技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

将来を先読みするためのシナリオプランニングを活用した新事業開発戦略策定の進め方

将来を先読みするためのシナリオプランニングを活用した新事業開発戦略策定の進め方

東京都 開催 会場 開催 演習付き

概要

本セミナーでは、シナリオプランニングを活用して新規事業開発を策定する方法を演習を交えて習得していただきます。

開催日

  • 2016年2月26日(金) 10時00分 17時00分

プログラム

 新規事業開発で成功するためには未来の市場や社会の変化をとらえることが必須である。自社を取り巻く事業環境がどのように変化し、それが自 社にどのような影響を及ぼすのかについて洞察する。もちろん不確実な未来を一義的に決めつけることはできない。幾つかの未来シナリオを想定 し、それぞれに応じた戦略を予め用意しておくことが望ましい。
 当セミナーでは「シナリオプランニング」を活用して新規事業開発を策定するための方法を紹介する。

  1. シナリオプランニングとは
    • 未来は読めないが、未来への感度を高める
    • シナリオプランニングの事例①: ロイヤル・ダッチ・シェル
    • シナリオプランニングの事例②: 横河電機
    • 環境変化に気づかずに競争力を失った失敗事例
    • シナリオプランニングによる未来起点での戦略構想とは
    • シナリオプラニングのベネフィット
      ~市場変化への感度向上、不確実性への対応力向上、ネットワーク構築~
  2. ロードマップとは
    • 事業環境は現状の延長線上にはない
    • 未来起点で当面の取り組み課題を考える
    • ロードマップは、「市場 – 事業 – 製品 – 技術」を1セットで考える
    • 未来シナリオを複数想定し、どのシナリオでも勝つための戦略を考える
    • ロードマップの社内運用ルールの検討
      ~定期的なローリングによる継続的なブラッシュアップを組織的に行う~
  3. シナリオプランニングの基本的流れとポイント
    • シナリオプランニングの基本的な流れ
      • ステップ1.環境変動要因の抽出
      • ステップ2.変動要因別のインパクト分析
      • ステップ3.不確実性分析
      • ステップ4.シナリオ構想
    • (個別演習) 自社テーマによるシナリオプランニング
    • シナリオプランニングのワークショップの進め方
      • フェーズ1.ワークショップの「準備」
    • 時間スパンの設定、魅力的なテーマ設定、キーパーソンのメンバリング、開催準備
      • フェーズ2.ワークショップの「実施」
    • 合宿型ワークショップの開催、雰囲気づくり、ファシリテーション
      • フェーズ3.自社ロードマップ策定
    • 未来シナリオをもとに、自社の事業・製品・技術ロードマップ策定 (複数)
      • フェーズ4.戦略実行、モニタリング、戦略変更
    • 当面の重点課題の設定
    • ブレークスループロジェクト企画
    • 戦略実行とモニタリング
    • 市場調査のポイント
    • 2次情報
    • 1次情報
  4. 新規事業開発の戦略構想力を上げる
    • ビジネスモデルとは
    • ビジネスモデル事例 ~B2C、B2B~
    • ビジネスモデルの4つのポイント
      • 仕組み①: 独自の顧客提供価値を創り出す仕組み
      • 仕組み②: 情報をフィードバック・活用する仕組み
      • 仕組み③: コア・コンピタンス強化のための仕組み
      • 仕組み④: 社外プレイヤーとの連携を促進する仕組み
    • エコシステムとは ~ビジネス生態系を仕掛ける~
    • 製品アーキテクチャとエコシステム ~オープン&クローズド戦略~
    • エコシステム事例 ~キンドル、アップル、ウエアラブル端末~
    • (ケース演習) キーエンス
  5. 新規事業開発戦略の策定ステップ
    • ステップ1.戦略仮説想定
    • ステップ2.事業環境分析
    • ステップ3.戦略策定
    • ステップ4.財務シミュレーション
    • ステップ5.ブレークスループロジェクト企画と実行計画の立案
    • 質疑応答

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 55,000円 (税別) / 59,400円 (税込)
複数名
: 50,000円 (税別) / 54,000円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 45,000円(税別) / 48,600円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 54,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 97,200円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 145,800円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/4/25 潜在ニーズを見つける具体的かつ体系的な活動 オンライン
2024/4/26 技術者・研究者に必要なマーケティングの基礎、知識と実践 オンライン
2024/5/10 IPランドスケープの取り組み事例と実施体制の構築 オンライン
2024/5/14 間違いだらけの新規事業2024 東京都 会場・オンライン
2024/5/15 コア技術の明確な定義、設定プロセスと継続的な育成と強化手法 オンライン
2024/5/15 技術者・研究者に必要なマーケティングの基礎、知識と実践 オンライン
2024/5/20 革新的新商品・技術、新規事業を生み出すアイデアが湧き出る発想法 オンライン
2024/5/21 Web3事業「αU (アルファユー) 」の最新取組と展望 東京都 会場・オンライン
2024/5/23 自社保有技術の棚卸しと新規事業テーマの創出 オンライン
2024/5/23 研究開発部門による3つの重要要素に基づいた「良い事業戦略」の構築と策定 オンライン
2024/5/23 新規事業を自走する組織に必要な10の観点とは オンライン
2024/5/24 シナリオプランニングをとりいれた市場・製品・事業・技術ロードマップの策定と実行手法 オンライン
2024/5/30 未来予測による新規研究開発テーマ創出の仕方 オンライン
2024/6/3 不確実性を価値創造に変える衆知錬成の「意思決定」 オンライン
2024/6/5 研究開発部門を対象とした情報収集のテクニック オンライン
2024/6/7 シナリオプランニングをとりいれた市場・製品・事業・技術ロードマップの策定と実行手法 オンライン
2024/6/11 研究開発におけるポートフォリオ・マネジメントの方法とその具体的な活動 オンライン
2024/6/18 自社保有技術・コア技術を起点にした革新的な研究開発テーマの創出活動 オンライン
2024/6/20 自社技術の洗い出しと新規事業創出方法 オンライン
2024/6/21 市場分析・競合他社ベンチマーキング分析と情報収集の進め方 オンライン