技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

今すぐ実践できるポカヨケと具体的事例

トヨタ生産方式の簡易自働化・ポカヨケからのアプローチ

今すぐ実践できるポカヨケと具体的事例

~ポカミスの特効薬は残念ですが、ありません。でも小さなことの積み重ねで、ポカヨケができ事故や災害を防ぐことは可能です~
オンライン 開催
  • ライブ配信セミナーには、特典としてアーカイブ配信が付きます。
  • アーカイブ配信の視聴期間は2024年8月19日〜25日を予定しております。
  • ライブ配信を受講しない場合は、「アーカイブ配信」をご選択ください。

概要

本セミナーでは、ポカミスの本質・対応、避けられないミスとの上手な付き合い方、ミスをカバーし合う組織力の大切さ、簡単でお金をかけない実践法、工場マネジメントの重要性、職場風土・規律の重要性について、豊富な経験に基づき、事例を交え分かりやすく解説いたします。

開催日

  • 2024年8月9日(金) 10時00分 16時00分

受講対象者

  • ヒューマンエラーやポカミスの対策で課題のある管理監督者、リーダー、班長
  • ヒューマンエラーやポカミスの原因や対策を知りたい方
  • 社内教育担当者、社内安全衛生担当者、5S活動推進者、小集団活動のリーダー

修得知識

  • ポカミスの本質とその対応
  • 避けられないミスとの上手な付き合い方
  • ミスがあってもトラブルにならないように、全員で対処する大切さ
  • 簡単でお金もかけないで、すぐにできるポカヨケの方法
  • ミス防止における工場のマネジメントの重要性
  • 職場や会社の規律の良し悪し (風通しが良いかどうか)

プログラム

 ご飯に味噌汁、茶碗に箸というように、人にはミスが付き物です。人のやることに対して切っても切れない関係のポカミスによるミスは、実は些細なことが積み重なって、やがて重大な事故となっていきます。製品やサービスについては、手直し不良となって現れます。
 1つのミスでも企業の信用問題にもなります。いずれも企業の損失になってしまいます。ポカヨケが完璧にできなかったのは、些細なことであるが故に、人は余り気にせず、暫定対策ばかりで根本対応していなかったことが考えられます。
 社内でミスが発生しても、それをすぐに信号が出せて職場で素早く共有化し言語化し、職場全体で対策をやってしまう仕組みづくりや組織づくりを目指します。ミスが発生しても、事故やトラブルにならないように全員で意識を合わせていきます。
 本講座では、身近な事例を通しながら、改めて人のいい加減さやわかったつもりなどを再認識します。そこで、意外な人間関係の改善方法やポカヨケ装置を使わないでもできる、超簡単な方法を紹介します。ただし、即効性の特効薬はありません。コツコツと当り前のこと愚直にやることですが、モヤモヤがきっとスカッとしますよ!

  1. 人にミスは付き物、ミスとの付き合い方を根本から考える
    1. ミスが起こる身近な事例で考えてみましょう
      • 4定+手元化・順序化でムダの6割以上をなくせる
      • 慌てるからミスが起こる
    2. ポカミスとは?
    3. ポカミスの要因の99%は何?
    4. ハインリッヒの法則から考えてみる
  2. 今でのポカヨケの取組み
    1. 今までの多くの失敗事例とその要因
    2. 本質の問題は、職場の規律にある
    3. 飛行機事故と医療過誤の対応と考え方の違い
  3. これからのポカヨケの考え方
    1. 安全で働きやすい職場づくり
    2. 作業環境の整備
    3. 社員を安全活動に巻き込む
    4. 安全の確保が品質・生産性を向上させる
    5. オペレータの作業分担を変えてみる
    6. 4H (初めて、久しぶり、変更、引継ぎ) は要注意
  4. 今すぐ実践できる!ポカヨケの進め方
    1. 小さな不具合、不安定な行動からなくしていく
    2. モヤモヤゾーンをなくす逆のハインリッヒの法則を使う
    3. 3Sから始めて、4定+手元化・順序化で余裕を自ら作る
    4. ポカミス対策と標準作業・ポカヨケの関係
  5. 工場マネジメントの取組み
    1. 社員をもっと活かす
    2. マネジメントとは?
    3. 新しいマネジメントとは?
    4. 教えるのではなく、気づかせる大切さ
    5. 規律を高めることが、ポカミスを防ぐ
  6. すぐにできるポカヨケ【事例紹介】
    1. 整理・清掃・整頓+表示標識で行うポカヨケ
    2. 動作の4原則で行うポカヨケ
    3. セット化・キット化で行うポカヨケ
    4. ポカミスの真因追及のチェックリスト
    5. ポカヨケの事例集【写真+コメント】
  7. 参考資料
    1. 観察の仕方
    2. 参考文献
    • 質疑応答

講師

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 40,000円 (税別) / 44,000円 (税込)

複数名同時申込割引について

複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 40,000円(税別) / 44,000円(税込) で受講いただけます。

  • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
  • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 80,000円(税別) / 88,000円(税込)
  • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 120,000円(税別) / 132,000円(税込)

ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー

  • 「Zoom」を使ったライブ配信またはアーカイブ配信セミナーのいずれかをご選択いただけます。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルを配布予定です。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。

ライブ配信セミナーをご希望の場合

  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

アーカイブ配信セミナーをご希望の場合

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • アーカイブ配信の視聴期間は2024年8月19日〜25日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/5/21 信頼性物理に基づく故障解析技術 オンライン
2025/5/23 品質管理の基本と応用の実践 2日間講座 オンライン
2025/5/23 品質管理の基本と実践 オンライン
2025/5/23 簡便化、抜け防止の観点をふまえたGMP SOP/製造指図記録書の形式・作成 (改訂) ・記入方法 オンライン
2025/5/23 生成AIを用いたものづくりの高度化 設計品質向上と製品の開発・設計業務への活用 オンライン
2025/5/26 QA部門のためのGMP文書・記録類の照査のポイント オンライン
2025/5/26 外観目視検査員教育法と見逃し・バラツキ低減技術 オンライン
2025/5/26 設計プロセスでの生成AIの活用法 オンライン
2025/5/26 技術者・研究者向けのプロジェクト進行における異文化教育・コミュニケーション能力向上のポイント オンライン
2025/5/27 従来開発方法・実験計画法との比較で学ぶ品質工学 (タグチメソッド) 実践入門 オンライン
2025/5/28 簡便化、抜け防止の観点をふまえたGMP SOP/製造指図記録書の形式・作成 (改訂) ・記入方法 東京都 会場・オンライン
2025/5/28 信頼性物理に基づく信頼性創り込みと信頼性試験技術 オンライン
2025/5/28 WBGパワーデバイス・モジュールに求められる高耐熱・信頼性実装材料・接合技術と新規材料・実装構造の開発、信頼性評価技術 オンライン
2025/5/30 開閉接点・摺動接点・接続接点の接触理論と故障モード・メカニズムならびにその対策 東京都 会場・オンライン
2025/6/3 トヨタ流DR・DRBFMと失敗学 オンライン
2025/6/4 従来開発方法・実験計画法との比較で学ぶ品質工学 (タグチメソッド) 実践入門 オンライン
2025/6/4 QA部門のためのGMP文書・記録類の照査のポイント オンライン
2025/6/4 生成AIを用いたものづくりの高度化 設計品質向上と製品の開発・設計業務への活用 オンライン
2025/6/6 簡便化、抜け防止の観点をふまえたGMP SOP/製造指図記録書の形式・作成 (改訂) ・記入方法 オンライン
2025/6/6 管理図 オンライン