技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

PMDA要求「EDC管理シート」記載事例と手順書作成セミナー

PMDA要求「EDC管理シート」記載事例と手順書作成セミナー

~強化されるEDC査察への適切な対応方法と実例 / PMDAは管理シートで何をチェックしようとしているのか~
大阪府 開催 会場 開催

開催日

  • 2013年7月5日(金) 10時30分 16時30分

修得知識

  • EDCを運用するために必要な体制と手順書
  • 「EDC管理シート」の記入方法
  • EDC導入の課題点と対応策
  • 治験と製販後試験でのEDCの違いとは
  • どのEDCを選択するべきか

プログラム

 EDCに関する査察は、2009年頃から開始されてきましたが、いよいよ本格的な査察が実施されることとなりました。PMDAは、2013年3月27日に「EDC管理シート」を発表いたしました。「EDC管理シート」は、EDCを使用した治験や製販後調査に適用されます。
 GCPやGPSPにおける書面調査の際には、「EDC管理シート」を記載しPMDAに提示することが求められます。「EDC管理シート」では、GCP (GPSP) 省令に準拠することはもとより、ER/ES指針に対応することが強く求められています。
 2012年の夏には、あるEDCシステムの不具合が発見され、再審査に支障をきたすというような事態も発生しました。 “いったい、EDCシステムはどれを選択すれば良いのでしょうか。”
またEDCシステムを導入する際の、ベンダーオーディットでは、何をどのように確認すればよいのでしょうか。
「EDC管理シート」では、多くの手順書の作成が求められています。

  • 治験情報の設定に関するバリデーションの実施に関する手順書
  • ユーザ管理/パスワード発行・管理のための手順書
  • システムへのアクセス権付与と無効化のための手順書
  • ID・パスワード利用のための手順書
  • セキュリティに関する教育訓練手順書
  • EDCの保存情報の修正に関する手順書 (治験実施中)
  • EDCの保存情報の修正に関する手順書 (治験終了後)
  • 監査証跡の閲覧のための手順書 (治験実施中)
  • 監査証跡の閲覧のための手順書 (治験終了後)
  • データのバックアップ及びリカバリー管理のための手順書 (治験実施中)
  • 症例報告書等及びデータのバックアップ及びリカバリー管理のための手順書 (治験終了後)
  • 治験終了後の保存方法に関する手順書
  • 電子署名に関するポリシー、ガイダンス
  • ID/パスワード利用のための手順書

 これらの手順書は、すでにEDCを運用してきた企業でも整備しておくことが必要です。
 本セミナーでは、手順書のサンプルを配布し、解説をいたします。

  1. 規制当局の査察について
    1. EDCを使用した治験・製販後試験の査察はこのように行われる
    2. 電子化における規制当局の懸念と電磁的記録に関する信頼性調査
    3. 査察事前チェック項目
  2. EDC導入の課題と留意点
    1. どのEDCを選択するべきか
    2. EDC導入・運用における体制について
    3. ベンダーオーディット実施のポイント
    4. バリデーション (CSV) 実施の留意点とポイント
    5. EDC導入によってモニタリングがどう変わるか
  3. 「EDC管理シート」の記入方法とポイント
  4. EDCを使用するために揃えておくべき手順書とその作成方法
    1. 治験情報の設定に関するバリデーションの実施に関する手順書
    2. ユーザ管理/パスワード発行・管理のための手順書
    3. システムへのアクセス権付与と無効化のための手順書
    4. ID・パスワード利用のための手順書
    5. セキュリティに関する教育訓練手順書
    6. EDCの保存情報の修正に関する手順書 (治験実施中)
    7. EDCの保存情報の修正に関する手順書 (治験終了後)
    8. 監査証跡の閲覧のための手順書 (治験実施中)
    9. 監査証跡の閲覧のための手順書 (治験終了後)
    10. データのバックアップ及びリカバリー管理のための手順書 (治験実施中)
    11. 症例報告書等及びデータのバックアップ及びリカバリー管理のための手順書 (治験終了後)
    12. 治験終了後の保存方法に関する手順書
    13. 電子署名に関するポリシー、ガイダンス
    14. ID/パスワード利用のための手順書
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 村山 浩一
    株式会社 イーコンプライアンス
    代表取締役

会場

株式会社 オフィスヴィレッジ
大阪府 大阪市 中央区北浜東6-6 アクアタワー8F
株式会社 オフィスヴィレッジの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 42,667円 (税別) / 44,800円 (税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/6/18 医薬品QA業務 実務講座 オンライン
2024/6/18 医薬品中の元素不純物分析のデータ試験・管理及びPMDA等の対応ポイント オンライン
2024/6/19 ASEAN各国の医薬品申請のための薬事制度と申請資料作成方法 オンライン
2024/6/20 ザ・治験薬のGMP2024 東京都 会場・オンライン
2024/6/20 医薬品の知財制度と特許戦略 入門講座 オンライン
2024/6/20 経皮吸収製剤における評価と生物学的同等性試験のポイント オンライン
2024/6/20 事例を交えて学ぶ共同研究契約・共同出願契約等に関するポイントと実践的対処方法 オンライン
2024/6/21 試験検査室管理におけるGMP対応の重点チェックポイント オンライン
2024/6/21 GMP/GQP-QAが行うべき逸脱管理とCAPAの適切性の評価とチェックリストの活用 オンライン
2024/6/21 非臨床試験QC/QAの留意点とGLP品質マネジメントシステムから学ぶ非臨床試験の信頼性保証 オンライン
2024/6/21 実務経験をふまえた医薬品開発担当者のための人材育成プログラム (導入/継続教育) オンライン
2024/6/21 GMP省令改正における原材料供給者管理への対応と原薬・原料・資材各々の取決め事例 オンライン
2024/6/21 ICH Q3D/日局をふまえた元素不純物管理 (新薬・既存薬) のための分析・試験法設定のポイント オンライン
2024/6/21 免疫性血栓性血小板減少性紫斑病の歴史、病態、治療の新たな展開と残された課題 オンライン
2024/6/24 リスクマネジメント/ワーストケースアプローチに基づく洗浄バリデーション実施 (残留限度値・DHT/CHT設定など) と残留物の評価法 オンライン
2024/6/24 変更管理・逸脱管理コース (2日間) オンライン
2024/6/24 適正なCAPA実現につながる逸脱・OOS処理フロー及び原因・試験室調査の進め方と処置事例 オンライン
2024/6/24 日米欧の規制対応を可能とするためのグローバルPV体制構築とベンダーコントロール オンライン
2024/6/24 バイオ医薬品製造におけるGMP対応をふまえたプロセス開発からの設備設計・スケールアップ オンライン
2024/6/24 オンコロジー領域における医薬品売上予測手法とデータ収集及び注意点 オンライン

関連する出版物

発行年月
2019/8/1 データインテグリティ規程・手順書
2019/6/27 EU GVP Module I /ISO9001要求をふまえたQuality Management System の実装と運用
2019/6/27 FDAが要求するCAPA導入の留意点
2019/5/31 医薬品モダリティの特許戦略と技術開発動向
2019/4/24 洗浄バリデーション実施ノウハウと実務Q&A集
2018/11/30 希少疾患用医薬品の適応拡大と事業性評価
2018/10/30 高薬理活性医薬品封じ込めQ&A集 Part2
2018/9/28 腸内細菌叢を標的にした医薬品と保健機能食品の開発
2018/8/31 がん治療で起こる副作用・合併症の治療法と薬剤開発
2018/7/31 医薬品・医療機器・再生医療開発におけるオープンイノベーションの取り組み 事例集
2018/6/29 医薬品グローバル開発に必要な英語実務集
2018/5/30 GVP Module改訂をふまえたEU Pharmacovigilance規制の実装
2018/5/18 創薬のための細胞利用技術の最新動向と市場
2018/4/25 統計学的アプローチを活用した分析法バリデーションの評価及び妥当性
2018/1/30 バイオ医薬品のCTD-Q作成 - 妥当性の根拠とまとめ方 -
2017/10/27 国際共同試験におけるICH-E6改訂のインパクト・QMS構築
2017/9/29 疾患・病態検査・診断法の開発
2017/8/31 きのこの生理機能と応用開発の展望
2017/6/21 体外診断用医薬品開発ノウハウ
2017/4/25 非GLP試験での効率的な信頼性基準適用と品質過剰の見直し