技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

洗浄バリデーション実施上の留意点

企業および当局での実務経験を踏まえた

洗浄バリデーション実施上の留意点

~指摘事例を踏まえた洗浄方法・残留許容基準設定と科学的根拠~
東京都 開催 会場 開催

重要な問題点となりやすい洗浄バリデーションについて、グローバルの規制要件から実施のポイントまでを網羅!
製薬企業での実務経験・当局でのGMPエキスパートとしての豊富な経験から解説いたします!

概要

本セミナーでは、洗浄バリデーションを効果的に実施するための方法・留意点を、実際の指摘事例も交えて具体的に詳解いたします。

開催日

  • 2011年1月25日(火) 13時00分16時30分

受講対象者

  • 製造所、研究所等で製造管理・品質管理・品質保証の業務・GQPに携わっている方
  • 医薬品販売製造業者で製造委託に関与する業務を行っている方
  • 医薬品の洗浄バリデーションに関連する技術者
  • 医薬品の品質管理担当者

関連する規制・レギュレーション

  • Current Good Manufacturing Practice Issues on Human Use
  • Pharmaceuticals Human Drug,CGMP Notes
  • PIC/S RECOMMENDATIONS ON VALIDATION MASTER PLAN
    INSTALLATION AND OPERATIONAL QUALIFICATION
  • NON-STERILE PROCESS VALIDATION
  • WHO GOOD MANUFACTURING PRACTICES
  • 原薬GMPガイドライン など

修得知識

  • 洗浄方法の基礎
  • 洗浄バリデーションを効果的に実施するためのポイント、ノウハウ
    • 洗浄剤の選定とポイント
    • 残留許容基準の設定とポイント
    • 各製造設備の洗浄バリデーション
    • 分析機器と分析方法
  • 洗浄バリデーションの指摘事例
  • 洗浄バリデーションにおける国内外の規制要件とガイドライン

プログラム

 洗浄バリデーションは品質管理や安全面の確保の観点から、また前製品の交差汚染や異物混入を防止するためにもGMP上重要な項目の一つである。
 本セミナーでは、洗浄バリデーションを効果的に実施するための方法・留意点などを実際の指摘事例も交えてできるだけ具体的に解説する。
 また時間の許す範囲内で質問をお受けいたします。

  1. 洗浄バリデーションにおける日欧米等の規制要件とガイドライン
    1. 日本のガイドライン
    2. 欧州のガイドライン
    3. 米国のガイドライン
    4. PIC/Sのガイドライン
    5. WHOのガイドライン
  2. 洗浄バリデーションの計画から実施までの留意点
    1. 洗浄バリデーションのドキュメント (基準書)
    2. 実施計画書 (プロトコル) と結果報告書 (レポート) の作成
    3. 留意点
  3. 洗浄方法の設定と科学的設定根拠
    1. スワブ法
    2. リンス法
    3. 目視法
    4. 留意点
  4. 洗浄剤選定と留意点
    1. 洗浄剤の成分と種類
    2. 洗浄に影響を与える要素
    3. 洗浄剤の選択
    4. 留意点
  5. 残留許容基準の設定と科学的設定根拠
    1. 残留許容基準の設定方法
    2. 残留許容限度の確立
    3. 残留許容量の設定手順の作成
    4. 留意点
  6. 製造設備の洗浄バリデーション
    1. 原薬の製造設備
    2. 固形剤の製造設備
    3. 注射剤の製造設備
    4. 留意点
  7. 分析機器と分析方法
    1. HPLC法
    2. TOC法
    3. 留意点
  8. 回収率、抽出率の求め方
    1. 回収率試験
    2. 分析法
    3. 留意点
    • 質疑応答・名刺交換

講師

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

5階 第3講習室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 40,000円 (税別) / 42,000円 (税込)
複数名
: 33,000円 (税別) / 34,650円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名で参加の場合1名につき 7,350円割引
  • 3名で参加の場合1名につき 10,500円割引 (同一法人に限ります)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/7/15 バイオ医薬品で起こる蛋白質凝集 (包括的理解、分析と抑制方法、製剤設計、管理戦略) 会場
2025/7/15 ドロップアウト防止にむけたAIによるリスク回避・評価と意思決定にむけたデータ補完 オンライン
2025/7/16 眼疾患におけるアンメットニーズと治療薬の開発動向 オンライン
2025/7/17 監査員の立場からみるGMP違反を防ぐ教育訓練とQuality Culture醸成 オンライン
2025/7/17 ADCのリンカー結合・修飾技術と製造時の特許リスク対応 オンライン
2025/7/18 高薬理活性医薬製造における洗浄負荷の軽減/最適化と曝露リスク評価 オンライン
2025/7/18 ICH-GCPが要求する医薬品開発・臨床QMS入門と効果的かつ効率的運用 (2日間) オンライン
2025/7/18 改訂 PIC/S GMP Annex 1のCCS戦略を導入したバイオ医薬品の適格性評価に基づく品質管理のポイント 東京都 会場・オンライン
2025/7/18 ICH-GCPが要求する医薬品開発・臨床QMS入門 オンライン
2025/7/18 最近の裁判例の論点をふまえた核酸医薬品の特許戦略 オンライン
2025/7/22 微粒子・微生物の環境モニタリング測定方法と留意点、アラート/アクションレベルの設定・管理 東京都 会場・オンライン
2025/7/22 海外当局査察にむけた準備すべき翻訳文書 (SOP/CAPA/SMF) の具体的な英訳の実践・査察対応事例 オンライン
2025/7/23 製造とラボにおけるペーパーレス化実践セミナー: データインテグリティ対応の記録とレビュー方法 オンライン
2025/7/24 暴露許容値 (OEL、ADE・PDE) 設定の基礎知識と設定値の妥当性・考え方 オンライン
2025/7/24 化粧品OEM/ODM (海外含む) における品質管理・品質保証と工場監査用のチェックリストの作成方法 オンライン
2025/7/24 今、改正GMP省令により医薬品・医薬部外品製造業者が求められる適切なGMP文書とは オンライン
2025/7/24 経皮吸収の基礎とIn vitro/In vivoにおける各試験・評価方法 オンライン
2025/7/25 医薬品製造における逸脱・異常/変更管理のクラス分けと逸脱予防策 オンライン
2025/7/25 試験室におけるExcelスプレッドシートのバリデーション方法・運用管理のポイント オンライン
2025/7/25 難水溶性薬物のための製剤技術の理論と実際 オンライン

関連する出版物

発行年月
2021/8/26 薬事規制・承認審査の3極比較と試験立案・臨床データパッケージ/CMCグローバル申請
2021/5/27 [Global] 治験/市販後での安全性情報の収集・評価・報告要否とPVベンダーコントロール (書籍 + ebook版)
2021/5/27 [Global] 治験/市販後での安全性情報の収集・評価・報告要否とPVベンダーコントロール
2021/3/30 経験/査察指摘/根拠文献・規制から導く洗浄・洗浄バリデーション:判断基準と実務ノウハウ (製本版+ebook版)
2021/3/30 経験/査察指摘/根拠文献・規制から導く洗浄・洗浄バリデーション:判断基準と実務ノウハウ
2020/6/30 米国での体外診断用医薬品の開発/審査対応 実務集
2020/4/27 各国要求及び治験環境と現地の実情
2020/3/30 当局要求をふまえたデータインテグリティ手順書作成の要点
2020/3/24 リアルワールドデータの使用目的に応じた解析手法 - 各データベースの選択と組み合わせ -
2020/2/27 海外データ (試験施設) /海外導入品の信頼性基準適用と効率的なデータ利用・CTD申請
2019/8/1 データインテグリティ規程・手順書
2019/6/27 FDAが要求するCAPA導入の留意点
2019/6/27 EU GVP Module I /ISO9001要求をふまえたQuality Management System の実装と運用
2019/5/31 医薬品モダリティの特許戦略と技術開発動向
2019/4/24 洗浄バリデーション実施ノウハウと実務Q&A集
2018/11/30 希少疾患用医薬品の適応拡大と事業性評価
2018/10/30 高薬理活性医薬品封じ込めQ&A集 Part2
2018/9/28 腸内細菌叢を標的にした医薬品と保健機能食品の開発
2018/8/31 がん治療で起こる副作用・合併症の治療法と薬剤開発
2018/7/31 医薬品・医療機器・再生医療開発におけるオープンイノベーションの取り組み 事例集