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バイオ医薬品CMC「新規モダリティ・品質審査」「CTD作成/生成AI・ICH M4Q(R2)対応」全2コース

バイオ医薬品CMC「新規モダリティ・品質審査」「CTD作成/生成AI・ICH M4Q(R2)対応」全2コース

オンライン 開催

アーカイブ配信で受講をご希望の場合、視聴期間は2025年12月10日〜23日、2026年1月13日〜26日を予定しております。
アーカイブ配信のお申し込みは2025年12月10日まで承ります。

開催日

  • 2025年11月26日(水) 13時00分16時00分
  • 2025年12月18日(木) 13時00分16時30分

修得知識

  • 基本的なバイオ医薬品の品質審査で考慮すべきポイント
  • 新規モダリティのバイオ医薬品で追加で考慮すべきポイント
  • モダリティの新規性が高い遺伝子組換え抗体
  • モダリティの新規性が高いワクチン
  • 細胞加工製品
  • 核酸医薬品 (非バイオ医薬品)
  • in vivo遺伝子治療用製品
  • ex vivo遺伝子治療用製品

プログラム

2025年11月26日「バイオ医薬品における品質審査の考え方と新規性の高い生物製剤特有の議論のポイント」

 近年、新規承認される医薬品のうちバイオ医薬品の占める割合は劇的に増加している。本講義ではバイオ医薬品の品質の審査における考え方と新規性の高いバイオ医薬品等のモダリティごとの特有の論点を説明する。

  1. 生物製剤 (バイオ医薬品) の品質の考え方
  2. 近年の新規モダリティ医薬品の動向
  3. 各論:新規性の高い生物製剤の紹介と品質審査の論点
    • モダリティの新規性が高い遺伝子組換え抗体
    • 核酸医薬品 (非バイオ医薬品)
    • モダリティの新規性が高いワクチン
    • in vivo遺伝子治療用製品
    • ex vivo遺伝子治療用製品
    • 細胞加工製品
  4. 本邦での承認に至っていないが注目されるモダリティ
  5. 結論
    • 質疑応答

2025年12月18日「バイオ医薬品/抗体医薬品におけるCMC薬事・CTD作成の留意点」

 本講座では、はじめに抗体医薬品・バイオ医薬品のCMC 開発上の主な課題を把握、理解する。次に国内及び海外開発におけるCMCの課題への対応、最速のCMC開発を実現するための留意点を理解する。さらにICH M4Q (R2) を考慮した新たなCTD構成を考慮したCTD – Q作成を理解する。また、今後予想される生成AI活用の可能性と対応を理解する。即ち戦略的なCMC開発の設計、実行の考慮点を学ぶことを目的する。

  1. 抗体医薬品等バイオ医薬品の基本的な開発プロセス
    • 抗体・バイオ医薬品の特徴
    • デザイン抗体 (抗体薬物複合体、二重特異性抗体、その他)
    • バイオ後続品
    • バイオ医薬品の基本的な開発プロセス
    • PMDA相談 (RS戦略相談、事前面談、対面助言)
  2. 抗体医薬品等バイオ医薬品の成分の種類と分類
    • バイオ医薬品の有効成分及び不純物の種類と分類
    • 目的物質、目的物質関連物質
    • 目的物質由来不純物、製造工程由来不純物
    • 混入汚染物質 (ウイルス及び微生物)
    • 浸出物
    • 異物
    • その他の不純物
  3. 抗体医薬品等バイオ医薬品の品質のCTD作成
    • バイオ医薬品におけるCTDの構成
    • バイオ医薬品の品質に関するCTD (CTD-Q) 作成
      • S.1 一般情報
      • S.2 製造
      • S.3 特性
      • S.4 原薬の管理
      • S.5 標準品又は標準物質
      • S.6 容器及び施栓系
      • S.7 安定性
      • P.1 製剤及び処方
      • P.2 製剤開発の経緯
      • P.3 製造
      • P.4 添加剤の管理
      • P.5 製剤の管理
      • P.6 標準品又は標準物質
      • P.7 容器及び施栓系
      • P.8 安定性
      • A.その他
  4. 抗体医薬品等バイオ医薬品のCMCにおける主なガイドライン
    • バイオ医薬品の品質に関わる主なICHガイドライン
    • バイオ医薬品の品質に関連するその他の主な通知等
  5. 抗体医薬品等バイオ医薬品の不純物に関わるCMC開発
    • 試験方法の開発、分析法バリデーション
    • 生物由来原料基準とウイルス安全性評価
    • 宿主細胞由来タンパク質 (HCP)
    • 変異原性不純物の評価
    • 異物と免疫原性
  6. 抗体医薬品等バイオ医薬品のCMC開発の主な課題と対応
    • 目的物質関連物質・目的物質由来不純物・製造工程由来不純物の規格設定
    • 製法変更及び製造所の技術移転と同等性評価
    • 不純物と品質管理戦略 (QbD等)
    • 抗体医薬品のCMC開発の主な課題と対応
    • アクテムラ、ヘムライブラ、オプジーボの不純物へ照会事項対応例
  7. 最速のCMC開発を目指す戦略的なCMC薬事アプローチ
    • バックキャスティングで開発する
    • 治験申請と承認申請
    • End of Phase2 meeting
    • PSA (Parallel Scientific Advice)
    • 開発に応じた戦略的なCMC薬事アプローチ
  8. 最新動向 (AI活用、ICH M4Q (R2) ) への対応
    • 日本・米国・欧州の3極のCTD作成の留意点
    • 見出し (セクション構成) が大きく変わるICH M4Q (R2) への対応
    • 生成AI活用の実例と今後の対応
    • 質疑応答

講師

  • 櫻井 陽
    独立行政法人 医薬品医療機器総合機構 (PMDA)
    スペシャリスト (バイオ品質担当)
  • 入澤 朗
    多摩大学 医療・介護ソリューション研究所
    フェロー

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 57,000円 (税別) / 62,700円 (税込)
複数名
: 35,000円 (税別) / 38,500円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 35,000円(税別) / 38,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 57,000円(税別) / 62,700円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 70,000円(税別) / 77,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 105,000円(税別) / 115,500円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 請求書は、代表者にご送付いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 20,000円(税別) / 22,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー

ライブ配信またはアーカイブ配信セミナーのいずれかをご選択いただけます。

ライブ配信セミナーをご希望の場合

  • 「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 Zoomのシステム要件テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

アーカイブ配信セミナーをご希望の場合

  • 「ビデオグ」を使ったアーカイブ配信セミナーとなります。
  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCなどからご視聴ができます。
  • お申し込み前に、 視聴環境 をご確認いただき、 視聴テスト にて動作確認をお願いいたします。
  • 別途、ID,パスワードをメールにてご連絡申し上げます。
  • 視聴期間は2025年12月10日〜23日、2026年1月13日〜26日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。

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