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ゴム・プラスチック材料の破損・破壊原因と対策事例及び寿命予測

破損トラブル防止のための

ゴム・プラスチック材料の破損・破壊原因と対策事例及び寿命予測

~破損・破壊に影響を与える因子と原因究明のための解析法~
東京都 開催 会場・オンライン 開催
  • ライブ配信セミナーには、特典としてアーカイブ配信が付きます。
  • アーカイブ配信の視聴期間は2025年3月12日〜18日を予定しております。
  • ライブ配信を受講しない場合は、「アーカイブ配信」をご選択ください。

概要

本セミナーでは、ゴム・プラスチックの破損、破壊メカニズム、材料分析法と寿命予測について、豊富な経験・研究に基づき、事例を交え詳しく解説いたします。

開催日

  • 2025年3月5日(水) 10時00分 16時30分

受講対象者

  • プラスチック製品の設計、成形、品質、評価に関連する技術者
    • 自動車・自動車内装
    • 家電
    • 携帯電話・スマートフォン
    • PC
    • 食品容器
    • 部品トレー
    • 建材
    • 看板 など
  • ゴム製品の設計、成形、品質、評価に関連する技術者
    • 防振ゴム
    • 建築材料
    • 医療機器・医療器具
    • 日用品
    • 家具 等
  • ゴム・プラスチックの不良対策で課題を抱えている担当者

修得知識

  • ゴム・プラスチックの破損
  • 破壊メカニズム
  • 材料分析法と寿命予測

プログラム

 ゴム・プラスチック材料は材料強度以上の力が作用すると、延性破壊、脆性破壊、クリープ破壊、疲労破壊などの破壊モードに基づき破壊が生じる。しかし、これらの破壊原因を調べるにはこれらの破壊の種別を調べることも大切ではあるものの、それだけでは不十分である。それは例え破壊の種別がわかったとしても、材料に問題があったのか外的因子による劣化現象が生じたのかはわからないためで、すると当然的確な対策もとれないわけである。
 そこで、本講では破壊の種別とそのメカニズムを解説し、破壊原因追及のための各種分析・解析方法を紹介する。
 さらには各種ポリマーの弱点を中心にポリマー選択の際の注意点を解説する。解析事例を交えて破壊現象の基本を説明する。
 また、寿命予測の基本的な流れやポイントを解説し、予測された寿命の正しい解釈について説明する。

  1. 破壊現象、メカニズムとその形態
    1. 強度に係わる因子
      • 劣化
      • 形状
      • 材料
      • 異物
      • ボイド
      • ウェルドライン
    2. 応力集中と破壊
    3. 破壊の種類
      1. 脆性破壊
      2. 延性破壊
      3. 疲労破壊
      4. クリープ破壊
      5. 環境応力亀裂、溶剤亀裂
      6. オゾンクラック
  2. 破壊・破損の解析法
    1. 解析アプローチ
    2. 外観観察 形状、ウェルドライン
    3. 破面解析法と得られる情報 マイクロスコープとSEM
    4. 前処理法
    5. 材料分析法
      • 元素分析
      • 分離分析
      • 化学構造解析
      • 組成分析 (熱分析)
    6. 劣化分析法
      • FT-IR
      • DSCによる酸化開始温度
      • GPC
      • TG
      • ESR
      • NMR
      • XPS
      • EPMA
      • 定量的劣化分析法
    7. 分子量及び分子量分布分析法
    8. 架橋密度の分析・評価法
    9. 不均一性の分析
      • 残留ひずみ
      • 分散
  3. 各種ポリマーの特徴
    • PS
    • PE
    • PP
    • PVC
    • PMMA
    • ABS
    • PA
    • POM
    • PBT
    • PET
    • PC
    • NR
    • NBR
    • SBR
    • FKM
    • EPDM
    • CR
    • BR
  4. 寿命予測法
    1. 寿命の考え方
      • 機能的寿命と商品的寿命
    2. 寿命予測モデル
      • クリープ破壊と疲労破壊の寿命予測モデル
    3. 劣化評価と寿命予測の関係
    4. 寿命予測の流れ
    5. 寿命予測のポイント
      • 市場と促進時の劣化状態の違い
    6. 寿命のばらつき
    7. アレニウス法による寿命予測
    8. アイリング法による寿命予測
  5. 破壊・破損解析、劣化解析及び対策事例
    1. 加硫ゴムの破壊・破損
      1. 加硫ゴムのオゾン劣化
      2. 水道水中の残留塩素による劣化
      3. NBRの加硫不足による裂け
    2. プラスチックの破壊・破損
      1. 異物による破壊
      2. ポリカーボネートの溶剤亀裂
      3. ポリ塩化ビニルの疲労劣化
      4. ポリアセタールギアのオーバーヒーティングによる劣化破損
    • 質疑応答

講師

  • 仲山 和海
    一般財団法人 化学物質評価研究機構 大阪事業所
    副所長

会場

TH企画 セミナールーム
東京都 港区 芝4丁目5-11 芝プラザビル 5F
TH企画 セミナールームの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 40,000円 (税別) / 44,000円 (税込)

受講者の声

  • 高分子の劣化や寿命評価に関する講義をこれまでなかなか見つけられず、寿命評価が悩みの種でした。今回の講義は非常に有用でした。ありがとうございました。
  • 高分子の劣化・寿命評価のとりかかりとして、非常に有意義な講義でした。
  • ポリマー劣化の分析についてもっと詳しく伺えればよかったです (当方の需要が今回の講座の対象としてずれていたなと感じました)
  • 大変参考になりました。講師の方の説明がとても分かりやすくテキスト資料も整理されており良かったです。
  • 基礎的なところですが、あいまいな点を教えて頂いて、大変参考になりました。

免責事項

講師所属団体と競合団体に所属している方のご参加はお断りさせて頂く場合がございます。

複数名同時申込割引について

複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 40,000円(税別) / 44,000円(税込) で受講いただけます。

  • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
  • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 80,000円(税別) / 88,000円(税込)
  • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 120,000円(税別) / 132,000円(税込)

テキスト送付に係る配送料

ライブ配信・アーカイブ配信受講の場合、別途テキストの送付先1件につき、配送料 1,100円(税別) / 1,210円(税込) を頂戴します。

会場受講 / ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー

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  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。

ライブ配信セミナーをご希望の場合

  • セミナー資料は、郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

アーカイブ配信セミナーをご希望の場合

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • アーカイブ配信の視聴期間は2025年3月12日〜18日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • セミナー資料は別途、送付いたします。

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