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はじめての「レオロジー」

セミナーと分析デモ見学で学ぶ

はじめての「レオロジー」

~メカニズム、測り方、データ解釈と工業的応用への考え方~
東京都 開催 会場 開催 デモ付き

開催日

  • 2015年11月18日(水) 10時30分16時30分

修得知識

  • 品質管理とレオロジー
  • 成型加工・コーティングとレオロジー
  • 電気電子とレオロジー
  • 健康安全とレオロジー
  • 専門用語の解説
  • 試料前処理・機器操作・マスターカーブの読み方などにて頻出するミスの回避法

プログラム

レオロジー測定でお困りではないでしょうか? 専門書には数式が多く、難しく見えて手が出せないという声や、思い切って測定してもデータの妥当性や 考察に迷うという意見が多いです。豊富な事例とノウハウで、そのような悩みを一気に解決! 是非、レオロジーを活用しましょう。

第1部 セミナー

会場 : 技術情報協会セミナールーム

  1. はじめに
    1. イントロダクション ~実は身近なレオロジー~
    2. 粘弾性の考え方
    3. 現象論と分子論
    4. 汎用な粘度計とレオメータ
    5. フローカーブ、静・動的測定の理解と使い分け
    6. レオメータの仕組みと治具の特徴
    7. 失敗しないサンプル準備のコツ
  2. フローカーブ
    1. 様々なフローカーブ ~粘度を色々な角度から考察~
    2. 降伏値の求め方
    3. チクソトロピックループとステップフロー
  3. 熱硬化性樹脂
    1. ゲル化点の定義と求め方
    2. 温度条件の影響
    3. 硬化物の物性
  4. エマルション (物理ゲル)
    1. 安定性評価事例
    2. 構造回復観察
    3. 構造による粘度の変化
  5. サスペンション (物理ゲル)
    1. 分散性評価事例
    2. 緩和挙動考察事例
    3. 凝集構造と粘度の関係
  6. ゲル
    1. 食感と粘弾性測定の関係
    2. 緩和スペクトルによるゲルの分類
    3. ゾル-ゲル転移
  7. 粘着剤
    1. タック性とピール性
    2. フォーミュレーションと粘弾性挙動の関係
  8. ポリマーメルト
    1. 平均分子量・分子量分布の考え方
    2. コックス・メルツ則とは
  9. UV硬化
    1. 照度と硬化速度
    2. サンプル厚みと硬化収縮
  10. 新規アプリケーション事例
    1. 界面粘弾性測定
      1. D粘弾性測定
    2. 大変形のレオロジー (LAOS)
  11. 歪制御型レオメータによるデモンストレーション
    1. フローカーブ (ニュートニアン、構造粘性、降伏値)
    2. 動的粘弾性測定 (線形/非線形の考え方、周波数スイープ)
    • 質疑応答

第2部 レオロジー分析デモ・ラボ見学会

【会場:ティー・エイ・インスツルメント・ジャパン】

様々な装置に触れながら、試料前処理、測定の実務、データ解析の実務について学びます。

  • 質疑応答

講師

  • 髙野 雅嘉 (高野 雅嘉)
    ティー・エイ・インスツルメント・ジャパン株式会社 アプリケーション課
    ケミスト

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

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受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 54,000円 (税込)
複数名
: 45,000円 (税別) / 48,600円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 45,000円(税別) / 48,600円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 54,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 97,200円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 145,800円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

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