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バイオ医薬品の原薬製造工程の設計と承認申請書/CTD作成における留意点

バイオ医薬品の原薬製造工程の設計と承認申請書/CTD作成における留意点

オンライン 開催

概要

本セミナーでは、バイオ医薬品原薬の製造工程に関して承認申請書/CTD作成上の留意点を中心として解説いたします。

開催日

  • 2023年11月16日(木) 10時30分 16時30分

プログラム

 本セミナーではバイオ医薬品原薬の製造工程に関して承認申請書/CTD作成上の留意点を中心として解説します。背景として…抗体医薬を中心とするバイオ医薬の原薬製造工程は、発現細胞株の樹立及び各種セルバンクの製造から始まり、培養工程とその後の精製工程により構成されており、原材料や製法の性質上から最終原薬の品質に大きく影響を与える要素が随所に含まれる。特に初期段階のセルバンク製造での留意点は多岐に渡る。更にこれら複雑な要素を如何にして簡略化し承認申請書/CTD中に落し込むかも重要となる。

  1. イントロダクション
    1. バイオ医薬品の 各種モダリティと製造工程
    2. バイオ医薬リード創製と活性評価 (抗体医薬を事例に)
    3. バイオ医薬品原薬の安定生産の為の課題と対策
    4. バイオ医薬品原薬の生産管理における 各種工程管理項目
    5. CTD (Common Technical Document) 階層構造の解説
  2. 品質に関する概括資料 (CTD 2.3)
    1. 製造方法及び関連事項 (CTD 2.3.S.2)
      • 細胞基材の調製方法及び管理方法
      • 遺伝子発現構成体の調製
      • マスターセルバンク (MCB) の調製
      • ワーキングセルバンク (WCB) の調製
      • MCB及びWCBの管理方法
      • 特性解析試験及び純度試験の試験項目、 分析方法と基準
      • 保存中の安定性に関する情報
      • 更新方法
      • 製造方法
      • 細胞培養・精製・保存までの工程に関する記載
      • 重要工程及び重要なプロセスパラメータとその記載方法
      • 工程内管理試験の項目、分析方法と適否判定基準
      • 重要中間体の保存条件及び期間
      • 原材料に関する記載
      • 培養用培地成分及び添加物
      • 反芻動物由来原材料の安全性確保に関する記載
      • ヒト及び動物由来原料の安全性確保に関する記載
      • 製造方法の開発 (変更) の経緯に関する記載
      • プロセスパラメータ変更の経緯
      • 不純物クリアランスに関する記載
      • 製造方法のフローチャート
    2. 製造施設及び設備 (CTD 2.3.A.1)
    3. 外来性感染性物質の 安全性評価 (CTD 2.3.A.2)
    4. 添加剤 (新規添加剤の製法等) (CTD 2.3.A.3)
  3. 原薬製造方法における Quality by Design (QbD) 関連記載
    1. リスクマネジメントプロセス
    2. 目標製品品質プロファイルと重要品質特性
    3. デザインスペースと品質管理戦略

講師

主催

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お問い合わせ

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(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
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  • 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
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  • 支払名義が企業の場合は対象外とさせていただきます。
  • 企業に属し、大学、公的機関に派遣または出向されている方は対象外とさせていただきます。

ライブ配信セミナーについて

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  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
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    印刷物は後日お手元に届くことになります。
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  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
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    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

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