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半導体・論理回路テストの基礎と応用

半導体・論理回路テストの基礎と応用

~設計から高品質テストなどの最新動向まで~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、半導体の高品質化・高信頼化に向けたテスト生成技術、AIの活用、セキュリティとの関係性について、最新の技術トレンドを交えて解説いたします。

配信期間

  • 2026年1月26日(月) 10時30分2026年2月6日(金) 16時30分

お申し込みの締切日

  • 2026年2月4日(水) 16時30分

受講対象者

  • 半導体の設計や製造に関わる方
  • 電子機器の開発に関わる方

修得知識

  • 論理回路を含む半導体デバイスのテストに関する知識
  • システムの研究開発や製造、品質保証などの実務遂行におけるテストの重要性

プログラム

 ChatGPTやGemini等の生成AIの普及とともに、その処理に要する計算能力を供給する半導体の需要は非常に高まっています。また、自動運転車やスマートシティなどでも電子機器が中心的な役割を担っています。一方、半導体はデジタル変革 (DX) のキーデバイスともなっており、半導体集積回路やそれを利用するシステムの品質、信頼性及びセキュリティは益々重要となっています。このような背景のもと、これらの重要な要件を支える技術として、半導体テストへの注目が高まっています。
 そこで、本講演では、半導体テストについて基礎から分かりやすく紹介します。とくに、AI用などの半導体で非常に重要となる論理回路のテストに関して、実際にテストに使用するテストパターンを作成する「テスト生成」、及び、テスト生成を実用的な時間で実行可能にする「テスト容易化設計」について、品質とコストを両立させるポイントを含めて詳しく説明します。
 さらに、最新の技術動向として、自動車用半導体等でとくに重要となる「高品質テスト」、テスト技術への「AI」の活用、そして、テスト技術と「セキュリティ」の関わりについて、最近の国際会議の論文に基づいて紹介します。

  1. 半導体のテストについて
    1. 半導体のライフサイクルにおけるテストとその意義
    2. テストの種類とテスト装置
    3. テストコストについて
    4. テスト品質について
  2. テスト設計技術
    1. テスト生成技術
      1. 論理回路のテスト
      2. 故障モデル
      3. 故障シミュレーション
      4. テスト生成アルゴリズム
    2. テスト容易化設計技術
      1. スキャン設計
      2. 組込み自己テスト
  3. 最新テスト技術動向
    1. 高品質テスト技術
      1. 故障モデルの高度化
      2. 組込み自己テストの利用拡大
      3. アナログテストの高品質化
    2. テストへのAI応用
      1. AI応用による品質向上
      2. AI応用によるコスト削減
      3. AI応用による歩留り向上
    3. テストとセキュリティ
      1. ハードウェアトロイへの対策
      2. 偽造ICへの対策
      3. 脆弱性攻撃への対策
  4. まとめ

講師

  • 畠山 一実
    株式会社EVALUTO
    講師・技術コンサルタント

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

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  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)

アーカイブ配信セミナー

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2026年1月26日〜2月6日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。

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