技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

グローバルCMC資料作成戦略と記載整合性維持

3極の要求相違点を踏まえた

グローバルCMC資料作成戦略と記載整合性維持

~より信頼性の高い資料作成のために理解すべきこと~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2012年2月24日(金) 10時20分 17時15分

受講対象者

  • CMC申請に関連する担当者、管理者

修得知識

  • CTD-Qにおける3極要求の相違点
  • CMC申請における欧米当局特有の照会事項の特徴と対応
  • 各部門間の連携による記載整合性維持
  • CMC申請資料作成マネジメント

プログラム

第1部 CTD-Qにおける3極要求相違と最近のPMDA照会事項の傾向

(2012年2月24日 10:20~12:20)

  1. CTD-Qとは
    1. 資料概要/添付資料とCTD-Qの相違点
  2. 製造セクションでの留意点
    1. 出発物質,重要工程,重要中間体について
  3. 特性セクションでの留意点
  4. 製剤設計セクションでの留意点
    1. ICH Q8の内容
  5. 原薬/製剤/添加剤の管理及び標準品又は標準物質セクションでの留意点
    1. 規格及び試験方法
    2. 分析法バリデーション
    3. 海外薬局方の試験法
  6. 安定性セクションでの留意点
    1. リテスト期間及び有効期間の外挿
    2. ブラケッティング法やマトリキシング法の適用
  7. 最近の照会事項の傾向と事前評価相談の利用等
  8. 三極 (同時) 申請に向けた取り組み
    1. 三極CTD-QのGap Analysis
    2. 欧米にはない日本独自の要求
    • 質疑応答・名刺交換

第2部 激動する世界の中で、勝ち残るGlobal CMC開発をどう進めるか

~Global承認申請での実践的Global CMC documentation~

(2012年2月24日 13:00~15:00)

  1. 医薬品開発・世界の動向: Globalization
    • 最近の動向紹介
  2. 企業対応
    • 世界の医薬市場
    • アジアの医薬品市場
    • 日本とアジア市場の動向
    • 中国での新薬開発の注意点!
    • これからの企業戦略
    • 医薬品開発の方向
    • Global化:組織対応
    • Global化の見方
    • 人材育成
    • Globalでの同時開発
  3. Global化でのCMC対応
  4. Global化での個人
  5. Global承認申請での実践的Global CMC documentation:
    • Reviewer friendlyで、説得力があるEnglish Writingとは!
    • CMC Strategy (DS & DP 戦略)
    • Global DMF戦略、知財保護
    • 一般的留意点
    • CMC Documentation: Key Points (1)
    • CMC Documentation: Key Points (2)

第3部 各部門間の連携による記載整合性維持とCMC申請資料作成マネジメント

~申請資料の説得力向上・照会事項の未然防止策~
(2012年2月24日 15:15~17:15)

 CMC申請資料の構成とdata generationを行う各部門との連携について解説し、資料全体としての整合性を保つ上での留意点について実例を交えて紹介する。
 また審査中に受理する照会事項の事前対応についても解説する。

  1. CMC申請資料の構成
    1. 承認申請書・モジュール2.3 (QOS) ・モジュール3の関係
  2. CMC資料への日本の要求事項反映のポイント
    1. ライン組織及びプロジェクト・チームでの申請戦略検討
  3. CMC申請資料と関連部門との関係
  4. 申請資料中の整合性維持の留意点
    1. 申請資料中で整合性を維持すべき項目
    2. QOS作成のポイント
    3. GMP適合性調査時申請時の留意点
    4. 一変・軽微変更届時の資料作成時の留意点
    5. CMC申請資料のQCについて

講師

  • 岡崎 公哉
    キューズコンサルティング株式会社
    CMC部長
  • 倉橋 哲朗
    倉橋薬事事務所
    代表
  • 日比 加寿重
    アストラゼネカ(株) 研究開発本部 薬事統括部 CMC薬事部
    部長

会場

連合会館

5階 502会議室

東京都 千代田区 神田駿河台三丁目2-11
連合会館の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 52,500円 (税込)
複数名
: 43,000円 (税別) / 45,150円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名で参加の場合、1名につき 7,350円割引
  • 3名で参加の場合、1名につき 10,500円割引 (同一法人に限ります)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/12/13 改正GMP省令、PIC/S DIガイドをふまえたGMP文書・記録の再点検 (データ改竄、捏造、隠蔽防止のための工夫) オンライン
2024/12/13 分析法バリデーションのための統計解析入門と分析能パラメータ計算法入門 東京都 オンライン
2024/12/13 ミトコンドリア医薬における開発・技術動向と実用化に向けた課題 オンライン
2024/12/13 造粒・打錠工程の基礎知識およびスケールアップ方法・トラブル対応 オンライン
2024/12/16 製薬用水の製造法・品質管理・バリデーション方法の基礎、査察事例を踏まえた考察 オンライン
2024/12/16 試験検査室管理におけるOOS/OOT対応とサンプリング実施のポイント オンライン
2024/12/16 医薬品承認申請書のコンプライアンスとグレー部分への対応 オンライン
2024/12/16 ペプチド医薬品の疾患別事例からみる市場性およびペプチドの合成・分析のポイント オンライン
2024/12/17 省力化・効率化で実践するCSVへのヒント オンライン
2024/12/17 デスクトップで行う医薬品市場予測のスキルアップと精度向上 オンライン
2024/12/17 医薬品製造現場におけるコスト削減と少人数体制のQC/QA業務効率化 オンライン
2024/12/17 LNP (脂質ナノ粒子) 製剤における品質評価/製剤設計・品質管理・製造プロセスとDDS技術・動向 オンライン
2024/12/17 GMPが空調設備に求める交叉汚染防止要件とその管理 オンライン
2024/12/17 無菌製剤・再生医療等製品の工場における査察対応とGMP改善業務 オンライン
2024/12/17 再生医療を含めた国際共同治験の進め方と各ステージ毎における対応手法 オンライン
2024/12/17 PV業務においてグローバルSOPとローカルSOPをどう棲み分け、整合性を図るか オンライン
2024/12/18 GMP省令改正に対応した供給者管理の留意点 東京都 会場・オンライン
2024/12/18 SDS・ラベル超基礎講座 オンライン
2024/12/18 バリデーション入門講座 オンライン
2024/12/18 滅菌製品および無菌医薬品における微生物試験の実務とバリデーションのポイント オンライン

関連する出版物

発行年月
2018/4/25 統計学的アプローチを活用した分析法バリデーションの評価及び妥当性
2018/1/30 バイオ医薬品のCTD-Q作成 - 妥当性の根拠とまとめ方 -
2017/9/29 疾患・病態検査・診断法の開発
2017/8/31 きのこの生理機能と応用開発の展望
2017/6/21 体外診断用医薬品開発ノウハウ
2017/4/25 非GLP試験での効率的な信頼性基準適用と品質過剰の見直し
2014/11/27 3極対応リスクマネジメントプラン策定とEU-GVPが求める記載事項/国内との相違点
2014/11/15 医薬品メーカ20社〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/11/15 医薬品メーカ20社〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書
2014/7/30 高薬理活性医薬品・封じ込めQ&A集
2014/6/10 コンタクトレンズ用装着点眼剤 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/6/10 コンタクトレンズ用装着点眼剤 技術開発実態分析調査報告書
2013/9/2 原薬・中間体製造プロセスにおける課題と対策
2013/6/1 画像診断機器(放射線) 技術開発実態分析調査報告書
2013/6/1 画像診断機器(放射線) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/5/31 在宅でのCDTM(共同薬物治療管理)の実践と薬局・薬剤師の次世代モデル
2013/5/30 新薬開発にむけた臨床試験(第I~III相臨床試験)での適切な投与量設定と有効性/安全性評価
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書
2013/3/27 医薬品・食品包装の設計と規制・規格動向 - 品質・安全・使用性向上のために -