技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

GMP作業教育における指導法・評価法

どのくらいの時間・頻度で行うものか? 簡単且つ適格な評価方法は?

GMP作業教育における指導法・評価法

~製薬各社から寄せられた要望について30数年の経験から得たノウハウを実例をもとに解説~
大阪府 開催 会場 開催

開催日

  • 2016年3月11日(金) 10時30分 16時30分

プログラム

 初任者 (新入社員・他部門からの転属者) および契約社員が製造工程ラインで実務に従事する前に手順書に基づいて実務の教育訓練・GMP教育を実施することがGMP省令で定められている。手順書に基づいて実地教育の紹介及び製剤の剤形によって教育プロセスは異なるが今回は製薬各社から寄せられた要望の高い項目について実例をあげながら演者の30数年の経験から得たノウハウを紹介する。
 また、ICH Q10では、GMP教育に経営陣の参画が強く推奨されてます。このような状況で、経営陣などの管理者を対象として、具体的に何をテーマとして教育をすればよいかについても解説する。

  1. 作業員教育の効果的実施法における「Q&A」
    • Q1 : 作業員教育 (理論的・実地訓練) の具体例とは?
    • Q2 : 作業員教育のプロセスとは?
    • Q3 : 作業員の定期的集合教育とは?
    • Q4 : 教育訓練実施担当者の指名条件は?
    • Q5 : 手順書に基づいての実地教育は?
      • 調製タンクの洗浄作業教育
      • クリーンルームの日常清掃作業教育
    • Q6 : ヒューマンエラーを防ぐ教育とは?
    • Q7 : どのくらいの時間・頻度で行うものか?
    • Q8 : 経験の少ない現場作業員にGMPの必要性の認識をさせる工夫とは?
    • Q9 : 作業の意味を誤認している場合の対策は?
  2. 作業員教育後の評価方法の「Q&A」
    • Q1 : 作業員教育における各ステップごとの適性評価の具体例?
      • 座学の理解度テスト : 問題例、合格点
      • 実務作業教育での適性評価例
    • Q2 : 簡単且つ適格な評価方法は?
      • 例 : 無菌操作教育での適性評価例
    • Q3 : 年間教育訓練計画と実施後の評価方法とは?
    • Q4 : 半日かかる訓練では習熟評価が必要だが、5分で終わるSOP教育でも習熟評価は必要か?
    • Q5 : ペーパーテストに代わるものの例は?
      • 例 : 無菌操作教育での微生物学的評価
    • Q6 : 教育訓練によって習熟度評価も変わってくるか?
    • Q7 : 同じ教育をしていても作業員同士で温度差があり能力に差が出る場合の対策は?
    • Q8 : 教育訓練結果の評価方法および評価が不十分であった場合の対応は?
  3. 経営陣のGMP教育
    1. 工場の作業員全体の年間GMP教育計画
      • 就業時間中の教育に反対の工場長に必要性を理解させた事例
    2. 管理職のGMP教育
      • 薬事法とGMPの関係
      • 構造設備
      • 逸脱、変更管理

会場

大阪市立中央会館

2F 第4会議室

大阪府 大阪市 中央区島之内2丁目12-31
大阪市立中央会館の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

割引特典について

  • R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
    • 1名でお申込みいただいた場合、1名につき 43,750円 (税別) / 47,250円 (税込)
    • 複数名で同時にお申し込みいただいた場合、1名につき 23,139円 (税別) / 24,990円 (税込)
    • 案内登録をされない方は、1名につき 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/12/9 核酸医薬品の特許戦略 オンライン
2024/12/10 化粧品OEM/ODMにおける品質管理・保証とトラブル防止のリスクアセスメント オンライン
2024/12/10 GMP/GDPにおける汚染管理戦略としてのペストコントロールの実態と査察指摘事項 オンライン
2024/12/10 CSR、SDGsを考慮した食品飲料、無菌医薬品、化粧品、医療機器等包装容器の電子線滅菌について オンライン
2024/12/10 暗黙知の形式知化と行動心理による進化型技術継承の方法 オンライン
2024/12/10 再生医療を含めた国際共同治験の進め方と各ステージ毎における対応手法 オンライン
2024/12/10 電子化/MES・LIMS導入・連携コース (全2コース) オンライン
2024/12/10 中小製薬企業のためのテーマ創出・研究開発・製品戦略の策定・推進 オンライン
2024/12/10 QMS構築によるオーバークオリティ判断と治験効率化にむけた活用 オンライン
2024/12/10 医薬品開発段階での処方・製法変更におけるBE試験の考え方と生物学的同等性確保のための開発戦略 オンライン
2024/12/11 錠剤、カプセル剤等食品 (サプリメント) へのGMP実施 (2026年9月) にむけた理解と対応 オンライン
2024/12/11 医薬品ライセンス基礎講座 2日間講座 オンライン
2024/12/11 開発段階に応じた治験薬GMP対応とICH Q14 (分析法の開発) への取り組み オンライン
2024/12/11 炎症性腸疾患における治療・薬剤選択の実際と今後の展望 オンライン
2024/12/11 動物用医薬品・体外診断薬における薬事規制と国内外市場動向 オンライン
2024/12/11 医薬品モダリティ (抗体/核酸/中分子/再生医療) の実用化とDDS技術の特許戦略 オンライン
2024/12/11 ADCを含む次世代抗体医薬の知財戦略および強い特許明細書・クレームの書き方 オンライン
2024/12/11 EU規制をベースにしたPharmacovigilance監査の基礎 オンライン
2024/12/11 医薬品開発におけるマーケティングリサーチ手法およびデータの捉え方・活用のポイント オンライン
2024/12/11 標準品の品質試験法設定の基礎と注意点 オンライン

関連する出版物

発行年月
2021/3/30 経験/査察指摘/根拠文献・規制から導く洗浄・洗浄バリデーション:判断基準と実務ノウハウ (製本版+ebook版)
2020/6/30 米国での体外診断用医薬品の開発/審査対応 実務集
2020/4/27 各国要求及び治験環境と現地の実情
2020/3/30 当局要求をふまえたデータインテグリティ手順書作成の要点
2020/3/24 リアルワールドデータの使用目的に応じた解析手法 - 各データベースの選択と組み合わせ -
2020/2/27 海外データ (試験施設) /海外導入品の信頼性基準適用と効率的なデータ利用・CTD申請
2020/1/30 凍結乾燥の最適な条件設定による品質の安定化 - ラボ機と生産機の性能の違いを反映させたスケールアップ -
2019/8/30 ヒューマンエラーの発生要因と削減・再発防止策
2019/8/1 データインテグリティ規程・手順書
2019/6/27 FDAが要求するCAPA導入の留意点
2019/6/27 EU GVP Module I /ISO9001要求をふまえたQuality Management System の実装と運用
2019/5/31 医薬品モダリティの特許戦略と技術開発動向
2019/4/24 洗浄バリデーション実施ノウハウと実務Q&A集
2018/11/30 希少疾患用医薬品の適応拡大と事業性評価
2018/10/30 高薬理活性医薬品封じ込めQ&A集 Part2
2018/9/28 腸内細菌叢を標的にした医薬品と保健機能食品の開発
2018/8/31 がん治療で起こる副作用・合併症の治療法と薬剤開発
2018/7/31 医薬品・医療機器・再生医療開発におけるオープンイノベーションの取り組み 事例集
2018/6/29 医薬品グローバル開発に必要な英語実務集
2018/5/30 GVP Module改訂をふまえたEU Pharmacovigilance規制の実装