コンピュータ化システム適正管理ガイドライン
    9. 適正管理ガイドラインの査察
    10. FDAウォーニングレターに見るCSV指摘
    11. FDAウォーニングレターに見るスプレッドシート (エクセル) 指摘
    12. FDA Part 11
    13. PIC/S Annex 11
    14. PIC/Sのコンピュータ要件
    15. 事例研究
      • 市販標準製品のDQ、IQ、OQ、PQ
      • スプレッドシート (エクセル) のバリデーション
      • PLC組込機器/装置のバリデーション
  2. 第2部 データインテグリティ速習
    • データインテグリティ対応のポイントを、標準テキストから抜粋して説明する。
      1. データインテグリティとは
      2. EMA (欧州医薬品庁) の査察指摘
      3. FDAウォーニングレターにおける指摘
      4. 国内におけるFDA 483指摘
      5. 実務対応方法
  3. 第3部 CSV実習
    • 受講者が下記項目の実習を行い、講師が回答例を説明する。
      講師とのディスカッションをとおしCSVの実務ポイントを身につけていただく。
      1. ユーザーと供給者の役割分担
      2. カテゴリ3におけるCSV項目
        (データインテグリティ要件をどのようにURSに記載するか)
      3. バリデーションアプローチと検証項目 システム題材:
        1. 打錠機の制御・監視システム (標準製品)
        2. 打錠機の制御・監視システム (一部カスタマイズ)
        3. 計装システム (計装制御盤)
          (PLC+ペーパーレスレコーダー+タッチパネル+デジタル調節計)
        4. LIMS (ラボ情報管理システム)
    • 質疑応答

講師

  • 望月 清
    合同会社 エクスプロ・アソシエイツ
    代表

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 60,000円 (税別) / 64,800円 (税込)
複数名
: 55,000円 (税別) / 59,400円 (税込)

配布する資料

  • 「ERESとCSV」標準テキスト (400スライド)
  • 「データインテグリティ」標準テキスト (220スライド)
  • 付録CD (160ファイル)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 55,000円(税別) / 59,400円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 60,000円(税別) / 64,800円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 110,000円(税別) / 118,800円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 165,000円(税別) / 178,200円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/6/5 バイオ医薬品・再生医療等製品における国内外の規制当局の考え方をふまえたセルバンク管理と申請資料への記載方法 オンライン
2025/6/6 医薬品製造方法に関する承認後変更管理 (PACMP) の進め方・活用法 オンライン
2025/6/6 簡便化、抜け防止の観点をふまえたGMP SOP/製造指図記録書の形式・作成 (改訂) ・記入方法 オンライン
2025/6/6 医薬品製造現場におけるコスト削減と少人数体制のQC/QA業務効率化 オンライン
2025/6/9 mRNA/LNP (脂質ナノ粒子) 医薬品における品質・安全性評価とLNP/DDSの設計・評価の留意点 オンライン
2025/6/9 試験検査室管理の実務ポイントと査察対応 オンライン
2025/6/9 エンドトキシン試験と次世代 (蛍光法組み換え体ライセート試薬試験、MAT法を含む) パイロジェン試験法の最近の動向について オンライン
2025/6/10 ゼロから始める初心者向けバリデーション オンライン
2025/6/11 製造/ラボにおける監査証跡の運用方法とレビュー手順・効率的対応へのヒント オンライン
2025/6/11 医薬品製造現場におけるQuality Culture醸成とCAPAの推進 オンライン
2025/6/11 ラボでの電子実験ノート管理・運用における経験からわかった製造や研究開発部門での電子情報管理の問題点・解決とDXの進め方 オンライン
2025/6/11 バイオ医薬品の原薬製造工程に関する承認申請書/CTD作成の留意点 オンライン
2025/6/11 バイオ医薬品のQC業務に絶対必要なタンパク質分析技術の基礎とスキル オンライン
2025/6/12 単なる書類監査で終わらない実効性のある監査にするための監査員養成の具体的ポイント オンライン
2025/6/12 再生医療等製品/細胞加工物の製造・品質管理 (GCTP省令) における施設・製造管理とPMDAによる指摘事例を踏まえた査察準備と対応 オンライン
2025/6/13 環境モニタリングにおけるポイント設定根拠・手順とアラート・アクションレベル設定の妥当性および汚染管理戦略に従ったSOP記載事項/作成上の留意点 オンライン
2025/6/13 コンピュータ化システムバリデーション (CSV) の基礎と注意点 (Q&A) オンライン
2025/6/16 PV領域におけるQMSの本質と役割、導入・運用管理のポイント オンライン
2025/6/16 GMP工場の設備設計および維持管理のポイント オンライン
2025/6/16 開発候補品の想定薬価検討と有効な薬価申請資料作成・交渉戦略のポイント オンライン

関連する出版物

発行年月
2025/2/20 医薬品製造を目的としたプロセス化学と薬事規制及び製薬企業の動向
2024/3/22 GxP領域でのクラウド利用におけるCSV実施/データインテグリティ対応 (製本版 + ebook版)
2024/3/22 GxP領域でのクラウド利用におけるCSV実施/データインテグリティ対応
2024/1/31 不純物の分析法と化学物質の取り扱い
2023/12/20 遺伝子治療用製品の開発・申請戦略
2023/12/20 遺伝子治療用製品の開発・申請戦略 (製本版 + ebook版)
2023/11/30 当局査察に対応した試験検査室管理実務ノウハウ
2023/11/29 開発段階に応じたバリデーション実施範囲・品質規格設定と変更管理 - プロセス/分析法バリデーション - (製本版 + ebook版)
2023/11/29 開発段階に応じたバリデーション実施範囲・品質規格設定と変更管理 - プロセス/分析法バリデーション -
2023/8/31 ゲノム編集の最新技術と医薬品・遺伝子治療・農業・水畜産物
2023/5/26 グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP (日本/欧州) ・REMS (米国) 策定とリスク設定・対応 (製本版 + ebook版)
2023/5/26 グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP (日本/欧州) ・REMS (米国) 策定とリスク設定・対応
2023/2/28 mRNAの制御機構の解明と治療薬・ワクチンへの活用
2023/1/31 超入門 改正GMP省令セミナー
2023/1/31 新規モダリティ医薬品のための新しいDDS技術と製剤化
2022/12/9 データインテグリティに適合するための電子/紙データ・記録の運用管理とSOP作成手法
2022/12/9 データインテグリティに適合するための電子/紙データ・記録の運用管理とSOP作成手法 (製本版 + ebook版)
2022/11/30 抗体医薬品製造
2022/9/29 核酸医薬品のCMC管理戦略 (製本版 + ebook版)
2022/9/29 核酸医薬品のCMC管理戦略