技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

R&D部門での生成AI導入と特許評価、情報収集、戦略策定への活用

R&D部門での生成AI導入と特許評価、情報収集、戦略策定への活用

~研究開発者の業務の効率化、スピード化を実現する生成AIの使いこなし術 / 特許分析、新規事業の事業計画書作り、未来予測~
オンライン 開催

開催日

  • 2024年10月21日(月) 11時00分 16時15分

修得知識

  • LLMによる特許評価が可能となった理由
  • LLMによる特許評価の課題
  • LLMは特許評価のどこまでを可能とするか
  • LLMによる特許評価デモ

プログラム

第1部 大規模言語モデルを用いた特許評価

(2024年10月21日 11:00〜12:00)

 ChatGPTをはじめとして、大規模言語モデル (LLM) を用いた新たなサービスが連日創出される中、特許に対する注目が高まっている。 それと同時に、生成AIによって特許創出をサポートする新たな試みが始まっている。 本講演では、生成AIが特許評価に与えるインパクトを理解するため、以下の話題を提供する。

  • LLMによる特許評価が可能となった理由
  • LLMによる特許評価の課題
  • LLMは特許評価のどこまでを可能とするか
  • LLMによる特許評価デモ
  1. 生成AIによる特許評価が可能となった理由
    1. 特許に対するAI適用領域
      1. 特許検索
      2. 特許評価
      3. 特許作成
    2. 生成AI以前の特許評価
      1. AIモデルの変遷
      2. AI特徴量の変遷
    3. 生成AI以降の特許評価
      1. 生成AIのプロンプト
      2. 生成AIによるRAG
  2. 生成AIによる特許評価の実例
    1. 特許評価システムの構成例
    2. 特許評価システムの実行例
    3. 特許評価システムの精度評価
  3. 今後、生成AIは特許分析のどこまでを可能とするか
    1. 特許ドメインへの高度な適応
    2. 特許作成に向けて
    3. ハルシネーションへの対策
    • 質疑応答

第2部 生成AIを使った情報の収集・分析と新規事業への活かし方

(2024年10月21日 13:00〜14:30)

 この講演では、ITやAIが苦手な方でも簡単に理解できるように、生成AIの基礎から教えます。情報の収集・分析を通じて新規事業に活かす方法をデモを交えながらわかりやすく解説します。生成AIを身近なツールとして見ることで、ビジネスの新たな可能性を見出しましょう。

  1. 自己紹介
    1. ビジネスファイターズ合同会社の概要
    2. 一般社団法人中小企業AI活用協会の概要
  2. AIがもたらす社会現象
    1. 人工知能とは何か?
    2. AI の主な分類 (弱いAIと強いAI)
    3. AI と機械学習、ディープラーニング等
    4. 便利なAIツールやサービスの紹介 (Copilot や Gemini 等の違い紹介も含む)
  3. 最先端の生成AIの概要と使い方
    1. 成AIの基本概念
    2. AI技術の最新動向とそのビジネスへの応用例
  4. 情報収集における生成AIの活用方法
    • トレンド分析
    • 市場調査
    • 競合分析
    • デモンストレーション:ChatGPTを使った実際の情報収集と分析
  5. 新規事業における生成AIの活用方法
    • 事業計画書作り
    • フレームワークの活用
  6. これからのビジネスにおいて
  7. 質疑応答
    • 質疑応答

第3部 俯瞰解析と生成AIの融合による未来予測と戦略策定への活用

(2024年10月21日 14:45〜16:15)

 生活や産業を問わず変革が進み、事業環境が加速的に変化する社会では、経験と思い込みではなく、データに基づく客観性と俯瞰性を担保した意思決定プロセスの確立が求められる。
 本セミナーでは事業をとりまく膨大な情報を一枚の俯瞰図に投影し、疎密のある注目領域について、生成AIを活用して読み解き、戦略策定に資するプロセスについて解説する。俯瞰解析の基礎と生成AIについて簡単に触れた後、現状の戦略策定における問題点を列挙し、俯瞰解析と生成AIの適用による改善案を示す。最後にデータに基づく未来に向けた事業構築の考え方について言及する。

  1. 俯瞰解析
    1. 客観的に俯瞰する
    2. 空白を読む
    3. 気づきと直感
  2. 戦略策定
    1. 一般的戦略策定フロー
    2. 戦略策定の主な課題とAI活用による改善
  3. AI、生成AIの活用工程
    1. 広く適切に収集
    2. 客観的・俯瞰図可視化
    3. 気づきの提供と人的バイアスの排除
    4. 複数のストーリーの提供
    5. 人の意思への代替不能
  4. 未来に向けた戦略策定
    1. どこまで未来を見渡せるか
    2. 既存事業、先進事業、創造事業、未来事業
  5. まとめ
    • 質疑応答

講師

  • 貞光 九月
    株式会社VAIABLE (バイアブル)
    代表取締役
  • 飯田 剛弘
    ビジネスファイターズ合同会社
    CEO
  • 中村 達生
    VALUENEX株式会社
    代表取締役 社長執行役員 CEO

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 55,000円 (税別) / 60,500円 (税込)
複数名
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 50,000円(税別) / 55,000円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 55,000円(税別) / 60,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。

アカデミック割引

  • 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)

日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。

  • 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
  • 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
  • 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
  • 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方
  • 支払名義が企業の場合は対象外とさせていただきます。
  • 企業に属し、大学、公的機関に派遣または出向されている方は対象外とさせていただきます。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/12/5 特許情報調査の基本と競合他社調査および技術テーマ調査、技術動向分析の進め方 オンライン
2024/12/5 ADCを含む次世代抗体医薬の知財戦略および強い特許明細書・クレームの書き方 オンライン
2024/12/6 AI/機械学習と従来型実験データの実用的な組み合わせ方法 オンライン
2024/12/6 AIを活用した音声認識技術と関連技術の展開 オンライン
2024/12/9 生成AI・ChatGPTを活用した時間短縮・業務効率化術 オンライン
2024/12/9 核酸医薬品の特許戦略 オンライン
2024/12/10 生成AIの基礎と自社データ活用による業務効率化 オンライン
2024/12/10 ChatGPTを正しく理解して業務に有効活用するノウハウ オンライン
2024/12/10 中小製薬企業のためのテーマ創出・研究開発・製品戦略の策定・推進 オンライン
2024/12/10 電子化/MES・LIMS導入・連携コース (全2コース) オンライン
2024/12/11 化学プロセスにおけるスケールアップとコスト・設備投資試算・事業性判断/意思決定 オンライン
2024/12/11 研究開発・製品開発投資の収益性評価と費用配賦の考え方・進め方 オンライン
2024/12/11 医薬品モダリティ (抗体/核酸/中分子/再生医療) の実用化とDDS技術の特許戦略 オンライン
2024/12/11 ADCを含む次世代抗体医薬の知財戦略および強い特許明細書・クレームの書き方 オンライン
2024/12/12 特許明細書の効率的な読み方と強い特許明細書のつくり方 オンライン
2024/12/12 技術・研究開発部門における実践的マネジメントとそのポイント オンライン
2024/12/12 市場の潜在ニーズを見つける方法 オンライン
2024/12/12 共同研究・開発契約の実務とトラブル対応 オンライン
2024/12/13 AI/生成AIを活用した研究開発の意思決定と評価軸の考え方 オンライン
2024/12/13 デスクトップで行う医薬品市場予測のスキルアップと精度向上 オンライン

関連する出版物

発行年月
2022/4/4 軸受6社 技術開発実態分析調査報告書
2022/2/28 With・Afterコロナで生まれた新しい潜在・将来ニーズの発掘と新製品開発への応用
2022/1/13 DXを未来のビジネスに結びつけるための情報収集利活用ノウハウ
2022/1/12 製造DX推進のための外観検査自動化ガイドブック
2021/10/29 “未来予測”による研究開発テーマ創出の仕方
2021/8/31 研究開発の "見える化" によるR&Dテーマ評価、進捗管理と進め方
2021/3/31 研究開発テーマの評価と中止/撤退判断の仕方
2021/3/31 経営・事業戦略に貢献する知財価値評価と効果的な活用法
2020/10/30 研究開発者のモチベーションの高め方と実践事例
2019/5/31 医薬品モダリティの特許戦略と技術開発動向
2019/4/1 軸受の保持器 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2019/4/1 軸受の保持器 技術開発実態分析調査報告書
2018/12/27 R&D部門の“働き方改革”とその進め方
2018/10/8 P&G 技術開発実態分析調査報告書
2018/10/8 P&G 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2018/10/1 軸受の密封 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2018/9/28 コア技術を活用した新規事業テーマの発掘、進め方
2018/5/31 “人工知能”の導入による生産性、効率性の向上、新製品開発への活用
2017/12/27 「特許の棚卸し」と権利化戦略
2014/7/30 キヤノン〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)