技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

GXPや開発段階の要求、データインテグリティなどから考えるGLP、信頼性基準の本質的理解

GXPや開発段階の要求、データインテグリティなどから考えるGLP、信頼性基準の本質的理解

~基本姿勢 (ICH Q10〈PQS〉の観点を含む) / データインテグリティ / SOP / トリプルシンキング~
オンライン 開催
  • ライブ配信セミナーには、特典としてアーカイブ配信が付きます。
  • アーカイブ配信の視聴期間は2026年7月9日〜22日を予定しております。
  • ライブ配信を受講しない場合は、「アーカイブ配信」をご選択ください。

開催日

  • 2026年6月25日(木) 13時00分16時30分

修得知識

  • 判断の悩ましい疑問点へのQ&A
  • 委託試験の指摘事例・考察
  • SOP・試験計画書/試験報告書の作成ポイント
  • 生データの定義・保存や紙記録/電子データの取り扱い
  • 海外施設に試験委託する際の信頼性の考え方

プログラム

 医薬品・医療機器の開発においては、どの段階であっても「患者のために信頼性や品質を確保する」という本来の目的を忘れないことが極めて重要です。その目的を再確認するうえで、GLPや信頼性基準が誕生した背景を正しく理解することは非常に有用な学びとなります。
 研究開発に携わる者として、信頼性・品質・社会貢献の観点から各GXPの役割を多角的に把握することで、開発初期段階 (GLPや信頼性基準のフェーズ) で何を重視すべきかが明確になり、結果として開発効率の向上にもつながります。
 また、データインテグリティは「当局に求められるから従う」という“やらされ感”ではなく、「自社と自分たちを守るための原則」であるという本質的な理解が重要です。
 さらに、SOPは省令を遵守するために存在する社内文書であることを理解し、その解釈には法的原則を踏まえた視点を持つことが有益である点も紹介します。
 問題が発生した際には、ロジカル・クリティカル・ラテラルの3つの思考法を組み合わせた「トリプルシンキング」を活用することで、より効果的な問題解決が可能になります。
 最後に、医薬品・医療機器メーカーおよびCROの皆様が、品質と信頼性に真摯に向き合い、社会的責任を果たすための一助となれば幸いです。

  1. GLPおよび信頼性基準の成立背景とその目的
    • 医薬品・医療機器メーカーおよび受託試験機関 (CRO) は、多様なレギュレーションに適切に対応しながら、承認取得に必要な試験を実施する必要があります。
      しかし、日々の実務の中で省令本来の目的を見失うことがあります。
      本来の目的を正しく理解するために、GLPや信頼性基準が生まれた背景を改めて確認したいと思います。
  2. 医薬品・医療機器メーカーに求められる基本姿勢 (ICH Q10〈PQS〉の観点を含む)
    • 医薬品・医療機器メーカーは、利益追求だけでなく、病気や怪我に苦しむ患者のために品質の高い製品を提供する責務があります。
      新入社員当時の原点に立ち返り、ICH Q10 (医薬品品質システム) の考え方を共有しながら、信頼性・品質体制の重要性を再認識します。
  3. 各GXPの目的理解による多角的視野の獲得
    • GLPや信頼性基準に携わる方は、規制要求を必要以上に重く捉える傾向がありますが、それ自体は真面目さの表れであり否定されるべきものではありません。
      ただし、研究開発から承認後までの流れの中で、GLP・信頼性基準が担うフェーズを正しく理解することが不可欠です。
      非臨床段階とそれ以降のGXPとの違いを整理し、初期段階で何を重視すべきかを検討することは、開発効率向上と、より良い医薬品・医療機器の迅速な情報提供につながります。
  4. データインテグリティの基本理念と本質的理解
    • データインテグリティはGMP領域から広まり、現在ではGCPにも完全に浸透しており、GLPでも要求されるに至っています。
      これを「当局に求められるから守る」「レギュレーションだから仕方なく従う」のではなく、自社と自分自身を守るための重要な原則として理解することが大切です。
      その基本理念を共有し、本質的な理解を深めます。
  5. 適切な対応のための規程 (SOP等) とその正しい解釈方法 (法的解釈の観点)
    • 各社にはSOPや手順書が存在し、これらは省令遵守のために社内手順を文書化したものです。
      しかし、SOPの字面を守ることに意識が偏り、本来の役割 (省令遵守のためのツールであること) が忘れられてしまう場面があります。
      省令は法令の一種であり、法令には解釈・原則があります。
      これらの法的解釈を紹介し、SOPの適切な読み方や社内での共通理解形成につなげます。
  6. 問題解決力を高めるトリプルシンキングの活用
    • 研究開発においては、ハプニング、インシデント、アクシデントが不可避です。
      これらの事象に対し、効果的な問題解決を行うための基本的な考え方として「トリプルシンキング」を紹介します。
      これを日常業務に活かしていただけると幸いです。
  7. まとめ:医薬品・医療機器メーカーおよびCROが担う社会的責任
    • 最後に、医薬品・医療機器メーカーの社員としての基本姿勢と社会貢献について意見交換し、メーカーを支えるCROにも同様の思考が求められることを共有したいと考えています。
  8. 質疑応答

講師

  • 松永 秀光
    株式会社 大塚製薬工場 薬制部 試験監査課
    専任課長

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 42,700円 (税別) / 46,970円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,700円(税別) / 46,970円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 請求書は、代表者にご送付いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー

  • ライブ配信セミナーには、特典としてアーカイブ配信が付きます。
  • アーカイブ配信の視聴期間は2026年7月9日〜22日を予定しております。
  • ライブ配信を受講しない場合は、「アーカイブ配信」をご選択ください。

ライブ配信セミナーをご希望の場合

  • 「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 Zoomのシステム要件テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

アーカイブ配信セミナーをご希望の場合

  • 「ビデオグ」を使ったアーカイブ配信セミナーとなります。
  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCなどからご視聴ができます。
  • お申し込み前に、 視聴環境 をご確認いただき、 視聴テスト にて動作確認をお願いいたします。
  • 別途、ID,パスワードをメールにてご連絡申し上げます。
  • 視聴期間は2026年7月9日〜22日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2026/7/17 医薬品開発の早期・後期における事業性評価・導入判断 オンライン
2026/7/21 メカニスティックモデルとAIの融合による医薬品製造プロセスの開発 オンライン
2026/7/22 微粒子・微生物の環境モニタリング測定方法と留意点 オンライン
2026/7/22 eCTD v4.0申請をスムーズに行うための実務要点とアウトソーシングを効果的に活用する上での留意点 オンライン
2026/7/22 動物用医薬品・体外診断薬開発における薬事規制/薬事申請後の指摘事例 オンライン
2026/7/23 GMPラボにおける電子記録管理、データインテグリティ対応 オンライン
2026/7/23 GMP/GQP文書の作成、管理、データインテグリティ対応 オンライン
2026/7/23 核酸医薬の品質評価と分析法開発の実務 オンライン
2026/7/24 製造/ラボにおける監査証跡の運用方法とレビュー手順・効率的対応へのヒント オンライン
2026/7/27 信頼性の高い研究成果を得るための公正な研究プロセスと試験データのQuality・基準 オンライン
2026/7/28 Target Trial Emulation (標的試験エミュレーション) の基礎 オンライン
2026/7/30 AI時代に対応した医薬品の事業性評価プロセスの再設計と実務への導入ポイント オンライン
2026/7/31 ICH M7 変異原性不純物 / ニトロソアミン不純物 / NDSRI分析・評価のポイント オンライン
2026/8/4 QA担当者教育訓練とQA部門構築のポイント オンライン
2026/8/5 eCTD v4.0申請をスムーズに行うための実務要点とアウトソーシングを効果的に活用する上での留意点 オンライン
2026/8/10 AI時代に対応した医薬品の事業性評価プロセスの再設計と実務への導入ポイント オンライン
2026/8/21 ICH M7 変異原性不純物 / ニトロソアミン不純物 / NDSRI分析・評価のポイント オンライン
2026/9/25 分析法バリデーションにおける基準値設定と分析法変更・技術移転時の同等性評価 東京都 会場・オンライン
2026/10/13 分析法バリデーションにおける基準値設定と分析法変更・技術移転時の同等性評価 オンライン

関連する出版物

発行年月
2021/8/31 創薬研究者・アカデミア研究者が知っておくべき最新の免疫学とその応用技術
2021/8/26 薬事規制・承認審査の3極比較と試験立案・臨床データパッケージ/CMCグローバル申請 (製本版+ebook版)
2021/8/26 薬事規制・承認審査の3極比較と試験立案・臨床データパッケージ/CMCグローバル申請
2021/5/27 [Global] 治験/市販後での安全性情報の収集・評価・報告要否とPVベンダーコントロール (書籍 + ebook版)
2021/5/27 [Global] 治験/市販後での安全性情報の収集・評価・報告要否とPVベンダーコントロール
2021/3/30 経験/査察指摘/根拠文献・規制から導く洗浄・洗浄バリデーション:判断基準と実務ノウハウ
2021/3/30 経験/査察指摘/根拠文献・規制から導く洗浄・洗浄バリデーション:判断基準と実務ノウハウ (製本版+ebook版)
2020/11/6 QC工程表・作業手順書の作り方
2020/7/28 紙データの電子化プロセスとスプレッドシートのバリデーション/運用/管理
2020/6/30 米国での体外診断用医薬品の開発/審査対応 実務集
2020/4/27 各国要求及び治験環境と現地の実情
2020/3/30 当局要求をふまえたデータインテグリティ手順書作成の要点
2020/2/27 海外データ (試験施設) /海外導入品の信頼性基準適用と効率的なデータ利用・CTD申請
2019/11/21 医療機器企業におけるリスクマネジメントセミナー (DVD)
2019/11/21 医療機器企業におけるリスクマネジメントセミナー (オンデマンド)
2019/8/1 データインテグリティ規程・手順書
2019/6/27 EU GVP Module I /ISO9001要求をふまえたQuality Management System の実装と運用
2019/6/27 FDAが要求するCAPA導入の留意点
2019/5/31 医薬品モダリティの特許戦略と技術開発動向
2019/4/24 洗浄バリデーション実施ノウハウと実務Q&A集