技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

医療機器GCP入門 (解釈・運用・遵守)

医療機器GCP入門 (解釈・運用・遵守)

~背景、GCP省令とガイダンス、関連法規制~
オンライン 開催

アーカイブ配信で受講をご希望の場合、視聴期間は2025年1月30日〜2月14日を予定しております。
アーカイブ配信のお申し込みは2025年2月12日まで承ります。

概要

本セミナーでは、医療機器の国内臨床開発を適正に実施し、成功させるためのGCP基準及びGCPに基づいた実施の体制構築と運用ノウハウを解説いたします。

開催日

  • 2025年1月29日(水) 13時00分 17時00分

修得知識

  • 医療機器の医療機器開発の基本的特徴
  • 関連法規則と医療機器GCPの内容
  • 医療機器GCPにおいてポイントとなる事項
  • 医療機器GCPに基づく準備と運用
  • その他医療機器GCPの関連事項

プログラム

 新医療機器開発において、製造販売承認前に臨床試験 (治験) を国内で実施することはあまり多くありません。医療ニーズの高い画期的な医療機器についても、海外開発のものは海外臨床試験の成績が利用されることが多く、国内臨床試験を行う機会は限定されています。しかし、画期的なリスクの高い新規の医療機器の開発に際しては国内で治験を実施することが不可欠になります。さらに、国の施策として医療機器のイノベーションの推進が掲げられ、これを実現するためには治験の実施が必要となることもあります。国内の治験を実施することにより承認申請のための臨床データを取集する際には、医療機器の臨床試験実施の基準 (GCP) を遵守して行うことが必須です。
 そのため、本セミナーでは、臨床開発にかかわるスタッフの方々に、国内臨床開発を適正に実施し成功させるべく、基本知識としてGCP基準及びGCPに基づいた実施の体制構築と運用について理解し習得することを目指しています。

  1. はじめに
    1. 医療機器開発の基本的特徴
    2. 医療機器のGCPの誕生と変遷
  2. 医療機器GCP (医療機器の臨床試験実施の基準に関する省令) の概要
    1. 医療機器GCP省令に参照される医薬品医療機器等法 (条文・改正情報等)
    2. 医療機器GCP (臨床試験・治験実施の基準) とは
    3. 医療機器GCPにおける留意すべき用語等
    4. 医療機器GCP (臨床試験・治験) に係る省令・ガイダンスの内容
      1. 第一章:医療機器の臨床試験の実施の基準に関する省令
      2. 第二章:治験の準備に関する基準
      3. 第三章:治験の管理に関する基準
      4. 第四章:治験を行う基準
      5. 第五章:再審査等の資料の基準
    5. その他GCP (医薬品、再生医療等製品を含む) との相違又は比較
    6. 米国 (FDA) ・欧州 (EMA) の医療機器GCP等規制基準
      1. 米国における臨床試験及び相互調和 (HBD) タスクフォース
      2. 欧州における臨床試験
    7. 医療機器治験に係る保存文書又は記録
      1. 治験実施計画書、症例報告書、モニタリング報告書、治験機器概要書、手順書 (SOP) 、申請書 (STED) など
      2. 治験の各段階と発生する文書
        • 治験開始時 (施設の実施システム・IRB審議・被験者登録)
        • 治験実施中 (症例対応・IRB対応)
        • 治験終了時
    8. 申請時の適合性書面調査及びGCP実地調査
      1. 医療機器GCP適合性書面調査
      2. 臨床試験における適合性書面調査の流れ
      3. 適合性書面調査時の留意点
      4. 適合性書面調査の対象となる根拠資料
      5. 医療機器GCP実地調査とは?
      6. GCP実地調査の流れ
    9. 治験中の不具合 (又は感染症等) の報告
    10. GCP体制と信頼性確保
  3. GCPの運用及び遵守に関連する文書又は記録
  4. 今後の動向
    1. 日本の規制基準改革と国際調和
  5. 終わりに: 医療機器のGCP の目指すもの

講師

  • 中道 正行
    シカゴ東京メディカル株式会社
    総括製造販売責任者

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 42,000円(税別) / 46,200円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,000円(税別) / 46,200円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー

  • 「Zoom」を使ったライブ配信またはアーカイブ配信セミナーのいずれかをご選択いただけます。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。

ライブ配信セミナーをご希望の場合

  • セミナー資料は、郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

アーカイブ配信セミナーをご希望の場合

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2025年1月30日〜2月14日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • セミナー資料は別途、送付いたします。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/1/23 医療機器QMSで有効な統計的手法とサンプルサイズ決定 オンライン
2025/1/23 ISO11607 滅菌医療機器の包装に関する法的要求事項解説 オンライン
2025/1/24 CMC試験におけるOOS・OOT 判断/発生時の対応 東京都 会場・オンライン
2025/1/27 (薬物) 国際共同治験とモニタリング 基礎知識 (Part 1) の習得 〜 応用力 (Part 2) を身につける 東京都 会場・オンライン
2025/1/27 (薬物) 国際共同治験のモニタリング業務で理解すべき基本的な関連法規 東京都 会場・オンライン
2025/1/27 治験薬GMPにおける品質システム運用と記録の残し方 オンライン
2025/1/27 体外診断用医薬品の保険申請戦略と申請書の書き方 オンライン
2025/1/27 遺伝子治療用製品・細胞医薬品・ウイルスベクターにおける承認申請・審査と品質管理・品質評価/ 非臨床安全性評価/臨床開発 全4コース (4日間) オンライン
2025/1/27 遺伝子治療用製品・細胞医薬品・ウイルスベクターにおける承認申請・審査と品質管理・品質評価/ 非臨床安全性評価/臨床開発 全4コース (4日間) オンライン
2025/1/27 遺伝子治療用製品・細胞医薬品・ウイルスベクターコース (Aコース: 製造・品質試験/分析編) オンライン
2025/1/27 プログラム医療機器 (SaMD) の開発と保険適用戦略のポイント オンライン
2025/1/27 インドネシアにおけるハラール認証BPJPHをふまえた医薬品・医療機器開発等の留意点とポイント オンライン
2025/1/27 医療機器の開発・事業化を成功に導くための実務秘訣 オンライン
2025/1/28 医療機器開発における生物学的安全性評価の進め方 オンライン
2025/1/29 医療機器の承認審査制度及び薬事申請書類の作成と適合性調査 オンライン
2025/1/29 FDA査察対応セミナー 入門編 オンライン
2025/1/30 変更管理・逸脱管理 (リスクのクラス分類と運用の留意点) オンライン
2025/1/30 特定臨床研究での求められる信頼性レベル・逸脱対応と監査実施 (事例をふまえ) オンライン
2025/1/30 英国医療機器UKCA規制セミナー オンライン
2025/1/31 リスクベースのGCP監査 オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/4/30 生体センシング技術の開発とヘルスケア、遠隔診断への応用
2024/4/22 トプコングループ
2024/4/22 トプコングループ (CD-ROM版)
2022/12/31 機械学習・ディープラーニングによる "異常検知" 技術と活用事例集
2022/12/9 データインテグリティに適合するための電子/紙データ・記録の運用管理とSOP作成手法 (製本版 + ebook版)
2022/12/9 データインテグリティに適合するための電子/紙データ・記録の運用管理とSOP作成手法
2022/9/30 5G時代のデジタルヘルスとその事業化
2022/8/31 医療機器の設計開発における統計的手法とそのサンプルサイズ設定
2022/6/24 Trial Master File (TMF) の保管・電磁化移行とeTMFシステム実装時のSOP作成/指摘事例・対策 (製本版 + ebook版)
2022/6/24 Trial Master File (TMF) の保管・電磁化移行とeTMFシステム実装時のSOP作成/指摘事例・対策
2021/11/10 医療機器製造におけるバリデーション基礎講座
2021/10/18 医療機器の設計・開発時のサンプルサイズ設定と設定根拠
2021/10/15 医療機器のプロセスバリデーション (PV) と工程管理
2021/8/26 薬事規制・承認審査の3極比較と試験立案・臨床データパッケージ/CMCグローバル申請 (製本版+ebook版)
2021/8/26 薬事規制・承認審査の3極比較と試験立案・臨床データパッケージ/CMCグローバル申請
2021/5/27 [Global] 治験/市販後での安全性情報の収集・評価・報告要否とPVベンダーコントロール (書籍 + ebook版)
2021/5/27 [Global] 治験/市販後での安全性情報の収集・評価・報告要否とPVベンダーコントロール
2021/4/28 医療機器の保険適用戦略
2021/4/28 医療機器の保険適用戦略 (製本版 + ebook版)
2021/3/15 体温計 (CD-ROM版)