技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

売上予測 (開発初期段階/導入・導出) コース (全2コース)

売上予測 (開発初期段階/導入・導出) コース (全2コース)

~開発初期段階・市場データが不足している場合の売上予測・調査方法 / 医薬品開発時の導入・導出における売上予測・事業性評価の実際~
オンライン 開催

配信期間

  • 2025年10月6日(月) 13時00分2025年10月20日(月) 16時30分
  • 2025年11月10日(月) 10時30分2025年11月21日(金) 16時30分

お申し込みの締切日

  • 2025年10月6日(月) 13時00分

プログラム

アーカイブ配信「開発初期段階・市場データが不足している場合の売上予測・調査方法」

(視聴期間 : 2025年10月6日〜20日を予定)

 開発初期段階の適切なビジネス評価は、社内の研究開発リソース配分や製品導入の判断に重要である。開発初期段階における売上予測は、自社製品のプロファイルが明確でない中で、数十年先の市場や競合を予測しなければならず、不確実性の高い要因の適正評価が求められる。
 本セミナーでは、開発初期段階の売上予測が着目されている背景とその難しさに触れ、売上予測の実際について、市場分析、シェア予測、感度分析と意思決定を説明して、開発タイムラインと売上予測の実施時期をまとめとしたい。

  1. 開発初期段階の売上予測が着目されている背景
  2. 開発初期段階の売上予測の難しさについて
  3. 開発初期段階の売上予測の実際
    1. 市場分析
      1. 現市場の把握
      2. 市場の将来予測
    2. シェア予測
      1. 自社製品プロファイルの設定
      2. シェア予測の実践的手法
    3. 感度分析
    4. 売上予測と意思決定
  4. 開発タイムラインと売上予測の実施時期
    1. 全体像:開発の早期と後期でやること
    2. Post-PoCでの売上予測実施プロセス
    • 質疑応答

アーカイブ配信「医薬品開発時の導入・導出における売上予測・事業性評価の実際」

(視聴期間 : 2025年11月10日〜21日を予定)

 医薬品開発には、長期的かつ多額な費用と人的資源を要する一方で、成功確率が低いため、投資の意思決定は慎重にならざるを得ない。製薬企業各社は選り好みをするほどパイプラインが多くないのも現実であり、他社から魅力あるアセットの導入や、優先度の低い、またはやり切れない自社アセットの他社への導出も頻繁に行われている。
 本講座では、アセットの価値評価、優先度設定、導入・導出の判断基準として用いられる事業性評価を取り上げ、売上予測や事業性評価の概念、実施方法を解説すると共に、導入・導出のケーススタディを通じて、売上予測および事業性評価を行う上での重要なポイントについて解説する。

  1. 中外製薬 株式会社 とは?
    1. 会社概、ミッションステートメント
    2. 自主独立経営を行うビジネスモデル、ロシュとの戦略的提携
  2. 製品ポテンシャルを可視化する売上予測とその概念
    1. 売上予測の4つの目的とタイミング、典型的な予測モデル
    2. 売上予測の研究開発ステージと粒度
    3. 新規モダリティのビジネス評価のタイミング
    4. 市場規模/売上予測が難しくなっている理由
    5. ビジネスの価値評価として売上予測は万能か
    6. 意思決定を惑わす様々な認知バイアス
    7. 戦略的マネジメントとオペレーションマネジメントの関係
  3. 意思決定を支援する事業性評価とその概念
    1. 事業性評価のゴール、4つの目的とタイミング
    2. 事業性評価を理解する上での重要な指標
    3. 事業リスクと4つの事業性評価の実施方法
    4. 正味現在価値 (NPV) と不確実性を考慮した正味現在価値 (eNPV)
    5. 意思決定の質を高めるために重要な6つの要素
  4. 事業性評価のケーススタディ (導入)
    1. 事業性評価に関わる様々な課題
    2. TPP作成のタイミングと3つのポイント
    3. 事業性評価の流れ (概要)
    4. 仮想事例:製品X (導入候補品) のTPP、評価の背景と仮説
    5. 開発計画からシナリオ、シナリオ発生確率、成功確率の検討例
    6. 市場を理解するためのアプローチ
    7. 製品Xの売上予測・事業性評価結果
    8. 製品Xの経済条件を含む事業性評価結果
  5. 事業性評価のケーススタディ (導出)
    1. 仮想事例:製品Y (導出品) のTPP、評価の背景と仮説
    2. 開発計画からシナリオ、シナリオ発生確率、成功確率の検討例
    3. 製品Yの売上予測・事業性評価結果
    4. 製品Yの経済条件を含む事業性評価結果
  6. 製品チームや経営から信頼の得られる事業性評価を目指して
    1. 中外製薬のLCM体制
    2. 中外製薬での事業性評価実施の流れと、確認ポイント
    3. 事業性評価がネガティブとなった場合の対処方法
    4. 事業性評価の役割と目指すところ
    5. 市場調査と事業性評価の関係
    • 質疑応答

講師

  • 大澤 一範
    株式会社 社会情報サービス 調査事業 PMR局
    シニアアドバイザー
  • 高山 健次
    中外製薬 株式会社 ビジネスインサイト&ストラテジー部
    ビジネスアナリシスプロフェッショナル

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 57,000円 (税別) / 62,700円 (税込)
複数名
: 35,000円 (税別) / 38,500円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 35,000円(税別) / 38,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 57,000円(税別) / 62,700円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 70,000円(税別) / 77,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 105,000円(税別) / 115,500円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 請求書は、代表者にご送付いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 20,000円(税別) / 22,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

アーカイブ配信セミナー

  • 「ビデオグ」を使ったアーカイブ配信セミナーとなります。
  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCなどからご視聴ができます。
  • お申し込み前に、 視聴環境 をご確認いただき、 視聴テスト にて動作確認をお願いいたします。
  • 別途、ID,パスワードをメールにてご連絡申し上げます。
  • 視聴期間はそれぞれ2025年10月6日〜20日、2025年11月10日〜21日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/11/25 医薬品開発プロジェクトを成功に導くファシリテーション & 合意形成 スキルアップ オンライン
2025/11/25 バリデーション関連文書作成時の必修事項と記載例 東京都 オンライン
2025/11/25 医療用医薬品の開発初期段階での売上予測の実際と注意すべきポイント オンライン
2025/11/25 体外診断薬・コンパニオン診断薬を巡る最近の話題、成功/失敗事例で学ぶ開発戦略、並びに今後の展望と課題 オンライン
2025/11/25 コンプライアンス違反を起こさない・繰り返さないQA・QC教育の体制構築と訓練効果の確認の手引き オンライン
2025/11/25 バイオ医薬品生産用の遺伝子組換え体細胞の構築とセルバンクの作製・管理・各種試験と承認申請への対応 オンライン
2025/11/26 分析法バリデーション入門講座 オンライン
2025/11/26 コア技術の定義・設定と育成・強化手法 オンライン
2025/11/26 バイオ医薬品CMC「新規モダリティ・品質審査」「CTD作成/生成AI・ICH M4Q(R2)対応」全2コース オンライン
2025/11/26 医療用医薬品の開発初期段階での売上予測の実際と注意すべきポイント オンライン
2025/11/26 バイオ医薬品における品質審査の考え方と新規性の高い生物製剤特有の議論のポイント オンライン
2025/11/27 治験薬GMP入門 オンライン
2025/11/27 バイオ医薬品の開発/品質管理で必要となるタンパク質科学の基礎と凝集・安定性の解析 オンライン
2025/11/27 医薬品品質試験における生データの取扱いとQC実施のポイント オンライン
2025/11/27 造粒・打錠・コーティング技術の基礎とスケールアップ / トラブル対策 東京都 会場・オンライン
2025/11/27 製薬分野に特化した生成AIによる知的財産業務の効率化 オンライン
2025/11/27 医薬品のグローバル開発に必要な実践英語講座 オンライン
2025/11/27 開発段階/承認後の処方・剤形変更時の生物学的同等性評価 オンライン
2025/11/27 バイオ医薬品・再生医療等製品製造におけるシングルユースのリスク管理戦略・製造設計とE&L評価 オンライン
2025/11/28 非無菌医薬品における微生物学的品質管理の必要レベルと微生物限度試験法実施事例 2025 オンライン

関連する出版物

発行年月
2013/9/2 原薬・中間体製造プロセスにおける課題と対策
2013/6/1 画像診断機器(放射線) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/6/1 画像診断機器(放射線) 技術開発実態分析調査報告書
2013/5/30 新薬開発にむけた臨床試験(第I~III相臨床試験)での適切な投与量設定と有効性/安全性評価
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書
2013/3/27 医薬品・食品包装の設計と規制・規格動向 - 品質・安全・使用性向上のために -
2013/2/5 放射線医療(癌診断・治療) 技術開発実態分析調査報告書
2013/2/5 放射線医療(癌診断・治療) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/1/28 造粒・打錠プロセスにおけるトラブル対策とスケールアップの進め方
2012/3/13 超入門 GMP基礎セミナー
2012/3/5 育毛剤・発毛剤 技術開発実態分析調査報告書
2012/2/16 システムの適格性確認および回顧的バリデーションの具体的実施方法
2012/2/14 LIMS導入に関する導入の留意点セミナー
2012/2/9 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応のための「回顧的バリデーション」および「リスクアセスメント」実施方法
2011/12/22 光学活性医薬品開発とキラルプロセス化学技術
2011/12/14 QCラボにおける厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応セミナー
2011/12/10 製薬大手5社 技術開発実態分析調査報告書
2011/11/7 eCTD申請 「-ここまで身近になったeCTD申請-」
2011/9/1 厚労省ER/ES指針対応実施の手引き