技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

CSV (コンピュータ化システムバリデーション) 実務入門講座

CSV (コンピュータ化システムバリデーション) 実務入門講座

オンライン 開催

アーカイブ配信で受講をご希望の場合、視聴期間は2025年8月29日〜9月4日を予定しております。
アーカイブ配信のお申し込みは2025年9月2日まで承ります。

概要

本セミナーでは、CSVに関する根底の考え方と基本知識を学んだ上で、教科書ベースではないプロジェクト現場での実例にもとづく、CSV活動の進め方を解説いたします。

配信期間

  • 2025年8月29日(金) 12時30分2025年9月4日(木) 16時30分

お申し込みの締切日

  • 2025年9月2日(火) 16時30分

修得知識

  • CSV対応の根底となる必ず押さえておくべき考え方
  • 基本となるCSV活動の手順と内容および作成文書
  • プロジェクトにおけるCSV活動の実際
  • CSVのスコープとアプローチの策定のポイント
  • GAMP5 2nd Editionのポイント
  • 対応事例

プログラム

 医薬品や医療機器に関わる業務においてシステムを導入する際、CSVに関する悩みや課題を多く聞きます。

  • ユーザー企業の悩みや課題
    • 「CSVをどこまで行えばよいか分からない」
    • 「そもそも今回導入するシステムにCSVは必要なのか」
    • 「CSVをもっと効率よくできないものか」
    • 「CSV対応に要する工数がシステム導入によって削減を期待する工数を上回ってしまう」
    • 「昨今デジタルトランスフォーメーション (DX) の推進が叫ばれるがCSVを考慮すると躊躇してしまう」
    • 「CSVを加味したベンダー企業の見積は妥当なのか」
    • 「ベンダー企業とのCSVタスクの分担の食い違いがプロジェクト開始後に判明した」
  • ベンダー企業の悩みや課題
    • 「取り扱い製品にCSV対応を求められたが具体的に何をすればよいのか」
    • 「CSV対応は、Part11対応やERES対応とは異なるのか」
    • 「要求されるCSVタスクが不明瞭のためプロジェクトリスクとなって見積が膨らんでしまう」
    • 「お客様とのCSVタスクの切り分けがしづらい」
    • 「いざプロジェクトが始まるとお客様よりCSVに関する細かい要求が発生しその対応に工数やスケジュールをとられてしまう」
    • 「CSVを理解している要員が少なくアサインできない」

 これら悩みや課題の解決にあたっては、ユーザー側とベンダー側の双方がCSVに対する正しい理解と実務的な知識の学習を行うことが極めて重要となります。
 本セミナーでは、実務対応に直結する思考と知識の習得を目的として、CSVに関する根柢の考え方と基本知識を学んだ上で、教科書ベースではないプロジェクト現場での実例にもとづく、CSV活動の進め方を学習します。

  1. CSV対応の基本理解
    1. はじめに
      1. CSVとは
      2. CSVに関する法規制とガイドライン
      3. どのような時にCSVの取り組みが求められるか
    2. CSVの進め方
      1. CSV活動の種類と基本的な流れ
      2. CSV活動で使用されるシステム開発ライフサイクル
        1. 一般的なシステムの構築活動とCSV活動の関係
        2. CSV活動におけるユーザーとベンダーの役割分担
        3. CSV活動で増加するコスト
      3. カテゴリ分類と活動内容の定義
      4. CSV活動で作成する文書
      5. CSV活動の体制と役割
  2. CSV対応の実務理解
    1. モデルケースを用いたCSV活動の実例解説
      1. CSV計画
      2. サプライヤ評価 (ベンダー監査)
      3. ユーザー要件定義 (URS)
      4. 機能要件定義 (FS)
      5. 設計仕様定義 (DS)
      6. 機能リスク評価
      7. 設計時適格性評価 (DQ)
      8. 据付時適格性評価 (IQ)
      9. 運転時適格性評価 (OQ)
      10. 性能適格性評価 (PQ)
      11. 教育訓練
      12. 運用準備
      13. CSV報告
      14. CSV全体管理
        • 逸脱管理
        • 変更管理
        • 設定管理
        • 文書管理
      15. リタイアメント
    2. 対応事例の紹介
    3. その他
      • GAMP4とGAMP5のアプローチの差異
      • CSVの要否 など
    • 質疑応答

講師

  • 新井 洋介
    株式会社シグマクシス インダストリートランスフォーメーションシェルパ
    ディレクター

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 42,000円(税別) / 46,200円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,000円(税別) / 46,200円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

アーカイブ配信セミナー

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2025年8月29日〜9月4日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/9/3 医薬品開発における薬物動態研究およびトランスレーショナルリサーチ概論 オンライン
2025/9/3 E&L規制対応の全体像及びFDA要件と留意点 オンライン
2025/9/4 事例から学ぶQA担当者教育訓練とQA部門構築のポイント オンライン
2025/9/4 GMPをふまえた安定性試験データの統計解析とOOT対応のための統計的留意点 オンライン
2025/9/5 洗浄バリデーションにおけるリスク評価と残留許容値設定/運用 オンライン
2025/9/5 微粒子・微生物の環境モニタリング測定方法と留意点、アラート/アクションレベルの設定・管理 東京都 会場・オンライン
2025/9/5 国内外におけるマイクロバイオーム医薬品の研究開発動向 オンライン
2025/9/8 コンピュータ化システムバリデーション (CSV) 初級講座 オンライン
2025/9/8 GMPに基づいた衛生管理とその徹底 オンライン
2025/9/8 ICH-GCP (R3) のeTMFマネジメントへの影響とeTMFシステムのセキュリティ オンライン
2025/9/8 国内外におけるマイクロバイオーム医薬品の研究開発動向 オンライン
2025/9/8 原薬におけるMF登録・記載・適合性調査・照会対応とプロセスバリデーション結果を基にしたMFへの落し込み オンライン
2025/9/9 医薬品原料粉体の全数受入確認試験ならびに製剤化におけるリスク低減と製品品質の最大化 オンライン
2025/9/9 医療データ (RWD) 活用時の100の落とし穴 オンライン
2025/9/9 海外CTD-M3を活用した承認申請時の「規格及び試験方法」の簡略記載の注意点 オンライン
2025/9/9 医薬品工場の計画・設備設計及びバリデーションの進め方とトラブル対応 オンライン
2025/9/10 品質管理試験室にむけたQC点検と信頼性確保 / 分析法バリデーションに必要となる統計解析 / 基準値設定・分析法変更/技術移転時の同等性評価 (3コース) オンライン
2025/9/10 医薬品工場の計画・設備設計及びバリデーションの進め方とトラブル対応 オンライン
2025/9/10 再生医療等製品における商品コンセプト構築と開発戦略 オンライン
2025/9/10 意思決定にむけたターゲットプロダクトプロファイルの設定 オンライン

関連する出版物

発行年月
2021/8/26 薬事規制・承認審査の3極比較と試験立案・臨床データパッケージ/CMCグローバル申請
2021/8/26 薬事規制・承認審査の3極比較と試験立案・臨床データパッケージ/CMCグローバル申請 (製本版+ebook版)
2021/5/27 [Global] 治験/市販後での安全性情報の収集・評価・報告要否とPVベンダーコントロール (書籍 + ebook版)
2021/5/27 [Global] 治験/市販後での安全性情報の収集・評価・報告要否とPVベンダーコントロール
2021/3/30 経験/査察指摘/根拠文献・規制から導く洗浄・洗浄バリデーション:判断基準と実務ノウハウ
2021/3/30 経験/査察指摘/根拠文献・規制から導く洗浄・洗浄バリデーション:判断基準と実務ノウハウ (製本版+ebook版)
2020/10/28 QMS/ISO関係をふまえた医療機器「プロセス」「滅菌」「包装」「ソフトウェア」バリデーションの進め方
2020/6/30 米国での体外診断用医薬品の開発/審査対応 実務集
2020/4/27 各国要求及び治験環境と現地の実情
2020/3/30 当局要求をふまえたデータインテグリティ手順書作成の要点
2020/2/27 海外データ (試験施設) /海外導入品の信頼性基準適用と効率的なデータ利用・CTD申請
2019/8/1 データインテグリティ規程・手順書
2019/6/27 EU GVP Module I /ISO9001要求をふまえたQuality Management System の実装と運用
2019/6/27 FDAが要求するCAPA導入の留意点
2019/5/31 医薬品モダリティの特許戦略と技術開発動向
2019/4/24 洗浄バリデーション実施ノウハウと実務Q&A集
2018/11/30 希少疾患用医薬品の適応拡大と事業性評価
2018/10/30 高薬理活性医薬品封じ込めQ&A集 Part2
2018/9/28 腸内細菌叢を標的にした医薬品と保健機能食品の開発
2018/8/31 がん治療で起こる副作用・合併症の治療法と薬剤開発