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基礎から学ぶやさしいGMP超入門講座

これからGMPに携わる初任者のための

基礎から学ぶやさしいGMP超入門講座

~改正GMP省令を踏まえて~
オンライン 開催 演習付き

アーカイブ配信で受講をご希望の場合、視聴期間は2024年5月2日〜17日を予定しております。
アーカイブ配信のお申し込みは2024年5月2日まで承ります。

概要

本セミナーでは、GMPの基礎から解説し、GMPの基本要件、衛生管理、保管管理、設備管理、製造管理、試験室管理、品質保証について解説いたします。

開催日

  • 2024年4月22日(月) 10時00分 17時00分

修得知識

  • 薬機法及び医薬品の品質保証に係わる知識とその活用の仕方
  • GMPの運営基盤 (衛生管理、保管管理、設備管理) に係る知識及び運用のポイント
  • 製品 (医薬品) 実現に関わるGMP運用基盤 (製造・試験室管理) に係る知識
  • 製品 (医薬品) の品質保証の手法及び経営陣の責任

プログラム

 このセミナーでは新たに医薬品GMP関連部署に入社及び配属された方、GMPに携わることが予定されている方 (GMPに沿った医薬品開発、医薬品事業への参入)、化粧品・医療機器のQMSに関与されている方を対象にGMPのイロハ、GMPの基本要件、衛生管理、保管管理、設備管理、製造管理、試験室管理、品質保証を学びます。
 また、GMPの効果的運用の基礎となるバリデーション・逸脱管理及び変更管理の理解、基本事項、および医薬品製造及び販売の特殊性、医薬品製造所が法令 (GMP) を遵守しなければならない事項を学びます。

  1. 第1部「初心者がGMPの必要性に関して理解しておきたい必須事項は?」
    1. 近年、社会問題化している医薬品製造における不祥事とは?
    2. まず最初に理解すべき医薬品製造におけるコンプライアンス (倫理) とは?
    3. 薬機法で規制の対象 (薬機法の概要を含む) は?
    4. 医薬品の社会的使命とその功罪とは?
    5. 法的要求事項の体系 (省令、規則、通知など) とは?
    6. 製造にはどのようなプロセスが必要か?
    7. 医薬品の定義とは? 医薬品に関わる原薬、製剤、包装とは?
    8. 医薬品の品質保証には、なぜGMPが必要か?
    9. GMPが生まれた背景とGMP3原則とは?
    10. どのような不具合が医薬品の製造過程で起こりやすいのか?
  2. 第2部「医薬品の品質保証にGMPがどのように関わっているのか? 」
    1. GMPはどのような変遷を辿って改善されてきたか?
    2. 製造販売業及び製造業の役割分担とは? 〜GQP省令 (製販業) とGMP省令 (製造業) との関係
    3. 医薬品製造販売業の役割は?
    4. 医薬品製造業の業許可の要件は?
    5. 医薬品製造業が順守すべき改正GMP制定の背景は?
    6. GQP及びGMPで理解しておきたい主要な用語は?
    7. GMP省令改正の背景及び概要は?
    8. 製品ごとに必要な医薬品製品標準書は?
    9. GMPに要求される主要な組織と業務は?
    10. GMPを運営するための主要な手順書類は?
    11. GMPのグローバル化 (PIC/S GMP及びICH – Qトリオ)
  3. 第3部「製造所における主要なGMP運営基盤とは?」
    1. 衛生管理
      1. 衛生管理標準書及び衛生管理に必要な文書・記録類
      2. 交叉汚染防止対策
      3. 異物制御管理のポイント
      4. 微生物汚染防止管理
      5. 清浄度区分とゾーニング
      6. 動線計画のポイント清浄度基準
      7. 室間差圧 (気流の流れ) と汚染防止管理のポイント
      8. 設備共用の禁止
      9. 防虫・防そ管理
    2. 保管管理
      1. 施設での製造・保管システムの業務フロー
      2. 保管管理で要求される手順書類
      3. 原材料・中間製品の搬入における塵埃防止 (事例)
      4. 入荷 (検収) ・保管・入出庫・出荷・原材料運搬作業の留意点
      5. 保管条件 (温度) の留意点
  4. 第4部「品質保証された 製品 (医薬品) を実現するためにGMPをどのように運用するのか?」
    1. 製造管理
      1. 製造管理 (表示・包装管理を含む) のポイント
      2. 製造管理標準書作成上の留意点
      3. 運転操作手順書作成上の留意点
      4. 製造指図書原本及び指図の留意点
      5. 製造記録書作成の留意点
      6. ロット管理の留意点
      7. 製薬用水管理の留意点
      8. 空調設備及びユーティリティ管理の留意点
      9. 工程管理の留意点
      10. 製造記録の照査 (衛生管理、保管管理、設備管理は第3部 製造所における主要なGMP運営基盤で解説)
    2. 試験室管理
      1. 試験室管理のポイント
      2. 試験室管理標準書作成上の留意点
      3. 日本薬局方の基本事項 (通則:用語)
      4. サンプリンク (検体採取) 指図のポィント
      5. 試験検査指図原本及び指図の留意点
      6. 試験記録書作成の留意点
      7. 参考品及び保存検体の管理
      8. 試薬・試液・標準品の管理
      9. 規格外結果の処理の留意事項
      10. 試薬・試液・標準品の管理
      11. 供給先評価
      12. 安定性モニタリング
    3. 品質保証管理
      1. 品質保証のポイント
      2. 製造記録の照査
      3. 製造所からの出荷の決定
      4. バリデーションの結果の評価及び承認
      5. 逸脱結果の評価及び承認
      6. 変更の評価及び承認
      7. 文書・記録の信頼性確保
      8. 製品品質照査
      9. 製造販売業へのフォロー
      10. 製品品質照査の運営
      11. 承認書遵守のフォロー
        • 小演習
    • 質疑応答

講師

  • 若山 義兼
    高槻医薬品GMP/食品ISOリサーチ
    代表

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 36,200円 (税別) / 39,820円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 36,200円(税別) / 39,820円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー

ライブ配信またはアーカイブ配信セミナーのいずれかをご選択いただけます。

ライブ配信セミナーをご希望の場合

  • 「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

アーカイブ配信セミナーをご希望の場合

  • 「ビデオグ」を使ったアーカイブ配信セミナーとなります。
  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCなどからご視聴ができます。
  • お申し込み前に、 視聴環境 をご確認いただき、 視聴テスト にて動作確認をお願いいたします。
  • 別途、ID,パスワードをメールにてご連絡申し上げます。
  • 視聴期間は2024年5月2日〜17日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • セミナー資料は印刷・送付いたします。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
本セミナーは終了いたしました。

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