技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

EU GVP Module要求と運用実務 入門講座

規制文書だけでは分からない

EU GVP Module要求と運用実務 入門講座

~なぜその要求があるのか、実務ではどのように捉えるのか~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、EU GVP Moduleの基本構造や主要なトピックをわかりやすく整理し、規制文面の内容に加えて、要求の根拠、実務での取り扱い、条文だけでは読み取りにくい背景や考え方について解説いたします。

開催日

  • 2026年7月28日(火) 13時00分16時30分

修得知識

  • 理想的なグローバルPV体制
  • グローバルPV体制についての考え方
  • 査察を受けるまでに実施しておくべき事項
  • 査察時の指摘事項への対応

プログラム

 EU Pharmacovigilance Practice (EU GVP) Moduleについて、経験の浅い方々を対象とした基礎セミナー「EU GVP Module入門講座」を開催いたします。EU GVPは、医薬品の安全性監視およびリスク管理を行ううえで重要な枠組みであり、関連業務に携わるにあたっては、その全体像や基本的な考え方を理解しておくことが求められます。
 一方で、GVPの各Moduleは規制文書として記載されているため、文面を読むだけでは、実務上どのような意味を持つのか、また現場ではどのように解釈・運用されているのかが分かりにくい場合があります。
 本セミナーでは、EU GVP Moduleの基本構造や主要なトピックをわかりやすく整理し、規制文面の内容に加えて、なぜその要求があるのか、実務ではどのように捉えるべきか、条文だけでは読み取りにくい背景や考え方は何かといった点も含めて解説いたします。初学者の方にも理解しやすいよう、専門用語をできるだけかみ砕きながら、PV業務とのつながりがイメージできるよう構成しております。
 セミナーでは、EU GVPの基本概念、Moduleの位置づけ、主要なPVプロセスとの関係を整理するとともに、実際の業務において留意すべきポイントや、初学者がつまずきやすい点についても触れる予定です。また、単なる条文解説にとどまらず、監督当局が重視する観点や、規制上の表現の背後にある実務的な意図についても紹介し、理解を深めていただける内容としております。
 本セミナーを通じて、EU GVP Moduleに対する基礎的な理解を養い、今後の詳細な学習や実務対応の土台としていただければ幸いです。皆様のご参加をお待ちしております。

  1. 第1章 はじめに:EU GVPを学ぶ意義
    1. PV業務におけるEU GVPの位置づけ
    2. なぜEU GVPの理解が必要なのか
    3. 初学者がつまずきやすいポイント
    4. 規制文書を読む際の基本姿勢
  2. 第2章 EU GVPの全体像
    1. GVPとは何か
    2. EU Pharmacovigilance systemの基本構造
    3. GVP Moduleの役割と位置づけ
    4. 法規制、ガイダンス、社内手順の関係
    5. MAHに求められる基本的責任
  3. 第3章 EU GVPの構成と各Moduleの概要
    1. GVP Moduleの全体構成
    2. Moduleごとの役割の違い
    3. 実務で特に参照される主要Module
    4. Module間のつながりと依存関係
    5. どのModuleから学ぶべきか
  4. 第4章 PVの基本用語と考え方
    1. Adverse Event / Adverse Reaction の違い
    2. Serious / Non-serious の考え方
    3. Expected / Unexpected の概念
    4. Causalityの基本的な考え方
    5. PVにおける「リスク」と「ベネフィット」
  5. 第5章 安全性情報の収集と初期対応
    1. 安全性情報の主な入手経路
    2. 文献、医療従事者、患者、提携先からの情報
    3. 受領時の初期確認事項
    4. 情報の完全性と追加確認
    5. 収集情報の記録と管理
  6. 第6章 ICSRの基本
    1. ICSRとは何か
    2. ICSRとしての要件の考え方
    3. Day 0 / reporting clock の概念
    4. ケース評価の基本手順
    5. 症例品質と情報の妥当性
    6. データベース入力とトラッキング
  7. 第7章 症例評価の基本
    1. 医学的評価とは何か
    2. 因果関係評価の考え方
    3. 重篤性評価の基本
    4. Follow-upの重要性
    5. Quality of case assessment の観点
  8. 第8章 規制報告の基礎
    1. 個別症例報告の目的
    2. EUでの報告先と報告の流れ
    3. 国内外の報告要件の違い
    4. 緊急性のある事象への対応
    5. 報告遅延を防ぐための実務上の注意点
  9. 第9章 シグナル管理の入門
    1. シグナルとは何か
    2. シグナル検出の基本的な考え方
    3. シグナル評価の流れ
    4. データソースと評価の観点
    5. シグナルに対する対応と記録
    6. 初学者が誤解しやすいポイント
  10. 第10章 リスク管理の基本
    1. リスク管理とは何か
    2. Safety Specificationの考え方
    3. Pharmacovigilance Planの位置づけ
    4. Risk Minimisation Measures の概要
    5. 追加的リスク最小化策の考え方
    6. 実務上の運用と確認事項
  11. 第11章 RMPの入門
    1. RMPの構成
    2. RMPに含まれる主要項目
    3. RMP作成・更新の考え方
    4. 規制文面と実務運用の違い
    5. 関連部門との連携ポイント
  12. 第12章 PSUR / PBRERの基礎
    1. PSURの目的
    2. 評価期間と対象データ
    3. 定期報告で確認すべき観点
    4. Benefit-Risk評価の考え方
    5. 初学者が理解すべき要点
  13. 第13章 PV Quality System
    1. PV品質システムとは何か
    2. 手順書、記録、教育訓練の重要性
    3. Deviations / CAPAの考え方
    4. 自己点検と監査対応
    5. 品質システムがPV業務に与える影響
  14. 第14章 SOPと業務運用
    1. SOPの役割
    2. 規制要件をSOPに落とし込む考え方
    3. 実務での判断基準の明確化
    4. 例外対応とエスカレーション
    5. 文書管理上の留意点
  15. 第15章 委託先・提携先との関係
    1. Vendor / Partner管理の基本
    2. Safety data exchange agreement の考え方
    3. 役割分担と責任範囲
    4. 情報連携における留意点
    5. 逸脱発生時の対応
  16. 第16章 インスペクション・査察の基礎
    1. 当局査察の目的
    2. 指摘されやすい論点
    3. 初学者が知っておくべき準備事項
    4. 記録の重要性
    5. 日常業務が査察対応につながる理由
  17. 第17章 文書だけでは読み取りにくい実務上のポイント
    1. “適切に” “必要に応じて” の読み方
    2. ガイダンスの背景にある考え方
    3. 文字どおりの理解と実務上の期待の違い
    4. 現場判断が求められる場面
    5. よくある誤解とその回避方法
  18. 第18章 ケーススタディ
    1. 軽微な事象の報告判断
    2. 重篤症例への初動対応
    3. 文献情報の取り扱い
    4. 提携先からの情報受領時の対応
    5. シグナル懸念が生じた場合の対応
  19. 第19章 よくある質問と理解の確認
    1. 初学者から多い質問
    2. 実務で迷いやすい論点
    3. 用語の再整理
    4. 受講後に押さえるべき復習ポイント
    5. 今後の学習ステップ
  20. 第20章 まとめ
    1. EU GVPの全体像の再確認
    2. 各Moduleのつながりの整理
    3. 実務と規制の橋渡しの重要性
    4. 初学者として意識すべきポイント
    5. 今後の業務への活かし方
    • 質疑応答

講師

  • 小林 秀之
    MSD 株式会社
    PVシニアマネージャー 兼 安全管理責任者

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 34,400円 (税別) / 37,840円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 34,400円(税別) / 37,840円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 Zoomのシステム要件テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2026/7/24 動物用体外診断用医薬品の開発ポイントと承認申請時の注意点 オンライン
2026/7/24 製薬用水の製造・水質管理と査察への対策 オンライン
2026/7/27 医薬品工場建設の各ステージにおけるプロジェクトマネジメントのポイント オンライン
2026/7/27 GMP超入門講座 オンライン
2026/7/27 信頼性の高い研究成果を得るための公正な研究プロセスと試験データのQuality・基準 オンライン
2026/7/27 日本型パテントリンケージ制度の実務を考慮した新たな特許戦略 オンライン
2026/7/27 動物用体外診断用医薬品の開発ポイントと承認申請時の注意点 オンライン
2026/7/28 QA担当者のための実務ノウハウと文書、記録類のチェックポイント オンライン
2026/7/28 医薬品工場建設の各ステージにおけるプロジェクトマネジメントのポイント オンライン
2026/7/28 曝露許容値 (OEL、ADE・PDE) 設定の基礎と曝露防止・交差汚染への活用 オンライン
2026/7/28 局方/GMPに対応する原薬・製剤の不純物評価・リスク管理 (ICH Q3A, Q3C, Q3D, M7) 、及び原薬出発物質の選定/妥当性/CQA・CPP設定 (ICH Q11) オンライン
2026/7/28 RWD / RWE利活用 (2日間) オンライン
2026/7/28 Target Trial Emulation (標的試験エミュレーション) の基礎 オンライン
2026/7/28 抗体医薬・抗体薬物複合体 (ADC) を始めとしたバイオ医薬品の特性解析 (構造解析) とペプチドマップ、糖鎖プロファイルの規格及び試験方法設定のポイント オンライン
2026/7/28 臨床試験におけるICH E8 (R1), E6 (R3) 改訂に準拠した品質管理 (Quality by Design) 実装のポイント オンライン
2026/7/28 AI時代に対応した医薬品の事業性評価プロセスの再設計と実務への導入ポイント オンライン
2026/7/29 医薬品製造現場におけるQuality Culture醸成とCAPAの推進 オンライン
2026/7/29 CMC信頼性基準とGMPの違いをふまえたQC/QAと生データ/記録の取扱い・ (適合性調査・査察) 指摘/問題事例 オンライン
2026/7/29 医薬品/原薬/添加物/包装材等を対象とした中国医薬品開発の基礎と応用 オンライン
2026/7/29 GMP超入門講座 オンライン

関連する出版物

発行年月
2021/8/31 創薬研究者・アカデミア研究者が知っておくべき最新の免疫学とその応用技術
2021/8/26 薬事規制・承認審査の3極比較と試験立案・臨床データパッケージ/CMCグローバル申請
2021/8/26 薬事規制・承認審査の3極比較と試験立案・臨床データパッケージ/CMCグローバル申請 (製本版+ebook版)
2021/5/27 [Global] 治験/市販後での安全性情報の収集・評価・報告要否とPVベンダーコントロール (書籍 + ebook版)
2021/5/27 [Global] 治験/市販後での安全性情報の収集・評価・報告要否とPVベンダーコントロール
2021/3/30 経験/査察指摘/根拠文献・規制から導く洗浄・洗浄バリデーション:判断基準と実務ノウハウ
2021/3/30 経験/査察指摘/根拠文献・規制から導く洗浄・洗浄バリデーション:判断基準と実務ノウハウ (製本版+ebook版)
2021/2/25 CAPA規程・手順書・様式
2021/2/1 QMS (手順書等) ひな形 災害対策ガイドライン
2021/2/1 QMS (手順書等) ひな形 災害対策ポリシー
2021/2/1 QMS (手順書等) ひな形 災害時システム対策本部行動基準 (サイト毎)
2021/2/1 ISO13485:2016対応 QMSひな形集一式
2021/2/1 QMS (手順書等) ひな形 災害対策計画書 (サイト毎)
2020/10/28 QMS/ISO関係をふまえた医療機器「プロセス」「滅菌」「包装」「ソフトウェア」バリデーションの進め方
2020/7/28 紙データの電子化プロセスとスプレッドシートのバリデーション/運用/管理
2020/6/30 米国での体外診断用医薬品の開発/審査対応 実務集
2020/4/27 各国要求及び治験環境と現地の実情
2020/3/30 当局要求をふまえたデータインテグリティ手順書作成の要点
2020/2/27 海外データ (試験施設) /海外導入品の信頼性基準適用と効率的なデータ利用・CTD申請
2019/8/1 データインテグリティ規程・手順書