外観検査自動化プロジェクトの成功に導く実践的ノウハウと運用のポイント
オンライン 開催
概要
本セミナーでは、検査と品質保証の概要から、目視検査と自動検査の違い、検査結果の効果的活用法、さらには外観検査に使われている機材と利用ノウハウについて分かりやすく解説いたします。
開催日
-
2025年9月12日(金) 13時00分
~
17時00分
受講対象者
- 品質管理スタッフ
- 生産設備のフィールドエンジニア
- 外観検査装置の開発エンジニアなど
修得知識
- なぜ今、自動化が必要なのか? 自社の課題整理と明確な目標設定
- 外観検査のプロとしてのドメイン知識を、自動化システムインテグレータに伝える方法 (要求仕様の策定)
- システムインテグレータ (SIer) との適切な付き合い方、プロジェクト推進のプロセス
- 自動化システムを理解するための最低限の周辺技術知識 (照明、カメラ、画像認識など)
- 導入したシステムを現場で適切に「評価」し、「運用」していくためのポイント
- 自動化を成功させるための「勘所」と、目視検査との最適な役割分担
プログラム
人手不足、検査精度、コスト…. 外観検査の課題を、”現場主導”の自動化で解決する。
製造現場における外観検査は、品質を最終的に見極める重要な工程です。しかし、熟練者の高齢化や採用難、属人化による検査精度のバラつき、人件費の上昇など、多くの課題を抱えています。製造DXが叫ばれる今、外観検査の自動化は避けて通れないテーマとなっています。
本セミナーは、製造現場の品質管理・生産管理部門の皆様が、自社の外観検査自動化プロジェクトを成功に導くための実践的なノウハウを習得いただくことを目的としています。特に、自動化システムの導入において不可欠となるシステムインテグレータ (SIer) と効果的に連携するための具体的な手法に焦点を当てます。
単なる技術解説に留まらず、「どうすれば自動化プロジェクトがうまくいくのか?」をシステム開発の経験がない方にも分かるように説明します。自社の知識を整理し、外部の専門家と協働しながら、確実な一歩を踏み出すための羅針盤として、ぜひセミナーをご活用ください。
- はじめに
- 本セミナーで学ぶこと、本日のアジェンダとセミナーのゴール
- なぜ今、外観検査の自動化が必要なのか (現状認識と目的の明確化)
- 外観検査自動化の背景と目的
- 製造DXと検査自動化の関係
- 外観 (画像) 検査の概要
- 自動化プロジェクトを始める前の準備
- 自動外観検査の始め方と続け方
- 検査・計測と品質管理・品質保証
- 業務・道具の標準化と機器の校正
- システムに求めることの整理とシステム構築プロセス
- 限度見本と評価尺度〜性能評定と品質協定
- 要求仕様と検査装置の開発プロセス
- 開発体制の構築と検査体制の構築性
- システムを構成する主要技術の概要 (SIerとの協働のための周辺知識)
- 我々の視覚と光学現象
- 照明と撮像の技術
- 画像認識による検出技術の概略
- 検査のためのマテリアルハンドリング
- 導入後の運用、評価、そしてその先へ
- 目視検査の役割軽減〜自動化とその先へ
- 自動化のための勘所と今後の動向
- まとめ
- 質疑応答
講師
阿部 淑人 氏
新潟国際情報大学
経営情報学部
情報システム学科
教授
主催
お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。
お問い合わせ
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)
受講料
1名様
:
47,000円 (税別) / 51,700円 (税込)
1口
:
60,000円 (税別) / 66,000円 (税込)
(3名まで受講可)
ライブ配信セミナーについて
- 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
- お申し込み前に、 Zoomのシステム要件 と テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
- 開催日前に、接続先URL、ミーティングID、パスワードを別途ご連絡いたします。
- セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
- ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
- タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
- ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
- 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
- Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。