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カーボンニュートラル時代のCO2排出削減への戦略とLCA動向について

カーボンニュートラル時代のCO2排出削減への戦略とLCA動向について

~LCAの社会的ニーズや基礎的内容から最先端の研究動向まで~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、素材に関連するLCA評価手法の課題、具体的な算定方法の最新動向を紹介するとともに、基礎素材産業の戦略の方向について解説いたします。

配信期間

  • 2025年7月9日(水) 12時30分2025年7月23日(水) 16時30分

お申し込みの締切日

  • 2025年7月21日(月) 16時30分

修得知識

  • 地球温暖化、気候変動の最新の状況
  • 脱炭素対策が経済に与える影響
  • 国内素材産業の温室効果ガス削減対策の現状
  • 素材のLCAに関する議論
  • 日本政府の取り組み (グリーントランスフォーメーションなど)
  • サーキュラーエコノミー

プログラム

 地球温暖化の深刻化に伴い、人為的CO2排出の大幅削減が喫緊の課題となっている。各国で炭素課税や排出権取引といったカーボンプライシング制度が導入される中、企業も自社の製品・サービスによるCO2排出量を定量的に把握・評価する必要がある。環境負荷の評価手法として注目されているのがLCA (ライフサイクルアセスメント) であり、EUでは自動車や建築分野でLCAに基づく情報開示が義務化されつつある。LCAは概念的にはシンプルだが、特に素材単位での評価には未解決の課題も多く残されている。
 本講演では、LCAの社会的背景と必要性を踏まえ、基礎的な内容から最先端の研究動向、そして素材産業におけるLCAの課題と展望について解説する。

  1. 厳しさを増す地球温暖化 (気候変動)
    1. 世界の温暖化の状況
    2. 産業活動からCO2排出量を削減するための世界の動向
      1. TCFDによる気候変動関連情報開示の公表圧力
      2. GHGプロトコルによるCO2排出量の定量評価
      3. カーボンプライシング制度の導入
  2. CO2排出量削減量の評価
    1. LCAの概要
      1. LCAの歴史
      2. ISOとLCA
      3. LCAの基本
      4. LCAの手順
      5. LCAを行う時に必要となるLCIデータベース
      6. LCAで評価した事例
  3. LCA分析で必要となる対象製品のマテリアルフロー
    • 「製品」と「素材」でのLCAの違い
  4. リサイクルを考慮したLCA手法
  5. 基盤材料のリサイクルを考慮したLCAの事例
  6. 基礎素材のLCA比較
  7. LCAの研究課題:何に注意すべきか

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

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  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,000円(税別) / 46,200円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

アーカイブ配信セミナー

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2025年7月9日〜23日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
本セミナーは終了いたしました。

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