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エマルションの安定化のための新しい調製技術と評価

エマルションの安定化のための新しい調製技術と評価

エマルションの安定化のための新しい調製技術と評価の画像

目次

第1章 エマルション安定化の基礎理論

調整法・分散技術・粒子の生成法・ 相図の作成法の最新情報を得るために

1節 パラメータを指標値とした安定なエマルション調製法
  • 1.エマルションの不安定化過程
    • 1.1 エマルション粒子の溶存状態
    • 1.2 エマルションの不安定化過程
  • 2.エマルションの調製技術
    • 2.1 HLB法による乳化剤の選択とその最適化指針
    • 2.2 HLB値に対する作用因子
    • 2.3 拡張HLB値
  • 3.バイオポリマー (Alcasealan) の微粒子 (Compact Globule) による乳化特性—Pickering Emulsion4
    • 3.1 乳化形態のいろいろ
    • 3.2 微粒子を乳化分散剤とした乳化形態—Pickering Emulsion
    • 3.3 バイオポリマー (Alcasealan) の微粒子 (Compact Globule) による乳化分散特性
    • 3.4 バイオポリマー (Alcasealan) の微粒子 (Compact Globule) で調製したヘキサデカノール分散液のレオロジー的性質
  • 4.エマルションの安定性評価法
    • 4.1 エマルションの安定性に影響を及ぼす要因
    • 4.2 エマルションの安定性の加速試験法
    • 4.3 光子相関分光法によるエマルション分散液の粒子径の経日変化と合一速度
2節 化粧品における乳化製剤の安定性
  • 1.化粧品製剤にエマルションを用いる意義
  • 2.エマルションの安定性評価基準における化粧品特有の前提条件
    • 2.1 使用期限・保管条件
    • 2.2 容器
    • 2.3 多剤型の存在
    • 2.4 乳化剤形検討時の「安定性」の定義の違い
  • 3.化粧品分野におけるエマルション安定化確保方法の要因
    • 3.1 成分・組成検討時の考慮点
    • 3.2 原料選定における制限
    • 3.3 調製方法
3節 エマルション中の液滴の粒子径・分布から考えるエマルションの分散安定性
  • 1.エマルションの解乳化と液滴の粒子径・分布との関係
    • 1.1 エマルション中の液滴のクリーミング (浮上・沈降)
    • 1.2 エマルション中の液滴の凝集・合一
    • 1.3 エマルション中の液滴のオストワルドライプニング
    • 1.4 エマルション中の液滴間の分子拡散の制御によるエマルションの分散安定化
4節 エマルションの安定化要因:食品の場合
  • 1.O/W型食品エマルションの安定化要因
  • 2.W/O型食品エマルションの安定化要因
5節 界面活性剤・乳化剤の最新動向:化粧品の場合
  • 1.エマルションとは
  • 2.化粧品製剤としてのエマルション
  • 3.化粧品エマルションの特徴
  • 4.化粧品エマルションの傾向
6節 相図の作成法 (①界面活性剤-水2成分系、②界面活性剤-水-油3成分系)
  • 1.相と相平衡、相図の基本ルール
    • 1.1 Gibbsの相律
    • 1.2 相図読み方の基本
  • 2.界面活性剤/水2成分系、界面活性剤/油/水3成分系相図の作成法
    • 2.1 相図作成の準備 (試料調製)
    • 2.2 相状態の判定と表示
    • 2.3 具体的な相図作成の操作
    • 2.4 複数成分を混合する時の相図
7節 分子集合体バイセルの調製と安定化
  • 1.バイセル
    • 1.1 バイセルの分子集合形態
    • 1.2 バイセルの物理化学的特性
    • 1.3 理想的なバイセルモデル
  • 2.バイセルの研究開発動向
    • 2.1 流路を用いたベシクルの調製
    • 2.2 平面支持膜の作製
    • 2.3 経皮吸収型製剤の開発
    • 2.4 脂肪酸を主原料としたバイセル
8節 分子集合体 (ゲル・液晶・D相) を用いた乳化、安定化
  • 1.乳化における分子集合体形成の意義
  • 2.ラメラ液晶を用いたO/LCゲルエマルションと微細O/Wエマルション
  • 3.D相を用いた乳化
  • 4.逆ヘキサゴナル液晶を用いた高含水W/Oエマルション
  • 5.高含油液晶を用いた自発性のエマルション
  • 6.エマルション中のゲル、液晶生成とレオロジー特性制御
  • 7.αゲルの安定化と高保湿マルチラメラエマルション調製
  • 8.脂質エマルションからのナノエマルションゲル

第2章 界面活性剤・乳化剤の効果的な使い方

作る側・使う側 それぞれに役立つ情報が満載

1節 界面活性剤 (乳化剤) 水溶液の物理化学的性質並びに天然系界面活性剤および複合界面活性剤による新機能の創製
  • 1.界面活性剤の分類と性質
  • 2.界面活性剤水溶液の物理化学的性質
    • 2.1 界面活性剤の構造要因とその作用・性質
    • 2.2 界面活性剤の溶解挙動
    • 2.3 界面活性剤水溶液の分子集合状態
    • 2.4 界面活性剤の吸着挙動
    • 2.4 界面活性剤の化学構造と分子集合状態
  • 3.高濃度界面活性剤分散液と高次分子集合体 (液晶)
  • 4.界面活性剤を乳化剤に用いたエマルションの乳化形態
  • 5.物理化学的乳化方式—乳化剤の使いこなし方—
  • 6.天然系界面活性剤ならびに複合界面活性剤による新機能の創製
    • 6.1 天然系カチオン界面活性剤
    • 6.2 環境対応型界面活性剤
    • 6.3 複合界面活性剤による新機能の創製
2節 会合体形成と相挙動
  • 1.界面活性剤の溶解挙動と会合体形成
  • 2.分子構造と会合構造
  • 3.会合体の相転移 (結晶、ゲル、液晶)
  • 4.界面活性剤/水系の相図と相挙動
    • 4.1 イオン性界面活性剤
    • 4.2 2鎖型界面活性剤
    • 4.3 非イオン界面活性剤 (酸化エチレン型、ポリグリセリン型)
    • 4.4 親油性非イオン界面活性剤 (グリセリンモノ脂肪酸エステル、グリセリルモノアルキルエーテル)
  • 5.界面活性剤/油/水系の相図と相挙動
    • 5.1 HLBと相挙動
    • 5.2 マイクロエマルションを理解する
    • 5.3 可溶化能と最適可溶化条件を知る
3節 界面吸着とミセル形成
  • 1.水への溶解度
    • 1.1 イオン性界面活性剤のクラフト温度
    • 1.2 非イオン界面活性剤の曇点
  • 2.臨界ミセル濃度 (CMC)
    • 2.1 測定方法
    • 2.2 CMCに及ぼす因子
  • 3.静的表面張力
    • 3.1 測定方法
    • 3.2 表面張力曲線から得られるパラメータ
  • 4.動的表面張力
    • 4.1 Rosenの吸着モデル
    • 4.3 Diffusion-controlledモデル
4節 ポリグリセリン脂肪酸エステルの特長を活かしたクレンジング製剤への応用
  • 1.ポリグリセリン脂肪酸エステル
    • 1.1 製法
    • 1.2 種類
    • 1.3 用途
  • 2.エマルション形成におけるポリグリセリン脂肪酸エステルの特性
    • 2.1 高い温度耐性
    • 2.2 優れた自己組織体形成能
  • 3.クレンジング製剤におけるポリグリセリン脂肪酸エステルの活用
    • 3.1 クレンジング製剤
    • 3.2 クレンジング製剤に適したポリグリセリン脂肪酸エステル
5節 HLB法・拡張HLB法・溶解度パラメーターから考える乳化プロセス
  • 1.HLBについて
  • 2.拡張HLBについて
  • 3.混合乳化剤におけるHLBについて
  • 4.溶解度パラメーターについて
  • 5.HLBと乳化剤の機能,溶解度について
  • 6.HLB方式によるO/W乳化プロセスについて
6節 界面活性剤の洗浄力:炭化水素基の構造/天然動植物油脂
  • 1.界面活性剤の炭化水素基の構造が洗浄力に与える影響
    • 1.1 実験
    • 1.2 原理
    • 1.3 結果および考察
  • 2.天然動植物性油脂から合成された界面活性剤の洗浄力評価
    • 2.1 実験
    • 2.2 表面張力“?”のおよび臨界ミセル濃度の算出
    • 2.3 結果および考察
    • 2.4 結論
7節 ジェミニ型界面活性剤の分子設計と合成方法
  • 1.ジェミニ型界面活性剤
  • 2.四級アンモニウム塩系ジェミニ型カチオン界面活性剤
  • 3.カルボン酸塩ジェミニ型アニオン界面活性剤
  • 4.ベタイン系ジェミニ型両性界面活性剤
  • 5.ポリオキシエチレン系ジェミニ型界面活性剤
  • 6.糖含有ジェミニ型非イオン界面活性剤
  • 7.異種親水基を含むヘテロジェミニ型界面活性剤
  • 8.異種疎水鎖を含むハイブリッドジェミニ型界面活性剤
8節 界面活性剤・乳化剤の最新動向:キャラクタリゼーション
  • 1.低分子界面活性剤
  • 2.高分子物質
  • 3.固体粒子
  • 4.乳化剤の吸着量測定
9節 界面活性剤・乳化剤の最新動向:ピッカリングエマルション
  • 1.粒子の界面への吸着
  • 2.油-水-粒子三相系の直接数値シミュレーション
    • 2.1 固液二相 (粒子分散) 系モデル
    • 2.2 液液二相系モデル
    • 2.3 粒子表面のぬれ性を表すモデル
  • 3.油-水-粒子三相系シミュレーションの適用例
    • 3.1 液液界面に吸着した二粒子間に働く毛管力
    • 3.2 粒子-二相流体系のせん断流れ
    • 3.3 せん断流れ場における粒子安定化液滴の変形
10節 界面活性剤・乳化剤の最新動向:複合乳化剤を用いたコールドプロセス
  • 1.簡易撹拌・コールドプロセスを可能とする乳化剤の検討
    • 1.1 界面活性剤とアルキル変性水溶性高分子の併用による増粘効果
    • 1.2 界面活性剤とアルキル変性水溶性高分子の併用による表面張力への影響
    • 1.3 親油性界面活性剤の添加による乳化性能向上
  • 2.NIKKOL ニコムルスR SE-WRの使用方法と性能
    • 2.1 簡易撹拌による製剤の調製方法
    • 2.2 増粘効果とその使用感
    • 2.3 乳化性能とエマルションの安定性
  • 3.処方応用例
    • 3.1 スプレー噴霧可能なジェル処方
    • 3.2 油性成分高配合のクレンジングクリーム
  • 4.化粧品における近年の規制と認証
11節 自然乳化系の設計指針-乳化に必要なエネルギーと油水界面の硬さの相関—
  • 1.界面の曲率と硬さ、およびマイクロエマルションのタイプの関係
    • 1.1 油水界面の曲率とマイクロエマルションのタイプ
    • 1.2 両連続マイクロエマルション相 (BME相) と液晶相
    • 1.3 様々な種類の油によるBME形成
    • 1.4 「疎油性」という概念
  • 2.異なる硬さの油水界面を有する系の乳化挙動
    • 2.1 乳化の基礎
    • 2.2 軟らかい界面を利用した乳化:転送温度乳化法
    • 2.3 軟らかい界面を利用した乳化:自然乳化
    • 2.4 機械的乳化と自然乳化の組み合わせ
    • 2.5 硬い界面 (液晶相) を利用した液晶乳化系の設計
    • 2.5 より硬い界面 (両親媒性ヤヌスナノシート) を利用した乳化系の設計

第3章 エマルションの攪拌技術・機械の現状と将来展望

スケールアップやパフォーマンス向上を実現させよう

1節 乳化装置の現状と工業化
  • 1.乳化撹拌装置の特徴
    • 1.1 撹拌機としての特徴
    • 1.2 乳化撹拌装置の構造
    • 1.3 乳化撹拌装置のフロア構成例
  • 2.乳化工程におけるスケールアップ
    • 2.1 スケールアップによる工業化
    • 2.2 ホモミキサーによるスケールアップの考え方
    • 2.3 ホモミキサーによるスケールアップ計算式
  • 3.試験機による試作
    • 3.1 試験機による検討の意義
    • 3.2 試験機で確認すべきポイント
  • 4.中間機による試作
    • 4.1 中間機による検討の意義
    • 4.2 中間機で確認すべきポイント
    • 4.3 スケールアップ条件の再設定
    • 4.4 スケールアップ条件の再現可否
2節 攪拌の基礎知識 (流動特性・動力特性・混合特性・伝熱特性)
  • 1.撹拌の目的
  • 2.撹拌槽の形態
  • 3.流動特性
    • 3.1 層流と乱流
    • 3.2 乱流邪魔板無し撹拌槽の旋回流速度分布と固体的回転半径
    • 3.3 循環流量と吐出流量
  • 4.動力特性
    • 4.1 完全邪魔板条件
    • 4.2 邪魔板無し撹拌槽の動力数の相関
    • 4.3 完全邪魔板条件における動力相関式
    • 4.4 任意の邪魔板条件における動力相関式
    • 4.5 ディスパー翼の動力相関式
  • 5.混合特性
  • 6.伝熱特性
3節 攪拌翼および攪拌槽の最適選定・設計
  • 1.攪拌翼の最適選定・設計
    • 1.1 攪拌翼形状の選定
    • 1.2 攪拌翼の種類と特長
    • 1.3 攪拌翼の設計ポイント
  • 2.撹拌槽の最適設計
    • 2.1 撹拌槽および付帯設備について
    • 2.2 邪魔板について
4節 最新の装置:機械的乳化法を行う機械 (低速撹拌機・高速せん断撹拌機)
  • 1.乳化を目的とした撹拌
    • 1.1 エマルション調製に必要な力
    • 1.2 化学工学における撹拌
  • 2.撹拌の考え方
    • 2.1 撹拌によって達成できる目的 (撹拌目的)
    • 2.2 撹拌によって生じる作用 (撹拌作用)
    • 2.3 撹拌エネルギー
  • 3.実際の撹拌機 (低速撹拌機・高速せん断撹拌機)
    • 3.1 一般的なクリーム・乳液製造工程
    • 3.2 撹拌作用の使い分け
    • 3.3 低速撹拌機・高速せん断撹拌機の使用
  • 4.乳化撹拌装置
    • 4.1 撹拌機としての特徴
    • 4.2 高粘度流体の容器内流動
    • 4.3 乳化槽内の減圧
    • 4.4 乳化撹拌装置の型式
    • 4.5 クリーム・乳液製造の流れ
5節 スケールアップにおける攪拌反応装置の設計と事例
  • 1.撹拌反応装置によるエマルション
  • 2. 撹拌所要動力と剪断応力
    • 2.1 撹拌所要動力
    • 2.2 剪断応力
  • 3.スケールアップの考え方
  • 4.液滴の分散
  • 5.液滴径の相関
  • 6.流動解析を使ったスケールアップ
6節 スラリーおよびエマルションの流動解析
  • 1.固液分散系混相流の流動解析
    • 1.1 スラリー粘度
    • 1.2 解析事例
  • 2.液液分散系混相流の流動解析
    • 2.1 液液分散系混相流の特徴
    • 2.2 液滴分裂モデル
    • 2.3 液滴合一モデル
    • 2.4 解析事例
7節 攪拌技術・機械の適用用途の拡大 (粒度分布のシャープ化)
  • 1.エマルション作製における留意点
  • 2.水/油/乳化剤系における高速攪拌機の役割と機種選択
  • 3.薄膜旋回型高速ミキサーの特徴
  • 4.乳化粒子の微細化と粒度分布のシャープ化による乳化粒子の安定化
  • 5.薄膜旋回乳化法による乳化粒子の微細化と粒度分布のシャープ化
  • 6.マルションの安定性の向上と界面活性剤の減量化
8節 最近の装置:高速攪拌のための攪拌混合機の使い方
  • 1.エマルションの分散と安定化
  • 2.最近における微粉体の高分子材料への配合方法
  • 3.カップリング剤の反応機構
  • 4.微粉体/微粉体系ならびに微粉体/液体系の混合分散
    • 4.1 乾式混合法
    • 4.2 高速撹拌法
    • 4.3 高速混合法
    • 4.4 湿式混合法
    • 4.5 スプレードライ法
  • 5.微粉体の液体中での分散状態評価
9節 最新の装置:混合促進技術としてのT型マイクロミキサー
  • 1.T型マイクロミキサー
  • 2.数値モデルと計算方法
    • 2.1 数値解法
    • 2.2 計算条件
    • 2.3 混合の評価
    • 2.4 メッシュ
  • 3.解析結果と考察
    • 3.1 バッフルの効果
    • 3.2 バッフル数の影響
    • 3.3 バッフル角度の影響
10節 最新の装置:穴あき水中翼を利用した微小液滴の発生法について
  • 1.船舶摩擦抵抗低減用の省エネ翼型気泡発生装置について
  • 2.翼の負圧原理による流体の連行理論
    • 2.1 曝気装置の場合
    • 2.2 エマルション生成の場合
  • 3.穴あき回転翼型曝気装置
  • 4.穴あき回転翼型微小液滴発生装置への応用
  • 5 翼負圧による連行後の微細化過程
    • 5.1 連行後の微細化過程
    • 5.2 分散相の気泡 (液滴) サイズの予測
11節 ハイドロダイナミックキャビテーションを利用した「ジェットペースタ」による均一分散技術
  • 1.ハイドロダイナミック (流体力学的) キャビテーション効果とジェットペースタ
  • 2.既存の分散装置とジェットペースタについて
  • 3.電気自動車 (EV) と燃料電池自動車 (FCV) の流れ
  • 4.リチウムイオン電池 (LiB) 次世代スラリーについて
  • 5.次世代高容量正極活物質の水系スラリーへの適用
    • 5.1 炭酸ガスの優位性
    • 5.2 NCAの場合
    • 5.3 電極スラリー及び電極の作製
    • 5.4 電極特性
    • 5.5 PVdF系バインダーを用いたNCAスラリーのゲル化抑制
  • 6.「ジェットペースタ」のソフトな分散効果
  • 7.次世代高容量負極活物質の水系スラリーへの適用
    • 7.1 SiOを利用した高容量水系負極スラリーについて
  • 8.高容量ハイニッケル水系スラリーと高容量SiO水系スラリーからなる全電池
  • 9. 固体電解質形燃料電池 (PEFC) 用白金担持カーボンブラックスラリーへの適用
  • 10.「ジェットペースタ」のラインアップと使用方法
    • 10.1 ラボ用「JPSS-X」の使用方法
    • 10.2「JPS」「JPL」の使用方法
    • 10.3 炭酸ガス中和
    • 10.4 その他
12節 攪拌設備の劣化対策・保全技術
  • 1.攪拌設備の保全管理
  • 2.保全PDCAの全体像
    • 2.1 計画段階
    • 2.2 実施段階
    • 2.3 検証及びフォロー段階
    • 2.4 予実算管理
  • 3.代表的な劣化部位とその内容
  • 4.機器別管理基準
    • 4.1 保全方式の選定
    • 4.2 機器別管理基準の構築
  • 5.保全に必要な技術
    • 5.1 劣化の確認方法
    • 5.2 設備診断技術の内容
    • 5.3 回転部分の設備診断
    • 5.4 静止部分の設備診断
    • 5.5 設備診断技術の前提
    • 5.6 再生補修技術
  • 6.高経年設備への対応
    • 6.1 設備劣化の網羅的検証
    • 6.2 全面検査事例
  • 7.保全PDCA運営の評価の視点
    • 7.1 保全計画を立案、実施する
    • 7.2 保全技術をレベルアップし確実な保全実施を行う
    • 7.3 保全実施結果を検証し、保全計画が正しかったかを評価する
    • 7.4 保全実施結果を検証し、保全計画が正しかったかを評価する
    • 7.5 設備要員の人材育成を行う
    • 7.6 設備トラブルをなくす
    • 7.7 保全に必要な図面、文書類を保有し最新化する
13節 超音波振動マイクロ流路デバイスによるナノエマルション生成
  • 1.超音波振動デバイスを用いたエマルション生成の概要
  • 2.超音波振動デバイスの事例
  • 3.超音波振動デバイスの予圧印加構造の検討事例
  • 4. エマルション生成実験

第4章 最新の評価方法と評価実務

乳化状態の変化を高感度・高精度に検出できる

1節 時間温度換算則を応用したエマルション製品の保存安定性 (乳化安定性) の加速試験
  • 1.理論の部
    • 1.1 時間温度換算則 (TTSP)
  • 2.実験の部
    • 2.1 メントール配合ジフェンヒドラミンクリームの調製
    • 2.2 MRIを用いた相分離挙動の観察
    • 2.3 スタビリティーテスターを用いた合一挙動の観察
    • 2.4 光学顕微鏡による粒子観察
    • 2.5 TTSPによる解析
  • 3.結果および考察
    • 3.1 TTSPによるメントール配合ジフェンヒドラミンクリームの相分離挙動解析
    • 3.2 保存温度の上昇に伴うメントール配合ジフェンヒドラミンクリームの相分離機構の変化
2節 界面張力とゼータ電位から考える安定性
  • 1.界面張力測定
    • 1.1 Wilhelmy (ウィルヘルミー) 法
    • 1.2 du Nouy法
    • 1.3 懸滴法 (pendant drop method)
  • 2.ゼータ電位測定
    • 2.1 希薄系の場合: 顕微鏡電気泳動法
    • 2.2 濃厚系の場合: 電気音響法 (Electrokinetic Sonic Amplitude method)
    • 2.3 ESA法と多重周波数解析
    • 2.4 ESA法と超音波減衰法
    • 2.5 測定事例
3節 評価実務:ゼータ電位測定
  • 1.画像解析法によるゼータ電位測定
  • 2.サンプリング調整
  • 3.顕微鏡電気泳動法によるゼータ電位の測定
    • 3.1 電気泳動速度の計測
    • 3.2 ゼータ電位の算出
  • 4.エマルションのゼータ電位
    • 4.1 乳化剤によるゼータ電位変化
    • 4.2 ナノエマルションのゼータ電位測定
4節 レオロジー測定を用いた食品テクスチャー評価
  • 1.レオロジーの基礎理論
    • 1.1 レオロジーの基礎
    • 1.2 変形と流動
    • 1.3 弾性
    • 1.4 粘性
    • 1.5 塑性
    • 1.6 線形粘弾性
    • 1.7 泡沫の粘弾性
    • 1.8 非線形粘弾性
    • 1.9 破断特性
  • 2.食品テクスチャーの基礎理論
    • 2.1 食品のおいしさと食品テクスチャー
    • 2.2 サイコレオロジー
  • 3.エマルションの食品テクスチャー評価
5節 せん断印加に伴う乳化分散系基剤の内部構造の変化に対する新たな評価法

- レオロジーと電気化学インピーダンス・小角光散乱の同時測定 –

  • 1.市販クレンジングクリームのレオロジー挙動
  • 2.市販クレンジングクリームのレオ・インピーダンス特性
  • 3.市販クレンジングクリームのレオ・オプティカル特性

6節 ポリビニルアルコールによるエマルジョンのレオロジーコントロール
  • 1.ポリビニルアルコール水溶液のレオロジー
  • 2.ポリビニルアルコールのエマルジョンへの吸着
  • 3.ポリビニルアルコールによるエマルジョンのレオロジーコントロール
    • 3.1 エマルジョンにPVAを添加した場合のレオロジー特性 (後添加)
    • 3.2 エマルジョン重合時にPVAが分散安定剤として使用される場合
7節 油脂結晶化・気泡安定化からみるエマルション
  • 1.エマルションの安定性と結晶化
  • 2.O/Wエマルション中の油脂の結晶化と安定性
    • 2.1 部分合一
    • 2.2 O/Wエマルション中の油脂結晶化の一般論
    • 2.3 O/Wエマルション中の油脂結晶化における乳化剤の効果
  • 3.W/ Oエマルション中の油脂の結晶化と安定性
    • 3.1 ネットワーク構造形成と安定性
    • 3.2. 粗大結晶化
    • 3.3 オレオゲル
  • 4.気泡含有油脂 (ホイップ系) の結晶化と安定性
8節 粒子径測定法
  • 1. 画像解析法 (顕微鏡法)
  • 2. 沈降法
  • 3. 電気的検知帯法
  • 4. レーザー回折・散乱法
  • 5. 動的光散乱法
9節 評価実務:遠心分離法
  • 1.遠心によるクリーミング速度の加速
  • 2.クリーミング速度に影響を与える諸因子
  • 3.遠心による油滴の凝集・合一
  • 4.遠心によるO/Wエマルションからの油相分離
10節 界面活性剤水溶液の表面張力評価
  • 1.ぬれ性と接触角
  • 2.表面張力と界面張力
  • 3.表面張力の由来
  • 4.接触角と表面張力との関係
  • 5.静的表面張力と動的表面張力
  • 6.表面張力の測定方法
    • 6.1 Wilhelmy法 (垂直板法,プレート法)
    • 6.2 懸滴法 (ペンダントドロップ法)
    • 6.3 最大泡圧法 (バブルプレッシャー法)
    • 6.4 測定上の注意
11節 エマルション膜の耐候性評価
  • 1.耐候性試験とは?
    • 1.1 自然暴露
    • 1.2 促進暴露
  • 2.各種人工促進試験機の概要
    • 2.1 キセノンアーク灯式耐候性試験機
    • 2.2 紫外線蛍光灯式試験機
    • 2.3 カーボンアーク灯式試験機
    • 2.4 メタルハライドランプ方式試験機
    • 2.5 その他の人工促進耐候性試験機
  • 3.自然暴露と人工促進暴露との関係について
  • 4.人工促進耐候性試験を行うにあたっての注意点
    • 4.1 光
    • 4.2 熱 (温度)
    • 4.3 水
    • 4.4 ローテーション・その他
  • 5.長期間の材料の耐久性の検討に向けて
12節 クライオ電子顕微鏡法を用いたエマルションの観察法
  • 1.クライオ走査型電子顕微鏡を用いたエマルションの観察
    • 1.1 クライオ走査型電子顕微鏡
    • 1.2 クライオSEMで観察するための試料調製の流れ
    • 1.3 試料の非晶質凍結
    • 1.4 凍結試料の断面作製
    • 1.5 クライオSEMでの観察
    • 1.6 コーティング
  • 2.クライオ透過型電子顕微鏡を用いたエマルションの観察
    • 2.1 クライオ透過型電子顕微鏡
    • 2.2 氷包埋法
  • 3.エマルション観察におけるクライオ電子顕微鏡法の課題と今後の展望
13節 観察試料のポイント:非晶質凍結法について
  • 1.非晶質凍結法
    • 1.1 浸漬凍結法の原理
    • 1.2 高圧凍結法の原理
  • 2.凍結法の比較 ~O/Wエマルション~
    • 2.1 種々の方法で凍結したO/Wエマルションの凍結割断面の比較
    • 2.2 高圧凍結またはスラッシュ窒素浸漬凍結したO/Wエマルションの凍結切削面の比較
  • 3.スラッシュ窒素浸漬凍結または高圧凍結した凍結法の比較 ~W/Oエマルション~
  • 4.クライオ電子顕微鏡観察に向けたエマルションの非晶質凍結法の課題と今後の展望
14節 粒子系と外観変化の関係
  • 1.エマルションの安定性に及ぼす生成条件と界面活性剤種の影響
  • 2.W/W’/Oエマルション

第5章 医薬品における エマルションの調製と安定化

製剤開発における自己会合化のコントロール

1節 製剤に必要な界面活性剤のポイント
  • 1.界面活性剤の種類
  • 2.界面活性剤の特徴
  • 3.乳化を応用したクリームの処方化について
  • 4.各種添加物の乳化におよぼす影響、またその場合の乳化剤の選択について
2節 製剤の安定性評価
  • 1.クリーミング
  • 2.凝集
  • 3.粒子の合一
  • 4.オストワルド熟成
  • 5.転相
  • 6.相転移現象
  • 7.エマルションの安定性の加速試験法
3節 油中水滴エマルションで作製した機能化ジャイアントベシクルのバイオ応用
  • 1.GVの作製手法
    • 1.1 W/Oエマルションテンプレート法
    • 1.2 パルスジェッティング法
    • 1.3 W/O/W ダブルエマルションテンプレート法
  • 2.GV型人工細胞の応用例
    • 2.1 マルチモーダル/セラノスティクスGV
    • 2.2 反応特異的センシングデバイス
    • 2.3 自律的な機能を組み込んだGV型人工細胞治療薬
  • 3.まとめと今後の展望
4節 動注エマルション製剤における留意点
  • 1.cTACE療法に必要なW/O型エマルション製剤
    • 1.1 W/O型エマルション製剤の処方設計
    • 1.2 W/O型エマルション製剤の用時調製手段
    • 1.3 肝動注エマルション製剤に必要な血管内の液滴径
    • 1.4 従来三方活栓を用いたcTACE療法のためのW/O型エマルション製剤の実際
  • 2.均一分散粒子径の生成が可能なSPG膜乳化技術
    • 2.1 SPGの特徴
    • 2.2 cTACE療法用100%W/O型エマルション製剤を実現するSPG膜乳化技術の活用
    • 2.3 粉末抗がん剤のW/O型エマルション形態への有効利用
  • 3.W/O/W型エマルション製剤の可能性
    • 3.1 Lipiodol液滴径を精密コントロールしたW/O/W型エマルション製剤
5節 双頭型両親媒性分子の自己会合に関するシミュレーション
  • 1.相挙動
    • 1.1 シミュレーション・モデルと方法
    • 1.2 結果と考察
  • 2.非対称双頭型両親媒性分子の自己会合
    • 2.1 シミュレーション・モデルと方法
    • 2.2 結果と考察
  • 3.対称双頭型両親媒性分子の自己会合
    • 3.1 シミュレーション・モデルと方法
    • 3.2 結果と考察
6節 非イオン性両親媒性化合物によるニオソームの形成性とその分散液の物理化学的性質
  • 1.剤型による薬物の経皮吸収性
  • 2.ベシクルについて
    • 2.1 種類と形態
    • 2.2 ベシクルの調製法
  • 3. 両親媒性化合物 (界面活性剤) の分子集合状態
  • 4.ベシクル生成界面活性剤
    • 4.1 ベシクル生成のための構化学構造要因
    • 4.2 ベシクル形成性界面活性剤
  • 5.非イオン性両親媒性化合物によるニオソームの形成性とその分散液の物理化学的性質
    • 5.1 ポリ (オキシエチレン) 硬化ひまし油誘導体 (HCO-E) 誘導体のニオソーム形成性
    • 5.2 スピンプローブESR法によるHCO-10ベシクル二分子膜の深さ方向の配向状態
    • 5.3 HCO-10ベシクル分散液中の水の様態

第6章 化粧品におけるエマルションの調製と安定化

「使用感」における様々なニーズに応えます

1節 化粧品において最適なO/Wエマルションの調製方法
  • 1. エマルションの型と界面活性剤
    • 1.1 Bancroft則
    • 1.2 WinsorのR比4
    • 1.3 親水性-親油性バランス (Hydrophilic-Lipophilic Balance, HLB) 理論
    • 1.4 転相温度 (Phase Inversion Temperature, PIT)
    • 1.5 HLB値の課題と新しいアプローチ
  • 2.乳化における界面活性剤の役割と挙動
    • 2.1 界面活性剤の基本的な役割
    • 2.2 エマルション形成における油種の影響 (所要HLB)
    • 2.3 界面活性剤と水溶性成分の関係
  • 3. エマルションの調製法
    • 3.1 界面活性剤の特徴を利用した乳化法
    • 3.2 界面相の制御に着目した乳化法
    • 3.3 界面活性剤を使用しない乳化 (サーファクタントフリーエマルション)
2節 エマルション化粧品の使用感と保湿効果の機器評価
  • 1.エマルション化粧品の使用感と機器測定方法
    • 1.1 エマルション化粧品の塗布使用感と分散性の評価
    • 1.2 赤外線サーモグラフィと水分率計を用いた保湿効果の評価
    • 1.3 切餅を人工皮革で被覆した疑似肌基板を用いた保湿効果の評価
3節 化粧品の使用感評価と感触評価
  • 1.化粧品の使用感評価
  • 2.クオリアについて
4節 最新の評価方法と評価実務:洗浄力評価 (対象:洗剤)
  • 1.天然汚染布を用いた洗浄力評価
  • 2.人工汚染布による洗浄力評価
    • 2.1 さまざまな人工汚染布
    • 2.2 抽出・灰化による洗浄力評価
    • 2.3 表面反射率測定による洗浄力評価
  • 3.ガラス基板を用いた洗浄力評価
    • 3.1 JISによる目視法
    • 3.2 重量法による洗浄率の評価
    • 3.3 吸光光度法による洗浄率の変化
5節 カチオン性高分子ベシクルによる新機能の創製—ジオクタデシルジメチルアンモニウムクロリドの高分子化とその分散液の物理化学的性質
  • 1.リポソーム (ベシクル) 膜の膜強化法の分子設計概
  • 2.カチオン性高分子ベシクルによる新機能の創製
    • 2.1 ジオクタデシルジメチルアンモニウムクロリドに対する重合性官能基の導入
    • 2.2 重合性カチオン界面活性剤の合成とその柔軟効果
    • 2.3 2HTMET高分子化ベシクルの物理化学的性質1) 2HTMET高分子ベシクル膜の深さ方向のFlexibility gradient
6節 微粒化技術による透明エマルションの安定化
  • 1.化粧品におけるエマルション
    • 1.1 エマルションの粒子径と外観
    • 1.2 乳化と乳化安定化
    • 1.3 クリアゲルエマルション
  • 2.エマルション微粒化技術
    • 2.1 撹拌・分散機の種類
    • 2.2 高圧微粒化装置
  • 3.クリアゲルエマルションの安定化
    • 3.1 主乳化剤の選択
    • 3.2 クリーミング
    • 3.3 DLVO理論
    • 3.4 オストワルドライプニング
    • 3.5 動的界面張力
    • 3.6 処方設計のまとめ
    • 3.7 製造技術
    • 3.8 製剤確認

第7章 食品におけるエマルションの調製と安定化

「おいしさ」 「風味」 「食感」 を追求しよう

1節 食感を向上させるための乳化剤
  • 1.起泡性乳化油脂の台頭
  • 2.乳化油脂の違いによるケーキへの影響
    • 2.1 しっとりとした食感でコクのあるケーキを作るマリッシュゴールド
    • 2.2 高容積かつ非常に軽い口どけを実現するタンバリン
    • 2.3 素晴らしい窯伸びを実現し、海外展開可能なマリッシュAL
2節 均一な混合・乳化と高粘性食品の流動特性
  • 1.高粘性食品の流動特性
    • 1.1 多くの高粘性食品は擬塑性流体か
    • 1.2 装置設計に用いる見かけ粘度
  • 2.混合・乳化工程
    • 2.1 代表的な混合・乳化行程
    • 2.2 撹拌混合操作上の注意点
  • 3.高粘性食品の微細空間における流動
    • 3.1 微細空間におけるレオロジーの測定
    • 3.2 流動の特徴
  • 4.製造工程における食感の安定化と向上
    • 4.1 インラインで工程中の粘度を測定する
    • 4.2 ねじれ振動式粘度計
    • 4.3 実機への適用
    • 4.4 食感の安定化と向上
  • 5.テクスチャーを測定する試み
    • 5.1 食する時の喉越しせん断速度
    • 5.2 動的粘弾性測定に基づく評価
3節 米由来の乳化機能を有する食品素材の開発
  • 1.糖質に乳化能を付与する基礎技術
  • 2.乳化能米粉の開発
  • 3.乳化能米粉の加工食品に対する効果
    • 3.1 食パン
    • 3.2 水産練製品
    • 3.3 麺類
4節 植物油の結晶化から考えるO/Wエマルションの安定性
  • 1.不安定化の指標とその定量化
    • 1.1 不安定化の指標
    • 1.2 不安定化挙動の定量化
  • 2.O/Wエマルションの不安定化因子の検証
    • 2.1 冷凍速度および解凍温度
    • 2.2 水相および油相の結晶化
    • 2.3 油水の分率
    • 2.4 冷凍温度
    • 2.5 組成および添加物
  • 3.低融点植物油の結晶化動力学
    • 3.1 冷却過程
    • 3.2 等温保持過程
    • 3.3 植物油の化学的性質と結晶化挙動
    • 3.4 X線構造解析
    • 3.5 結晶化の動力学モデル
  • 4.低融点植物油の結晶化の誘導期
  • 5.低融点植物油を用いたO/Wエマルションの不安定化メカニズム
    • 5.1 不安定化挙動の整理
    • 5.2 不安定化のメカニズム

第8章 塗料におけるエマルションの調製と安定化

1節 超音波照射と機械撹拌時のエマルションの比較
  • 1.乳化モデル
    • 1.1 超音波照射の場合
    • 1.2 機械撹拌の場合
2節 エマルジョン系向け顔料分散剤
  • 1.エマルジョン系での顔料分散と塗布性・乾燥性の課題
  • 2.粒子・顔料の濡れと分散安定化の考え方
  • 3.湿潤剤・分散剤・湿潤分散剤の構造と役割
  • 4.循環経済・環境負荷低減を志向した湿潤分散剤の開発とバイオベース材料
  • 5.沈降防止:コントロール凝集とレオロジーコントロール剤 エマルジョンとの相互作用
  • 6.塗布性の向上に有用な表面調整剤
  • 7.水系では必須な消泡剤
3節 ピッカリングエマルジョンとその応用例
  • 1.合成ヘクトライトLAPONITERの構造と特徴
  • 2.LAPONITERの種類と特徴
  • 3.ピッカリングエマルジョンの作成方法
  • 4.ピッカリングエマルジョンの利点と用途例
  • 5.LAPONITERによるピッカリングエマルジョンを用いたマルチカラーペイント
  • 6.マルチカラーペイントの塗料液滴の構造の推定
  • 7.今後の展開

執筆者

  • 株式会社 ミルボン 堀内 照夫
  • 花王 株式会社 早瀬 基
  • 信州大学 酒井 俊郎
  • 雪印メグミルク 株式会社 花澤 智仁
  • 雪印メグミルク 株式会社 田中 礼央
  • 日光ケミカルズ 株式会社 田中 佳祐
  • 日光ケミカルズ 株式会社 鈴木 敏幸
  • 兵庫県立大学 田口 翔悟
  • 奈良女子大学 吉村 倫一
  • 日光ケミカルズ 株式会社 和田 美里
  • 三菱ケミカル 株式会社 原 英之
  • 日立第一高等学校 山口 悟
  • 奈良女子大学 矢田 詩歩
  • 三重大学 川口 正美
  • 岡山大学 三野 泰志
  • 日光ケミカルズ 株式会社 金子 直紀
  • 日光ケミカルズ 株式会社 増田 沙恵佳
  • 人工光合成化学プロセス技術研究組合 (ARPChem) 西見 大成
  • みづほ工業 榎本 康孝
  • 名古屋工業大学 加藤 禎人
  • 攪拌技術コンサルタント 寺尾 昭二
  • 東洋大学 川瀬 義矩
  • 株式会社 アールフロー 竹田 宏
  • プライミクス 株式会社 高橋 唯仁
  • 倉敷ファッションセンター 光石 一太
  • 大阪産業大学 アシュラフル・アラム
  • 米子工業高等専門学校 早水 庸隆
  • 米子工業高等専門学校 益田 卓哉
  • 松江工業高等専門学校 高尾 学
  • 明星大学 熊谷 一郎
  • 日本スピンドル製造 株式会社 浅見 圭一
  • 佐藤 信義
  • 岡山大学 神田 岳文
  • 富山大学 大貫 義則
  • 協和界面科学 株式会社 加藤 正和
  • ビーエムディー 株式会社 伊東 康平
  • 岩手大学 三浦 靖
  • 株式会社 アントンパール・ジャパン 山縣 義文
  • 株式会社 クラレ 仲前 昌人
  • 株式会社 クラレ 田岡 悠太
  • 株式会社 クラレ 今岡 依理子
  • 広島大学大学院 上野 聡
  • 株式会社 ウテナ 影島 一己
  • 株式会社 ウテナ 黒田 美優
  • 株式会社 ウテナ 若野 和正
  • 香川大学 深田 和宏
  • FIA (エフ・アイ・エー) 福山 紅陽
  • クレスール 株式会社 木嶋 芳雄
  • 兵庫県立大学 西野 有里
  • ライカマイクロシステムズ 株式会社 ,兵庫県立大学 伊藤 喜子
  • 兵庫県立大学 宮澤 淳夫
  • 新潟大学 田中 真人
  • 新潟大学 田口 佳成
  • 日光ケミカルズ 株式会社 宇治 謹吾
  • 東京大学 章 逸汀
  • 東京大学 小淵 晴仁
  • 千葉大学 吉田 憲司
  • 千葉大学 林 秀樹
  • 東京大学 豊田 太郎
  • 京都工芸繊維大学 藤原 進
  • SPGテクノ 株式会社 藤原 光輝
  • 奈良県立医科大学 田中 利洋
  • 千葉科学大学 山下 裕司
  • 近畿大学 鈴木 高広
  • 東京農業大学 島田 邦男
  • 知財問題研究家 矢野 嘉宏
  • (地独) 大阪産業技術研究所 森之宮センター 懸橋 理枝
  • 日本コルマー 株式会社 德永 俊輔
  • 花王 株式会社 矢島 涼葉
  • サニタリーエンジニアリング 株式会社 設楽 英夫
  • 石川県農林総合研究センター 三輪 章志
  • 株式会社 知能情報システム 宮川 弥生
  • 京都先端化学大学 安達 修二
  • 岡山大学 加藤 嘉英
  • ビックケミー・ジャパン 株式会社 若原 章博

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体裁・ページ数

A4判 714ページ

ISBNコード

978-4-86104-900-2

発行年月

2022年10月

販売元

tech-seminar.jp

価格

80,000円 (税別) / 88,000円 (税込)

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