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トップ企業とパイオニアが考えるヒットするエイジングケア化粧品の要件

トップ企業とパイオニアが考えるヒットするエイジングケア化粧品の要件

~トップ企業が考える、今後の化粧品に求められる感性価値・訴求・天然素材とは~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2016年5月30日(月) 10時00分 17時10分

プログラム

第1部. ポーラのエイジングケア研究最前線 ご講演テーマの変更がございます (4月12日)

(2016年5月30日 10:00〜11:30)

 「アンチエイジング」は美容上重要な課題であり、古くから市場に多くのアンチエイジング化粧品が存在していることはもとより、少子高齢化等の顧客構造の変化に伴い、市場競争が激化していることは論を待たない。一方で消費者のアンチエイジング化粧品に対する期待と実感の乖離は少なからず存在しており、このギャップを如何に埋めるかがエイジングケア製品に求められる最重要課題の一つである。
 本講演では、講師のアンチエイジング研究の変遷と、課題について論じたい。

  1. 肌老化の原因概論
    1. 光老化
    2. 生理老化
  2. アンチエイジング研究の変遷
  3. ポーラのアンチエイジング研究の変遷
    1. 組織構造から見たアンチエイジング
    2. 細胞から見たアンチエイジング
  4. 最新のアンチエイジング研究at a glance
  5. エイジングケア化粧品開発の課題
    • 質疑応答

第2部. 資生堂のマーケティング戦略と訴求展開~エリクシールとAg+の事例照会~

(2016年5月30日 12:10〜13:40)

 日本の化粧品市場は成熟・飽和している上に競争が激化している。このような市場環境において、資生堂が採っているブランド戦略とその事例としてスキンケアのメインブランドであるエリクシール、店頭に置くだけでカテゴリー売上ナンバーワンとなったデオドラントAg+を例に、「感性記憶型パッケージング」などのブランド・コミュニケーション手法について紹介します。

  1. 国内市場の今
    • 成熟市場と商品のコモディティー化
    • カテゴリー・イノベーションがブレイク・スルーの鍵
    • 資生堂のブランド戦略とカテゴリー・イノベーション
  2. エリクシールのリニューアル戦略
  3. 「置くだけで売れた」 デオドラント Ag+ 市場背景と着眼点
    • 発売後の反応とPOSの動向
  4. お客さまのバイアス
    • 私たちの感覚のバイアス~現実世界と認知世界~
  5. 消費者のパッケージを見る目
    • 「なぜ透明ケースに入った化粧品が売れるのか」等
  6. Ag+が売れた理由
  7. 「感性記憶型パッケージング」とは
  8. まとめ :今、パッケージに着目するべき5つの理由
    • 質疑応答

第3部. ビューティサポーが主張するスキンケア方法の重要性

(2016年5月30日 14:00〜15:30)

 化粧品の機能性や安全性の追求とは別に、化粧品を適切な方法で使用することもまた重要な要素である。しかしながら、使用方法の妥当性を支持する情報は決して十分とは言い難い。本演題では、香粧品の使用方法の重要性を強調すると同時に、消費者に対して効率よく情報伝達する方法を探ってみたい。

  1. 化粧品の使用方法の重要性
    1. 石鹸などの洗浄料の場合
    2. 化粧水の場合
  2. 使用者への情報伝達
    1. 円滑な情報伝達のための心得
  3. 挙例による情報伝達
    1. いくつかの挙例の紹介
    2. 東洋医学的思考方法の応用
  4. 聴き手の関心を高めるためのテクニックの一例
    1. 心理に関する話題を活用する (ストレスと肌状態の関係の話題など)
    • 質疑応答

第4部. ファンケルが考える天然素材の選択と新たな有用性の発掘

(2016年5月30日 15:40〜17:10)

  1. 皮膚について
  2. 皮膚の評価法について
  3. 天然素材の選択
  4. スキンケアの有効性評価
  5. まとめ

講師

  • 竹内 啓貴
    ポーラ化成工業 株式会社 肌科学研究部 皮膚科学研究室
    主任研究員
  • 宮本 文幸
    桜美林大学 ビジネスマネジメント学群
    准教授
  • 福田 誠也
    ビューティサポー株式会社 研究室
    室長
  • 桜井 哲人
    株式会社ファンケル 化粧品研究所 機能成分開発・評価グループ
    マネージャー

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

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