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無菌・滅菌製品、滅菌プロセス、滅菌バリデーション 業務者教育コース

Aコース (初心者コース) + Bコース (実務者コース)

無菌・滅菌製品、滅菌プロセス、滅菌バリデーション 業務者教育コース

~滅菌の基礎と滅菌バリデーション入門 + 見落としやすい滅菌バリデーションの留意点、バイオバーデン測定、回収率・D値測定、素材への経時変化の検証から、滅菌・バリデーション関連の製品回収事例傾向、パラメトリックリリース推奨などについて~
オンライン 開催

アーカイブ配信で受講をご希望の場合、視聴期間はそれぞれ、2025年5月12日〜29日、2025年5月16日〜29日を予定しております。
アーカイブ配信のお申し込みは、2025年5月12日まで承ります。

開催日

  • 2025年4月23日(水) 13時00分 16時30分
  • 2025年4月30日(水) 13時00分 16時30分

受講対象者

  • 滅菌バリデーション責任者、担当者、内部監査員

修得知識

  • 殺菌
  • 滅菌関連用語
  • 滅菌バリデーション
  • バイオバーデン
  • 無菌試験
  • 無菌性保証
  • 無菌性保証水準
  • 滅菌バリデーション
  • 滅菌バリデーション基準
  • QMS省令
  • PIC/S GMP
  • 無菌性保証

プログラム

無菌・滅菌製品、滅菌プロセス、滅菌バリデーション業務者教育コース Aコース: 初心者コース

(2025年4月23日 13:00〜16:30)

 本講座では、医療機器、医薬品、包装容器の滅菌に関する初心者コースとして、殺菌、消毒、滅菌、無菌性保証水準などの用語の定義や医療機器等を中心とした各滅菌方法の特徴、並びに滅菌バリデーション (滅菌の科学的妥当性検証) の基礎と滅菌前の微生物試験 (バイオバーデン測定) や滅菌処理後の無菌試験等についてできる限り分かり易く解説。社内教育の一環として活用願いたい。

  1. 微生物とは
    • 滅菌のための細菌、真菌及びウイルスとの違い
  2. 滅菌等の基礎
    • 除菌、抗菌、殺菌、消毒、滅菌等の用語と関連法規、基準規格等
  3. 滅菌時の無菌性保証水準、無菌性保証、D値とは
    1. 無菌性保証水準 (SAL) とは
    2. 無菌性保証 (滅菌保証) とは
    3. D値 (微生物の殺菌抵抗性) とは
  4. 微生物試験方法概要
    1. 無菌試験、生菌数測定 (バイオバーデン) 試験他
  5. 各滅菌法の特徴
    1. 乾熱滅菌
    2. 湿熱滅菌
      • 高圧蒸気
    3. ガス滅菌
      • EO
      • 過酸化水素
    4. 放射線滅菌
      • 電子線
      • ガンマ線
      • X線
    5. 参考 濾過法等
  6. 滅菌バリデーションの概要
    1. 滅菌バリデーションとは
    2. DQ、IQ、OQ、PQ
    3. 製品性能の適格性検証
    4. 微生物学的適格性検証、バイオバーデン管理等
  7. その他
    • 質疑応答

無菌・滅菌製品、滅菌プロセス、滅菌バリデーション業務者教育コース Bコース: 実務者コース

〜行政、認証機関等への滅菌講師や海外査察対応経験、医療機器業界滅菌ガイドライン作成、ISO滅菌国内委員の経験など踏まえたポイントを解説 (一部医薬品PIC/S GMP等含む) 〜

(2025年4月30日 13:00〜16:30)

 本講座では、医療機器、医薬品、包装容器の滅菌に関する実務者コースとして、主に、滅菌医療機器のQMS滅菌関連要求と滅菌バリデーション基準等の監査時に必要な要求事項の解説、留意点など外部QMS調査、外部監査、滅菌委託先への監査の視点での対応の留意点など解説する (一部 医薬品PIC/S GMP、EMA関係含む) 。社内の滅菌教育の一環でも活用可能です。

  1. 改正QMS省令における滅菌関連の要求と留意点 (QMS省令適合性審査対象)
  2. 滅菌バリデーション基準の具体的要求と留意点 (QMS省令適合性審査対象)
    1. 各滅菌法とISOバリデーション規格
    2. 必要文書
      • 手順書
      • 計画書
      • 記録
      • 報告書
      • その他
    3. 滅菌の外部委託の場合の責任範囲、取り決め書他留意点
    4. 定期、変更時のバリデーション
    5. 日常のバリデーション
    6. バイオバーデンの管理
    7. 監視、測定、分析、評価、改善、予防措置
    8. 滅菌関係の力量教育
    9. マネジメントレビュー
    10. その他
  3. 滅菌条件設定方法
    1. 簡易的な滅菌条件設定
    2. 滅菌バリデーション上の滅菌条件設定
  4. 滅菌の判定方法
    1. 無菌性保証における無菌試験における限界
    2. BIより抵抗性の強い菌や 共存物による抵抗性影響
    3. バラメトリックリリース、ドジメトリックリリース
  5. 各滅菌法におけるバリデーション留意点
    1. 湿熱滅菌 (高圧滅菌)
    2. 酸化エチレンガス (EOG滅菌)
    3. ガンマ線滅菌
    4. 電子線滅菌
  6. 微生物試験のバリデーション
  7. 放射線滅菌バリデーションの留意点深堀
    1. バイオロジカルインジケータ (BI) を使用しない理由背景
    2. 材質への影響評価 (処理後数ケ月後に劣化等するケース)
    3. プレフィルドシリンジの留意点
    4. 耐放射線用樹脂グレードの活用
    5. 承認申請際のガイドライン
  8. EOG滅菌バリデーションの留意点深堀
    1. 多数の滅菌パラメータの監視測定
    2. 医療機器等の微細構造部のバリデーション
    3. 残留ガス測定と樹脂に脱ガス時間の違い
    4. 環境への問題と対策
    5. 米国での問題とFDA等/代替滅菌プログラム等
  9. 医薬品 PIC/S GMP、EMA 滅菌関連トピックス
    • 質疑応答

講師

  • 山瀬 豊
    価値創造&バリデーション支援センター
    代表

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 57,000円 (税別) / 62,700円 (税込)
複数名
: 35,000円 (税別) / 38,500円 (税込)

受講特典

  • 希望者に筆者の関連文献、滅菌基礎教育の力量確認試験問題を提供いたします。

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 35,000円(税別) / 38,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 57,000円(税別) / 62,700円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 70,000円(税別) / 77,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 105,000円(税別) / 115,500円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 請求書は、代表者にご送付いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 20,000円(税別) / 22,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー

ライブ配信またはアーカイブ配信セミナーのいずれかをご選択いただけます。

ライブ配信セミナーをご希望の場合

  • 「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 Zoomのシステム要件テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

アーカイブ配信セミナーをご希望の場合

  • 「ビデオグ」を使ったアーカイブ配信セミナーとなります。
  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCなどからご視聴ができます。
  • お申し込み前に、 視聴環境 をご確認いただき、 視聴テスト にて動作確認をお願いいたします。
  • 別途、ID,パスワードをメールにてご連絡申し上げます。
  • 視聴期間はそれぞれ、2025年5月12日〜29日、2025年5月16日〜29日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • セミナー資料は印刷・送付いたします。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。

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2025/2/19 バイオバーデン測定および無菌性の試験、実務と問題点解決 オンライン
2025/2/19 GMPで必須となる英語表現と対応エラー事例 オンライン
2025/2/19 わかりやすい製造指図書およびSOP作成のポイント オンライン
2025/2/19 医薬品工場建設におけるURS作成時の留意点およびトラブル防止・バリデーションのポイント オンライン
2025/2/19 核酸医薬品・メッセンジャーRNA医薬品を対象とするドラッグデリバリーシステムの現状と将来展望 オンライン
2025/2/19 ペプチド医薬品原薬の製造プロセス開発 オンライン
2025/2/19 医薬品製造設備におけるクリーンルームの基礎と空調設備の設計・維持管理 オンライン
2025/2/20 非臨床試験: 各治験段階における規格とバリデーション実施の具体的ポイント オンライン
2025/2/20 医薬分野におけるモダリティー開発視点からのイノベーション発掘と事業化戦略 オンライン
2025/2/20 PMDA審査官から高評価が得られる非臨床領域のメディカルライティング オンライン
2025/2/20 費用対効果 (日本版HTA) 評価の基礎講座 オンライン
2025/2/20 医薬部外品における承認申請書作成ノウハウおよびPMDA相談のポイント オンライン
2025/2/21 ヒューマンエラー防止に必要なSOPの書き方の工夫と文書管理 東京都 会場・オンライン
2025/2/21 製造/ラボにおける監査証跡の具体的な運用方法・管理と効率的なレビュー手順・頻度 (どこまですべきか) ・記録の残し方 オンライン
2025/2/21 非臨床試験 (基礎研究、信頼性基準試験) における電子データ完全性確保・電子ノート使用とクラウド利用でのデータ管理 オンライン
2025/2/21 コンピュータ化システムバリデーション (CSV) の基礎とデータ・インテグリティ確保 オンライン
2025/2/21 GMPにおける (製造・試験) 外部委託業者管理・監査の留意点とチェック項目 オンライン
2025/2/21 デジタルを基盤としたニューモダリティー医薬品/ヘルスケアの探索・初期評価と事業性検討 オンライン
2025/2/21 細胞培養加工の工程設計およびAIを活用したバイオ生産マネジメントシステム オンライン
2025/2/24 アジア主要国のオーファンドラッグ薬事規制・承認申請の相違点と実務対応 オンライン

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