技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

バイオ/抗体医薬品 CMC申請・CTD作成/品質試験・規格設定コース

バイオ/抗体医薬品 CMC申請・CTD作成/品質試験・規格設定コース

オンライン 開催

視聴期間はそれぞれ2024年10月1日〜15日、2024年10月7日〜21日を予定しております。
お申し込みは2024年10月1日まで承ります。

概要

本セミナーでは、抗体医薬品・バイオ医薬品の国内及び海外開発におけるCMCの課題への対応、最速のCMC開発を実現するための留意点を理解し、薬事文書であるCTD-Q作成と具体的な対応を理解するとともに、戦略的なCMC開発計画のデザイン、実行の考慮点について解説いたします。

開催日

  • 2024年10月1日(火) 13時00分 2024年10月15日(火) 16時30分
  • 2024年10月7日(月) 13時00分 2024年10月21日(月) 16時30分

修得知識

  • 抗体医薬品等バイオ医薬品の基本的な製造・品質の開発プロセスの理解
  • 抗体医薬品等バイオ医薬品の主な課題とその対策、解決方法
  • 抗体医薬品等バイオ医薬品の品質の主なガイドライン
  • 抗体医薬品等バイオ医薬品の品質の薬事文書 (CTD-Q) 作成
  • 抗体医薬品等バイオ医薬品の有効成分、不純物の種類と分類の理解
  • 製法変更、製造所変更に伴うCTD-Qにおける同等性/同質性評価の課題の理解
  • 抗体医薬品等バイオ医薬品のCQAの選定、QbDアプローチによる品質管理戦略の構築
  • 国内及び海外規制当局とのコミュニケーションの考慮点
  • 最短のCMC開発を目指す戦略的なCMC薬事のデザイン例
  • バイオ/抗体 (ADC抗体) 医薬品の試験手法
  • バイオ/抗体 (ADC抗体) 医薬品の規格設定
  • バイオ/抗体 (ADC抗体) 医薬品の安定性試験実施

プログラム

【Aコース】 バイオ医薬品/抗体医薬品におけるCMC薬事申請・CTD作成とCMC薬事デザインのポイント

(視聴期間: 2024年10月1日〜15日を予定)

 本講座では、はじめに抗体医薬品・バイオ医薬品のCMC 開発上の主な課題を把握、理解する。次に国内及び海外開発におけるCMCの課題への対応、最速のCMC開発を実現するための留意点を理解する。さらに、薬事文書であるCTD-Q作成の具体的な対応を理解するとともに、戦略的なCMC開発計画のデザイン、実行の考慮点を学ぶことを目的する。

  1. 抗体医薬品等バイオ医薬品の基本的な開発プロセス
    1. 抗体・バイオ医薬品の特徴
    2. デザイン抗体
      • 抗体薬物複合体
      • 二重特異性抗体
      • その他
    3. バイオ後続品
    4. バイオ医薬品の基本的な開発プロセス
    5. PMDA相談
      • RS戦略相談
      • 事前面談
      • 対面助言
  2. 抗体医薬品等バイオ医薬品の成分の種類と分類
    1. バイオ医薬品の有効成分及び不純物の種類と分類
    2. 目的物質、目的物質関連物質
    3. 目的物質由来不純物、製造工程由来不純物
    4. 混入汚染物質 (ウイルス及び微生物)
    5. 浸出物
    6. 異物
    7. その他の不純物
  3. 抗体医薬品等バイオ医薬品の品質のCTD作成
    1. バイオ医薬品におけるCTDの構成
    2. バイオ医薬品の品質に関するCTD (CTD-Q) 作成
      • S.1 一般情報
      • S.2 製造
      • S.3 特性
      • S.4 原薬の管理
      • S.5 標準品又は標準物質
      • S.6 容器及び施栓系
      • S.7 安定性
      • P.1 製剤及び処方
      • P.2 製剤開発の経緯
      • P.3 製造
      • P.4 添加剤の管理
      • P.5 製剤の管理
      • P.6 標準品又は標準物質
      • P.7 容器及び施栓系
      • P.8 安定性
      • A.その他
        4.抗体医薬品等バイオ医薬品のCMCにおける主なガイドライン
    3. バイオ医薬品の品質に関わる主なICHガイドライン
    4. バイオ医薬品の品質に関連するその他の主な通知等
  4. 抗体医薬品等バイオ医薬品の不純物に関わるCMC開発
    1. 試験方法の開発、分析法バリデーション
    2. 生物由来原料基準とウイルス安全性評価
    3. 宿主細胞由来タンパク質 (HCP)
    4. 変異原性不純物の評価
    5. 異物と免疫原性
  5. 抗体医薬品等バイオ医薬品のCMC開発の主な課題と対応
    1. 目的物質関連物質・目的物質由来不純物・製造工程由来不純物の規格設定
    2. 製法変更及び製造所の技術移転と同等性評価
    3. 不純物と品質管理戦略 (QbD等)
    4. 抗体医薬品のCMC開発の主な課題と対応
    5. アクテムラ、ヘムライブラ、オプジーボの不純物へ照会事項対応例
  6. 最速のCMC開発を目指す戦略的なCMC薬事アプローチ
    1. バックキャスティングで開発する
    2. 治験申請と承認申請
    3. End of Phase2 meeting
    4. PSA (Parallel Scientific Advice)
    5. 開発に応じた戦略的なCMC薬事アプローチ
    • 質疑応答

【Bコース】 バイオ医薬品/抗体 (ADC抗体) 医薬品における品質試験/安定性試験と品質規格設定のポイント

(視聴期間: 2024年10月7日〜21日を予定)

 バイオ/抗体 (ADC抗体) 医薬品の品質管理においては、適切な品質規格の設定と分析手法の選択が重要である。
 本講演では、抗体医薬品の開発において、品質管理に用いられる分析手法の概要と技術動向について紹介を行う。また、品質規格設定における考え方や安定性試験の実施についても、知見を紹介する。

  1. スペラファーマが提供する医薬品開発及び分析サービスの紹介
  2. バイオ/抗体医薬品の概要
    1. バイオ/抗体医薬品の特徴について
    2. バイオ/抗体医薬品の製造プロセスについて
    3. バイオ/抗体医薬品が有する不均一性について
  3. バイオ/抗体医薬品の品質試験法について
    1. 力価・活性試験
    2. 確認試験
    3. 純度試験
    4. 電荷プロファイル
    5. 糖鎖プロファイル
    6. 工程由来不純物試験
  4. バイオ/抗体医薬品の品質規格設定について
    1. 品質規格項目の考え方
    2. 品質規格値の考え方
  5. バイオ/抗体医薬品の安定性試験について
    1. 長期・加速試験の実施について
    2. 苛酷試験・その他の試験の実施について
    • 質疑応答

講師

  • 入澤 朗
    多摩大学 医療・介護ソリューション研究所
    フェロー
  • 山田 英丙
    スペラファーマ株式会社 開発分析研究本部
    アソシエイト・ディレクター

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 47,500円 (税別) / 52,250円 (税込)
複数名
: 32,500円 (税別) / 35,750円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 32,500円(税別) / 35,750円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 47,500円(税別) / 52,250円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 65,000円(税別) / 71,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 97,500円(税別) / 107,250円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 20,000円(税別) / 22,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

アーカイブ配信セミナー

  • 「ビデオグ」を使ったアーカイブ配信セミナーとなります。
  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCなどからご視聴ができます。
  • お申し込み前に、 視聴環境 をご確認いただき、 視聴テスト にて動作確認をお願いいたします。
  • 別途、ID,パスワードをメールにてご連絡申し上げます。
  • 視聴期間はそれぞれ2024年10月1日〜15日、2024年10月7日〜21日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • セミナー資料は印刷・送付いたします。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/1/7 医薬品モダリティ (抗体/核酸/中分子/再生医療) の実用化とDDS技術の特許戦略 オンライン
2025/1/7 再生医療等製品の製造現場におけるGCTP適合性調査対策のポイント オンライン
2025/1/8 アレニウス式加速試験におけるプロット作成と予測値の取扱い オンライン
2025/1/8 失敗成功事例から学ぶ原薬の各ステージでのスケールアップ製造のポイント オンライン
2025/1/8 GMP教育とQuality Culture醸成のポイント オンライン
2025/1/8 滅菌製品および無菌医薬品における微生物試験の実務とバリデーションのポイント オンライン
2025/1/8 薬価申請・原価計算方法の実際と交渉で有効なデータ取得・資料作成のポイント オンライン
2025/1/9 注射剤の異物検査の方法と基準設定及び異物低減方法 オンライン
2025/1/9 承認申請・メディカルライティングコース オンライン
2025/1/9 CTD/照会回答書作成のためのメディカルライティング オンライン
2025/1/9 原薬GMP基礎講座 オンライン
2025/1/10 NPV (Net Present Value) 計算による医薬品事業性評価の基礎知識 オンライン
2025/1/10 インド・中国における医薬品薬事戦略と現地対応ノウハウ オンライン
2025/1/14 日米欧当局のプロセスバリデーションにおける要求事項と承認申請にむけた準備について オンライン
2025/1/14 承認申請パッケージにおける海外データ利用と開発戦略 オンライン
2025/1/14 承認申請にむけた個別症例安全性報告 (ICSR) の取り扱いと評価 オンライン
2025/1/14 QA業務 (GMP監査・自己点検) 入門講座 オンライン
2025/1/14 GMP省令対応:医薬製造所における製品品質照査と品質システムの構築 (PQS) オンライン
2025/1/15 ファージセラピーの最新開発動向と次世代耐性菌対策への展望 オンライン
2025/1/15 体外診断用医薬品における承認申請書作成ノウハウおよびPMDA相談のポイント オンライン