技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

エポキシ樹脂の高耐熱化技術と硬化挙動、硬化度評価

エポキシ樹脂の高耐熱化技術と硬化挙動、硬化度評価

東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2017年2月10日(金) 10時30分 16時30分

プログラム

エポキシ樹脂の構造、硬化メカニズムの概要

(2017年2月10日 10:30〜12:30)

  1. エポキシ樹脂の概要
    1. エポキシ樹脂の化学構造と特徴
    2. エポキシ樹脂の種類と合成、硬化反応について
  2. 主な硬化剤と硬化メカニズム
    1. 主な硬化剤の種類
      1. アミン系
      2. 酸無水物系
      3. ポリチオール系
      4. フェノール系
      5. その他
    2. エポキシ樹脂の光硬化とその材料
      1. 光酸発生剤とエポキシ樹脂の光硬化
      2. 光塩基発生剤とエポキシ樹脂の光硬化
      3. 光潜在性チオール、酸増殖剤、塩基増殖剤
    3. その他
  3. エポキシ樹脂硬化物の物性
    • 質疑応答

第2部 エポキシ樹脂における流動/硬化挙動/応力の解析/評価技術

(2017年2月10日 13:15〜14:45)

  1. エポキシ樹脂の成形法と解析の狙い
    1. 樹脂封止工程の実際と課題
    2. 解析の狙いと予測可能事項
  2. エポキシ樹脂の概要
    1. 要求特性
    2. 組成例
    3. 物性値
    4. 充填材と粘度
  3. 樹脂流動解析の基礎
    1. レオロジーについて
    2. 粘度の測定法
  4. 流動の基礎
    1. 圧力流動
    2. 表面張力流動
  5. エポキシ樹脂CAEの基礎と応用
    1. 樹脂の物性値の変化
    2. 保存方程式
    3. 反応速度モデル
    4. 粘度式モデル
  6. エポキシ樹脂の3次元流動解析の実例
    1. システム構成
    2. 粘度式
    3. 金線変形予測式
    4. 解析条件
    5. 解析結果と検証
  7. エポキシ樹脂の3次元流動・構造連成解析の実例
    1. 現行CAEの課題
    2. 残留応力発生要因
    3. 解析手法 7.4 解析条件
    4. 解析結果
    5. 成形品の残留応力と収縮量の解析と検証
    • 質疑応答

第3部 反応速度式によるエポキシ樹脂の硬化反応度の定量化

(2017年2月10日 15:00〜16:30)

  1. 代表的な硬化特性の評価方法とその特徴
    1. 力学的方法
    2. 誘電法
    3. DSC法
  2. 硬化反応速度式
    1. n-th order model
    2. Autocatalytic model
    3. Kamal model
    4. Diffusion-control modeling
    5. Deng-Isayav model
  3. 硬化反応速度式の誘導
    1. 反応速度パラメータの決定法
    2. 反応速度パラメータと硬化速度
  4. 硬化反応速度式の活用
    1. 反応速度パターン、温度と反応速度
    2. 成形過程における硬化度の推定
    3. 硬化・流動性のCharacterization
  5. Model-free kinetics法
    1. MFK法の概要
    2. MFK法の適用例
    • 質疑応答

講師

  • 有光 晃二
    東京理科大学 理工学部 先端化学科
    教授
  • 佐伯 準一
    株式会社 テラバイト
    技術顧問
  • 吉井 正樹
    株式会社セイロジャパン
    技術顧問

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 55,000円 (税別) / 59,400円 (税込)
複数名
: 50,000円 (税別) / 54,000円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 50,000円(税別) / 54,000円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 55,000円(税別) / 59,400円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 108,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 162,000円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/1/27 カーボンニュートラルとサーキュラーエコノミーが求められる次世代自動車とプラスチック オンライン
2025/1/27 増加する廃棄CFRP/CFRTPにおけるリサイクルの課題と炭素繊維回収の最先端およびRCF活用法と産業確立への指針 オンライン
2025/1/28 半導体封止材の最新技術動向と設計評価技術 オンライン
2025/1/29 重合反応の基礎・応用 オンライン
2025/1/29 プラスチック成形部材の劣化・破損・破壊のメカニズムと評価・改善方法、破面の特徴、トラブル対策 オンライン
2025/1/29 ポリウレタン樹脂原料の基礎と最新動向 オンライン
2025/1/30 高分子分散剤の種類、作用機構、取捨選択と効果的な活用方法 オンライン
2025/1/30 フレキシブルプリント基板の樹脂フィルム/ガラスと銅箔の接合技術 オンライン
2025/1/30 ポリウレタンの材料設計と構造・物性の制御と劣化対策 オンライン
2025/1/30 高分子の接着性改善と表面処理、界面の構造評価技術 オンライン
2025/1/30 ヒートシールの基礎、接合のメカニズムと品質管理・不具合対策 オンライン
2025/1/30 熱可塑性エラストマーの総合知識 オンライン
2025/1/30 ポリイミドの基礎とポリイミド系材料の低誘電率化・低誘電正接化 オンライン
2025/1/30 プラスチックのケミカルリサイクル技術最新動向 オンライン
2025/1/31 フォトレジスト材料の基本的な構成構造、材料設計および高感度化 オンライン
2025/1/31 半導体封止材用エポキシ樹脂の種類と特性および解析方法 オンライン
2025/1/31 ゾル-ゲル法の基礎と材料合成、(新規) 材料開発で活用するための実用的な総合知識 オンライン
2025/1/31 高分子へのフィラーのコンパウンド技術の基礎と応用 オンライン
2025/1/31 ゲル化剤の基礎知識およびゲル化手法・分子設計のポイント オンライン
2025/1/31 結晶性高分子の材料設計・改良・加工性向上に必要な基礎知識 オンライン

関連する出版物

発行年月
2017/7/31 機能性モノマーの選び方・使い方 事例集
2017/7/31 プラスチック成形品における残留ひずみの発生メカニズムおよび対策とアニール処理技術
2017/6/19 ゴム・エラストマー分析の基礎と応用
2017/2/27 プラスチックの破損・破壊メカニズムと耐衝撃性向上技術
2017/1/31 放熱・高耐熱材料の特性向上と熱対策技術
2016/8/31 ポリマーアロイにおける相溶性の基礎と物性制御ノウハウ
2016/3/31 エポキシ樹脂の化学構造と硬化剤および副資材の使い方
2014/11/30 繊維強化プラスチック(FRP)〔2015年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/8/28 高分子の劣化・変色メカニズムとその対策および評価方法
2014/6/15 射出成形機〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/6/15 射出成形機〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書
2013/9/2 機能性エラストマー市場の徹底分析
2013/6/26 UV・EB硬化型コート材の基礎、各種機能向上技術
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書
2013/4/5 高分子の延伸による構造と配向の発現およびそれらの制御法を利用した材料開発
2013/2/28 吸水性樹脂 技術開発実態分析調査報告書
2013/2/28 吸水性樹脂 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/2/20 導電・絶縁材料の電気および熱伝導特性制御
2012/11/1 高分子の結晶化メカニズムと解析ノウハウ