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2021年版 スマートグリッド市場の実態と将来展望
市場予測・将来展望シリーズ ～ Smart-Grid編
2021年版 スマートグリッド市場の実態と将来展望
～脱炭素社会とスマートグリッド ～ SDGsとスマートシティ・仮想発電所・大型蓄電池～
ご案内
各国政府のカーボンニュートラル宣言や2030年の温室効果ガス(GHG)排出削減目標引き上げに伴い、脱炭素社会実現に向けた政策の具体化が進められています。企業業績に直接的な影響を与えるという観点では、炭素排出に価格付けをするカーボンプライシング(二酸化炭素価格)の動向が注目されます。
スマートグリッドは、太陽光発電や風力発電のような自然条件で出力が変動する再生可能エネルギーの発電を、送電網に適切に受け入れることを可能として、環境エネルギーの導入を促進します。スマートグリッドの構成機器としては、電圧調整機器、系統制御機器、超電導ケーブル、インバータ、蓄電システム、スマートメーター、HEMS、充電器などがあります。また、関連システムとしてはスマートハウスや、環境配慮型都市のスマートシティの実証実験が国内外で進められています。
その一方で、分散型システムの必要性が従来以上に指摘されています。しかし、近年のIT技術と蓄電技術の進歩によって、電気は貯められるようになり、新エネ・蓄エネ機器を活用することで、よりクリーンな電気や停電時にも電気を利用できるセキュリティの高い電気を、一定の初期コストさえ負担すれば需要家自身が選択できるようになってきました。
本レポートの序章では、再生可能エネルギーと大型蓄電池の動向について述べています。第Ⅰ章では、スマートグリッドの世界/国内市場の動向と展望について、調査及び分析を行っています。第Ⅱ章では、HEMSやスマートメーターの世界/国内市場の動向や展望について。第Ⅲ章では、発電・送電システム、系統用蓄電池、マイクログリッドなど構成市場について述べています。第Ⅳ章では、エネルギー自由化(電力・ガス)の動向や展望を掲載。また第Ⅴ章では、スマートグリッド関連企業の動向や展望について述べています。
弊社は本年、創立53周年を向かえた市場調査・マーケティング会社です。本レポートは、専門のスタッフにより調査・編集されています。本レポートは、スマートグリッド市場を、事業・生産・製品動向などを踏まえながら1冊(P210)にまとめたものです。将来展望シリーズは、新規参入される企業様を含めた事業計画書の立案、事前調査、実行、検証など幅広く活用されています。
目次
序章 SDGsとスマートシティ構想へ
- 1. SDGs未来都市・自治体SDGs事業の動向
- (1) SDGs未来都市・自治体SDGsモデル事業
- 2. 大型蓄電池の特徴と課題
- (1) 蓄電池の種類と特徴
- (2) 大型蓄電池の特性比較
- (3) 大型蓄電池世界市場推移・予測 (～2040年度)
- 3. 世界の新型コロナウイルスの状況
- (1) 主な感染症と新型コロナウイルス
- (2) 新型コロナ世界/国内感染推移予想・構成比
第Ⅰ章 スマートグリッド市場の動向と展望
- 1. 仮想発電所 (VPP) の最新動向
- 2. 仮想発電所関連企業と動向と展望
- 3. 次世代スマートグリッドの動向と展望
- 4. 世界スマートコミュニティの動向と展望
- (1) スマートコミュニティ構想の概要
- (2) 世界のスマートコミュニティ概要
- スマートコミュニティ世界市場推移・予測/関連市場構成比率
- 5. 国内スマートコミュニティの関連動向と展望
- (1) 国内のスマートコミュニティ関連動向
- スマートコミュニティ国内市場推移・予測/関連市場構成比率
- (1) 国内のスマートコミュニティ関連動向
- 6. スマートグリッドの動向と展望
- (1) スマートグリッドの定義と市場
- スマートグリッド世界・国内市場推移予測 (金額・拠点)
- (2) スマートグリッドの目的と方法
- (3) スマートグリッド構成市場の分類
- (1) スマートグリッドの定義と市場
- 7. スマートグリッド国内市場の動向と展望
- (1) スマートグリッド国内市場の業界構造
- (2) スマートグリッド国内構成市場の概要
- ① スマートグリッド国内構成市場推移・予測 (～2040年度)
- ② スマートグリッド構成市場構成比率 (グラフ)
- (3) スマートグリッド国内構成市場別推移・予測 (～2040年度)
- ① スマートメーター国内市場推移・予測/予測シェア
- ② 電力制御機器国内市場推移・予測/予測シェア
- ③ 超伝導ケーブル国内市場推移・予測/予測シェア
- ④ インバータ関連国内市場推移・予測/予測シェア
- ⑤ 蓄電池システム国内市場推移・予測/予測シェア
- ⑥ 電圧調整機器市場推移・予測/予測シェア
- (4) 構成市場別主要メーカー出荷金額推移・予測 (～2040年度)
- ① スマートメーター/電力制御機器市場出荷金額予測
- ② 超伝導ケーブル/インバータ関連市場出荷金額予測
- ③ 蓄電池システム/電圧調整機器出荷金額予測
- (5) 国際標準化の動向について
- (6) 次世代エネルギー・社会システム実証事業
- 8. スマートグリッド海外市場の動向と展望
- (1) 海外スマートグリッドの概要と動向
- ① スマートグリッド地域別市場推移・予測 (～2040年度)
- ② スマートグリッド地域別構成比率 (グラフ)
- (2) 米国スマートグリッドの動向と展望
- (3) 欧州スマートグリッドの動向と展望
- (4) 中国スマートグリッドの動向と展望
- (5) インドスマートグリッドの動向と展望
- (6) 韓国スマートグリッドの動向と展望
- (7) 台湾スマートグリッドの動向と展望
- (8) マルタ共和国スマートグリッドの動向と展望
- (9) その他地域のスマートグリッド動向と展望
- (10) スマートグリッド海外構成市場の概要
- ① スマートグリッド世界構成市場推移・予測 (～2040年度)
- ② スマートグリッド構成市場構成比率 (グラフ)
- (11) スマートグリッド世界構成市場別推移・予測 (～2040年度) 57①スマートメーター世界市場推移・予測
- ② 電力制御機器世界市場推移・予測
- ③ 伝導ケーブル世界市場推移・予測
- ④ インバータ関連世界市場推移・予測
- ⑤ 蓄電池システム世界市場推移・予測
- ⑥ 電圧調整機器市場推移・予測
- (1) 海外スマートグリッドの概要と動向
- 9. スマートグリッド各国の技術概要
- (1) 期待されるスマートグリッド
- (2) 各国のスマートグリッド技術概要
- (3) スマートグリッドの標準化へ
- 10. スマートグリッド国際標準化の検討
- (1) 国際標準化の検討経緯について
- (2) 第一期国際標準化の検討と結果
第Ⅱ章 スマートグリッド関連機器の動向と展望
- 1. 制御・通信機器の市場概況と動向
- 2. スマートグリッドの監視制御技術
- 3. HEMS・BEMS・CEMS市場の動向と展望
- (1) HEMS (Home Energy Management System) の概要と動向
- (2) BEMS (Bullding Energy Management System) の概要と動向
- (3) HEMS・BEMS・FEMS・CEMSの無線化
- (4) HEMS世界/国内市場推移予測・シェア
- ① HEMS世界/国内市場推移・予測 (台数)
- ② HEMS世界/国内市場推移・予測 (金額)
- ③ HEMS地域別市場推移・予測 (台数)
- ④ HEMS地域別市場推移・予測 (金額)
- ⑤ HEMS国内市場推移・予測 (台数)
- ⑥ HEMS国内市場推移・予測 (金額)
- ⑦ HEMS国内メーカーシェア (台数)
- ⑧ HEMSメーカー別市場推移・予測 (台数)
- ⑨ HEMS・BEMS・CEMS別国内市場推移・予測 (台数)
- ⑩ HEMS・BEMS・CEMS別国内市場推移・予測 (金額)
- 4. スマートメーター市場概況と動向
- (1) スマートメーターの概要と動向
- (2) スマートメーター世界市場の概況
- ① スマートメーター世界市場推移・予測 (台数)
- ② スマートメーター世界市場推移・予測 (金額)
- ③ スマートメーター地域別市場推移・予測 (台数)
- ④ スマートメーター地域別市場推移・予測 (金額)
- ⑤ スマートメーター世界メーカーシェア (台数)
- (3) スマートメーターの国内動向と展望
- ① スマートメーター国内市場推移・予測 (台数)
- ② スマートメーター国内市場推移・予測 (金額)
第Ⅲ章 スマートグリッド構成市場の動向と展望
- 1. 固定価格買い取り制度 (FIT) の改定について
- (1) 固定価格買い取り制度の見直し
- (2) 固定価格買い取り制度の歴史と仕組み
- (3) 売り渡し価格 (タリフ) の決定
- (4) 固定価格買い取り制度導入状況
- (5) 固定価格買い取り制度の併用制度
- (6) 国内における状況 (2012年7月実施)
- 2. 発電・送電システムの概要と技術動向
- 3. 持続可能エネルギー市場の動向と展望
- (1) 太陽光発電の動向と市場概況
- 太陽電池国内市場推移予測/用途別導入比率
- (2) 風力発電の動向と市場概況
- 風力発電国内市場推移予測/タイプ別導入比率
- (3) 燃料電池の動向と市場概況
- ① 燃料電池世界/国内市場予測/用途別導入比率
- (4) ガスコージェネレーションの動向と市場概況
- (5) バイオマス発電の動向と市場概況
- (6) 水素エネルギーの動向と市場概況
- (1) 太陽光発電の動向と市場概況
- 4. パワーコンディショナー市場の動向と展望
- 太陽光発電向けパワーコンディショナー市場推移・予測
- 5. 蓄電池の市場概況と技術展望
- (1) 全固体リチウムイオン電池の動向
- (2) 全固体リチウムイオン電池のメーカー動向
- (3) 大型ニッケル水素 (Ni-MH) 電池の動向
- (4) レドックスフロー電池の動向
- (5) NAS (ナトリウム硫黄) 電池の動向
- (6) 金属リチウム二次電池の動向
- ① リチウムイオン電池世界市場推移・予測
- ② 産業・業務用リチウムイオン電池世界市場推移・予測
- ③ NAS電池世界市場推移・予測
- ④ レドックスフロー電池世界市場推移・予測
- 6. 電気自動車・充電器市場の動向と展望
- (1) 電気自動車 (EV・PHV) の市場概況と動向
- 電気自動車国内市場推移・予測/シェア
- (2) 電気自動車用充電器の市場概況と動向
- ① 電気自動車用充電器市場推移・予測 (台数・金額)
- ② 電気自動車用急速充電器市場推移・予測 (台数・金額)
- (1) 電気自動車 (EV・PHV) の市場概況と動向
- 7. マイクログリッドの定義と動向
- (1) マイクログリッドの定義
- (2) マイクログリッドの特徴
- (3) マイクログリッドの導入例 (国内)
- (4) マイクログリッドの導入例 (米国)
- (5) マイクログリッドの導入例 (欧州)
- (6) マイクログリッドの導入例 (その他)
- (7) マイクログリッドの展望
- 8 マイクログリッドからスマートコミュニティへ
- (1) マイクログリッドからスマートグリッド
- (2) スマートハウスとの関係
- (3) スマートコミュニティに向けて
- 参考: 電気事業者による新エネルギー等の利用に関する特別措置法
- 参考: 発電コストと安全性・課題
第Ⅳ章 エネルギー自由化市場の動向と展望
- 1. 電力自由化の背景と動向
- (1) 電力自由化の理論的背景
- (2) 電気事業の概要について
- (3) 電力小売自由化の最新動向
- 2. 電力自由化市場の概況と動向
- (1) 電力自由化と発電事業
- (2) 電力小売自由化の効果
- ① 新電力販売量推移表 (グラフ)
- ② 需要電力量・販売電力量推移表 (グラフ)
- ③ 販売電力量別推移表 (グラフ)
- ④ 自由化分野の新電力販売量シェア推移表 (グラフ)
- ⑤ 新電力販売量シェア (グラフ)
- ⑥ 新電力販売電力量推移予測 (グラフ)
- 3. ガス小売自由化とガス事業
- 4. ガス小売自由化の最新動向
- ① 都市ガス用途別販売量推移表
- ② 都市ガス顧客数シェア (用途・地域別)
第Ⅴ章 スマートグリッド関連企業の動向と展望 (2018～22年度)
- 1. スマートグリッド関連企業の動向と展望
- (1) IHI 株式会社
- (2) エリーパワー 株式会社
- (3) 大崎電気工業 株式会社
- (4) GSユアサ 株式会社
- (5) 清水建設 株式会社
- (6) 住友電気工業 株式会社
- (7) 株式会社 ダイヘン
- (8) 株式会社 東光高岳
- (9) 株式会社 東 芝
- (10) ニチコン 株式会社
- (11) 日本電気 株式会社
- (12) 日本ユニシス 株式会社
- (13) パナソニック 株式会社
- (14) 株式会社 日立製作所
- (15) 富士通 株式会社
- (16) 富士電機 株式会社
- (17) 古河電気工業 株式会社
- (18) 三菱電機 株式会社
- (19) 株式会社 明電舎
- 2. スマートグリッド関連企業の戦略 (表)
- 3. スマートグリッド関連用語集
出版社
お支払い方法、返品の可否は、必ず注文前にご確認をお願いいたします。
体裁・ページ数
B5判 並製本 210ページ
発行年月
2021年9月
販売元
tech-seminar.jp
価格
70,000円 (税別) / 77,000円 (税込)
媒体と価格 (すべて税別)
| 印刷版 | 70,000円 |
|---|---|
| CD-ROM (PDF) | 70,000円 |
| プレミアムCD-ROM (PDF + Excel) | 90,000円 |
| 印刷版 + CD-ROM (PDF) | 90,000円 |
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