技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

水素酸化細菌によるバイオモノづくりのポテンシャルと社会実装に向けた課題と展望

社会課題解決にバイオの力

水素酸化細菌によるバイオモノづくりのポテンシャルと社会実装に向けた課題と展望

~CO2を原料としたバイオものづくりにむけて~
オンライン 開催

概要

本セミナーにおいては、CO2活用に関わる微生物の種類やそれらの特性について概説し、特に水素とCO2を原料として増殖する水素酸化細菌の特徴と、その特徴を活用したCO2からのバイオものづくりの可能性を紹介いたします。

開催日

  • 2025年6月13日(金) 13時30分15時30分

修得知識

  • CO2固定微生物、特に水素酸化細菌の特徴に関する基礎的知見
  • 特徴を活用したバイオものづくりに関する国内外の取り組み

プログラム

 2050年のカーボンニュートラル社会の実現を目指し、CO2を活用するカーボンリサイクル技術の開発が国内外で進められています。国内においても、CO2固定微生物の機能を活用するCO2を原料としたバイオものづくりが注目されています。
 本セミナーにおいては、CO2活用に関わる微生物の種類やそれらの特性について概説し、特に水素とCO2を原料として増殖する水素酸化細菌の特徴と、その特徴を活用したCO2からのバイオものづくりの可能性を紹介します。水素酸化細菌を使ったプロセスは将来的なポテンシャルは見込まれるものの多くの課題も存在するため、それら課題に対する現在の国内外での取り組みおよび展望についても紹介します。

  1. CO2排出削減に向けたカーボンリサイクル技術としてのバイオものづくり
    1. CO2排出削減に向けたカーボンリサイクル技術の位置づけと役割
    2. カーボンリサイクル技術としてのバイオものづくりの特徴と国内外の動向
    3. CO2を直接原料としたバイオものづくり
  2. CO2固定微生物、特に水素酸化細菌を使ったバイオものづくりのポテンシャル
    1. CO2を固定する微生物の特徴と分類
    2. 水素酸化細菌とは
    3. 水素酸化細菌の特徴とそのCO2固定・排出削減ポテンシャル
    4. 他のCO2固定微生物との比較
  3. 海外における水素酸化細菌を使ったバイオものづくりの動向
    1. 海外での取り組みのコンセプト
    2. 水素酸化細菌を使ったタンパク質生産の利点と可能性
    3. 海外スタートアップ企業の取組事例の紹介
  4. 水素酸化細菌を使ったバイオものづくりの国内での取り組み
  5. 社会実装に向けた課題と将来展望
    1. 水素酸化細菌を用いたバイオものづくりにおける技術開発課題
    2. 社会実装に向けた技術開発以外の課題と将来展望
    • 質疑応答

講師

  • 平野 伸一
    一般社団法人 電力中央研究所 サステナブルシステム研究本部 生物・環境化学研究部門
    上席研究員

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 23,700円 (税別) / 26,070円 (税込)
複数名
: 12,500円 (税別) / 13,750円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 12,500円(税別) / 13,750円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 23,700円(税別) / 26,070円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 25,000円(税別) / 27,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 37,500円(税別) / 41,250円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 請求書は、代表者にご送付いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 Zoomのシステム要件テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/8/28 機械加工設備内におけるバイオフィルムの除去・対策・評価のポイント オンライン
2025/8/29 CO2回収、DAC技術の研究動向とカーボンニュートラル実現への展望 オンライン
2025/9/2 岩石風化促進 (ERW) による大気からのCO2除去技術の現状と展望 オンライン
2025/9/4 製品カーボンフットプリント (CFP) の基礎と算定方法 東京都 会場
2025/9/5 微粒子・微生物の環境モニタリング測定方法と留意点、アラート/アクションレベルの設定・管理 東京都 会場・オンライン
2025/9/5 国内外におけるマイクロバイオーム医薬品の研究開発動向 オンライン
2025/9/8 国内外におけるマイクロバイオーム医薬品の研究開発動向 オンライン
2025/9/9 二酸化炭素を原料とする有用有機化合物製造技術の研究開発動向と展望 オンライン
2025/9/12 車両用CO2分離・回収装置の国内外における研究開発動向 オンライン
2025/9/29 CO2の電解還元技術における基礎と有用化合物への変換および将来展望 オンライン
2025/9/30 高分子材料における微生物劣化のメカニズムと対策技術 東京都 会場
2025/10/3 MOF/PCPを利用したCO2の分離・回収技術 オンライン
2025/10/7 化粧品・医薬部外品製造時の微生物制御及び適切な試験・評価技術 オンライン
2025/10/9 微細藻類の培養技術と産業利用の動向、ビジネス展望 オンライン
2025/10/10 低濃度CO2の回収・資源化技術の最新動向と今後の展望 オンライン
2025/10/14 ケミカルループ法による水素製造・カーボンリサイクル技術 オンライン
2025/10/20 発酵プロセスの設計・構築と生産効率向上、コスト管理 オンライン
2025/10/21 微細藻類の培養技術と産業利用の動向、ビジネス展望 オンライン
2025/10/22 低濃度CO2の回収・資源化技術の最新動向と今後の展望 オンライン
2025/10/29 発酵プロセスの設計・構築と生産効率向上、コスト管理 オンライン