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水素貯蔵材料の最前線と燃料電池自動車およびエネルギー貯蔵への応用

2015年 から商用化されると言われる燃料電池自動車。水素タンク搭載に向けて学んでおきたい材料技術!

水素貯蔵材料の最前線と燃料電池自動車およびエネルギー貯蔵への応用

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、材料としての水素貯蔵材料の現状と燃料電池自動車およびエネルギー貯蔵への応用技術の展望について解説いたします。

開催日

  • 2012年11月26日(月) 10時30分16時30分

プログラム

 水素は常温ではガス状であるため、貯蔵輸送する際の体積および重量密度に課題がある。そのため、高密度かつ高効率で安全に水素を貯蔵輸送する技術の開発が喫緊の課題とされている。水素貯蔵材料は液体水素をしのぐ水素体積密度で水素を貯蔵することができるため注目されている。
 燃料電池自動車は2015年から商用化が始まるとされるが、将来的には水素貯蔵材料による効率的でコンパクトな水素搭載技術の確立が期待されている。また、再生可能エネルギーを社会へ導入する際には、出力に時間変動があることが課題とされる。再生可能エネルギーから水素を製造しそれを貯蔵することで、変動の多い再生可能エネルギーを有効に活用することが可能である。
 ここでは、材料としての水素貯蔵材料の現状と燃料電池自動車およびエネルギー貯蔵への応用技術の展望について述べる。

  1. 水素貯蔵材料の基礎
    1. 水素エネルギー
    2. 水素貯蔵材料とは
    3. 水素貯蔵材料の特徴
      1. 金属系水素貯蔵材料
      2. 非金属系水素貯蔵材料
      3. 吸着系水素貯蔵材料
      4. 有機ハイドライド
      5. その他
    4. 水素貯蔵材料の用途
    5. 水素貯蔵材料の分類 (1) 組成と構造
    6. 水素貯蔵材料の分類 (2) 水素との結合
    7. 水素貯蔵材料の熱力学
    8. 水素貯蔵材料の安全性
    9. 水素貯蔵材料に関する基礎基盤研究の成果
  2. 水素貯蔵材料の応用
    1. 移動体への応用
      1. 燃料電池自動車への水素搭載 (1) 目標値
      2. 燃料電池自動車への水素搭載 (2) 搭載法の比較
      3. 水素貯蔵材料容器の課題
      4. 燃料電池自動車の今後の展開
    2. エネルギー貯蔵への応用
      1. エネルギー貯蔵のスキーム
      2. エネルギー貯蔵用水素貯蔵材料の要件
      3. エネルギー貯蔵の実用例
    3. その他の応用例 (ニッケル水素電池など)
  3. まとめ

  • 質疑応答・名刺交換

講師

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

5F 第4講習室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
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主催

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