技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

医薬品製造施設 (バイオ、合成原薬、固形製剤、無菌製剤) の構造設備に関わるGMP講座

医薬品製造施設 (バイオ、合成原薬、固形製剤、無菌製剤) の構造設備に関わるGMP講座

オンライン 開催

アーカイブ配信で受講をご希望の場合、視聴期間は2024年12月20日〜31日を予定しております。
アーカイブ配信のお申し込みは2024年12月27日まで承ります。

概要

本セミナーでは、各種GMPガイドラインを題材として、建物、設備、製造に関わる章の主な内容を紹介し、ポイントとなる事項について構造設備にどのように反映されているか、エンジニアリング会社で20年以上にわたり、各種医薬品製造施設の設計や施工、バリデーション業務に従事してきた講師の実務経験を踏まえて解説いたします。

開催日

  • 2024年12月19日(木) 13時00分 16時00分

受講対象者

  • 各種医薬品製造施設の計画、建設や運用に関わる製薬企業の各部門の担当者
    • 品質
    • 製造
    • 工務
    • 研究開発など
  • GMPの構造設備 (ハード) に関わる要件と、実際の施設や設備の設計にどのように反映されているかを体系的に学びたい方

修得知識

  • 各種GMPガイドラインの構造設備に関わる要件の体系的な整理と知見
  • 合成原薬、バイオ原薬、固形製剤、無菌製剤、製薬用水設備のGMP上の設計ポイント
  • 医薬品製造施設の計画に際し、ユーザー要件として設計施工会社に対し提示が望ましい事項
  • バリデーションの起点となる「URS (ユーザー要求仕様書) 」との関連性

プログラム

 本セミナーでは、各種GMPガイドラインを題材として、建物、設備、製造に関わる章の主な内容を紹介し、ポイントとなる事項について構造設備にどのように反映されているか、エンジニアリング会社で20年以上にわたり、各種医薬品製造施設の設計や施工、バリデーション業務に従事してきた講師の実務経験を踏まえ、解説いたします。
 想定する受講者は、製薬企業の品質部門、製造部門、工務部門、研究開発部門など、様々の部門の比較的若手や経験の少ないご担当者の方々で、GMPのハードに関わる基本的な要件を体系的に整理し、それが実際の施設計画や設備設計にどのようにリンクしているのかを把握していただくのに適した講座と考えます。
 また、施設の基本計画に際して、エンジニアリング会社や建設会社に対し、どのような情報を提示すれば検討を進めてもらえるのか、お悩みの製薬企業の担当者の方も多いかと存じます。施設計画/エンジニアリングの観点で、ユーザー要件として整理/提示いただくことが望ましいと考える事項についても整理してご説明するとともに、バリデーションの起点となる「URS (ユーザー要求仕様書User Requirements Specification) 」との関連性や、URSへの展開について概説いたします。

  1. 原薬 (合成) 製造施設のGMPと構造設備
    1. 原薬 (合成) 製造の基本的な工程と流れ
    2. GMP逐条解説及び施設設計/バリデーションのポイント
      1. ICH Q7 原薬GMPガイドライン第4章 (構造及び設備)
      2. ICH Q7 原薬GMPガイドライン第5章 (工程装置)
      3. ICH Q7 原薬GMPガイドライン第8章 (製造及び工程内管理)
    3. その他、原薬製造 (合成) 設備のGMP上のチェックポイント
  2. 原薬 (バイオ) 製造施設のGMPと構造設備
    1. 原薬 (バイオ) 製造の基本的な工程と流れ
    2. GMP逐条解説及び施設設計/バリデーションのポイント
      1. ICH Q7 原薬GMPガイドライン第18章 (細胞培養・発酵に より生産する原薬のガイドライン)
    3. その他、原薬製造 (バイオ) 設備のGMP上のチェックポイント
  3. 固形製剤製造施設のGMPと構造設備
    1. 固形製剤製造の基本的な工程と流れ
    2. GMP逐条解説及び施設設計/バリデーションのポイント
      1. PIC/S GMPガイドライン Part I 第3章 (建物)
      2. PIC/S GMPガイドライン Part I 第5章 (製造)
    3. その他、固形製剤設備のGMP上のチェックポイント
  4. 無菌製剤製造施設のGMPと構造設備
    1. 無菌製剤製造の基本的な工程と流れ
    2. GMP逐条解説及び施設設計/バリデーションのポイント
      1. PIC/S GMPガイドライン Annex 1 第4章 (建物)
      2. PIC/S GMPガイドライン Annex 1 第5章 (設備)
      3. PIC/S GMPガイドライン Annex 1 第6章 (ユーティリティ)
      4. PIC/S GMPガイドライン Annex 1 第8章 (製造及び特定の技術)
    3. その他、無菌製剤設備のGMP上のチェックポイント
  5. 製薬用水設備
    1. 製薬用水の規格 (3極薬局方)
    2. GMP要件及び製薬用水設備設計/バリデーションのポイント
      1. 無菌操作法による無菌医薬品の製造に関する指針
        • 参考情報A2 (製薬用水)
    3. その他、製薬用水設備のGMP上のチェックポイント
  6. 医薬品製造施設の計画とユーザー要件の整理
    1. エンジニアリング目線での「ユーザー要件」の整理
    2. バリデーションの起点となる「URS (ユーザー要求仕様書) 」との関連性
    3. 「ユーザー要件」から「URS (ユーザー要求仕様書) 」への展開 (概略のみ)
    4. ユーザー要件 (エンジニアリング目線) の項目例
      1. 生産品目、製造量、製造期間、同時生産有無
      2. 適用法規 (GMP他) 、規格
      3. バイオハザード/ケミカルハザード/封じ込め要件
      4. 危険物 (消防法他) 対応
      5. 敷地条件、既存取合条件 (建屋/ユーティリティ/排水など)
      6. 施設拡張計画/将来計画
      7. BCP対応
      8. その他要件/コンセプト
        • 省エネ
        • 環境対策
        • 安全
        • 見学者対応など
      9. プロセスフロー
      10. 主要機器リスト
      11. 物流/保管
      12. サンプリング/試験
      13. 制御/情報/モニタリングシステム
      14. 室内環境条件
        • 温湿度
        • 清浄度 他
      15. 更衣体系
      16. エリアゾーニング/廊下構成、機能関連図、動線図
      17. バリデーション (クオリフィケーション/CSV)
      18. プロジェクト (建設) スケジュール

講師

  • 上田 龍
    千代田化工建設 株式会社 ライフサイエンスプロジェクト部
    チーフエンジニア

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 42,000円(税別) / 46,200円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,000円(税別) / 46,200円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー

  • 「Zoom」を使ったライブ配信またはアーカイブ配信セミナーのいずれかをご選択いただけます。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。

ライブ配信セミナーをご希望の場合

  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

アーカイブ配信セミナーをご希望の場合

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2024年12月20日〜31日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。

関連する出版物

発行年月
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書
2013/3/27 医薬品・食品包装の設計と規制・規格動向 - 品質・安全・使用性向上のために -
2013/2/27 リスクマネジメント・CAPA(是正措置・予防措置)導入手引書
2013/2/5 放射線医療(癌診断・治療) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/2/5 放射線医療(癌診断・治療) 技術開発実態分析調査報告書
2013/1/28 造粒・打錠プロセスにおけるトラブル対策とスケールアップの進め方
2012/3/29 治験中 / 市販後における3極安全性情報の収集・報告・評価実務と相違
2012/3/13 超入門 GMP基礎セミナー
2012/3/5 育毛剤・発毛剤 技術開発実態分析調査報告書
2012/2/16 システムの適格性確認および回顧的バリデーションの具体的実施方法
2012/2/14 LIMS導入に関する導入の留意点セミナー
2012/2/9 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応のための「回顧的バリデーション」および「リスクアセスメント」実施方法
2012/1/20 24年度診療報酬改定におけるDPC評価の全貌
2011/12/22 光学活性医薬品開発とキラルプロセス化学技術
2011/12/14 QCラボにおける厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応セミナー
2011/12/10 製薬大手5社 技術開発実態分析調査報告書
2011/12/8 最新のCSV動向および21 Part 11も視野に入れたFDA査察対応方法
2011/11/7 eCTD申請 「-ここまで身近になったeCTD申請-」
2011/9/1 厚労省ER/ES指針対応実施の手引き
2011/8/29 グローバルスタンダード対応のためのCSV実施方法