技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

二酸化炭素を利用した樹脂接合法の基本原理と産業利用

二酸化炭素を利用した樹脂接合法の基本原理と産業利用

オンライン 開催

概要

本セミナーでは、二酸化炭素接合法に関する接着原理について、二酸化炭素が樹脂に与える影響から丁寧に解説いたします。
接合物は貫通孔の開いた多孔体になるが、その性質と産業応用についても幅広く解説いたします。

開催日

  • 2023年4月17日(月) 13時30分 16時30分

受講対象者

  • 樹脂接合に関連する技術者、開発者、研究者、管理者
    • 繊維
    • 樹脂加工
    • 食品
    • 医薬品
    • スポーツ用品 など

修得知識

  • 二酸化炭素接合の基礎
  • 二酸化炭素接合法のメカニズム
  • 二酸化炭素接合法のメリットとデメリット
  • 二酸化炭素接合法の適用素材の範囲
  • 二酸化炭素接合法の応用先
  • 二酸化炭素接合法の今後の課題と将来展望

プログラム

 講演者が開発した二酸化炭素を利用した樹脂接合法は、簡便な装置で樹脂繊維を接合する方法で、近年注目を集めている。本講演では、二酸化炭素接合法に関する接着原理について、二酸化炭素が樹脂に与える影響から丁寧に解説する。接合物は貫通孔の開いた多孔体になるが、その性質と産業応用についても幅広く解説する。

  1. 二酸化炭素接合法の基本原理
    1. 二酸化炭素が樹脂に与える影響
    2. 二酸化炭素接合法の処理手順
    3. 二酸化炭素接合法の特徴
    4. 二酸化炭素接合法の接着原理と適用範囲
  2. 二酸化炭素接合法でできる多孔体の特徴
    1. 気孔率の制御
    2. 細孔径の制御
    3. 接着強度
    4. 突き刺し強度
    5. 弾性率と反発係数
  3. 二酸化炭素接合法の産業利用
    1. フィルター
    2. 多層フィルター
    3. 薬剤担持と徐放性制御
    4. 反応カートリッジ
    5. バイオプラスチックへの適用
    6. 生産性の向上
    7. 今後の展望

講師

  • 相澤 崇史
    産業技術総合研究所 化学プロセス研究部門 機能素材プロセッシンググループ
    研究グループ長

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 40,000円 (税別) / 44,000円 (税込)
複数名
: 18,000円 (税別) / 19,800円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

シーエムシーリサーチからの案内をご希望の方は、割引特典を受けられます。
また、2名様以上同時申込で全員案内登録をしていただいた場合、1名様あたり半額の 18,000円(税別) / 19,800円(税込)となります。

  • Eメール案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 36,000円(税別) / 39,600円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 36,000円(税別) / 39,600円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 54,000円(税別) / 59,400円(税込)
  • Eメール案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 40,000円(税別) / 44,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 80,000円(税別) / 88,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 120,000円(税別) / 132,000円(税込)

アカデミック割引

  • 1名様あたり 24,000円(税別) / 26,400円(税込)

学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/5/21 エポキシ樹脂のフィルム化と接着性の付与技術とその応用 オンライン
2025/5/21 プラスチック発泡体の製法、評価方法、原理、不良原因とその対策 オンライン
2025/5/21 3Dプリンタを用いたゲルの成形技術 オンライン
2025/5/21 エアロゲル断熱材: 真空を用いない高性能断熱材の基礎と状況 オンライン
2025/5/22 塗装・コーティング現場のゴミ・異物対策実践セミナー 東京都 会場
2025/5/22 金属と樹脂との直接接合技術の原理と応用 オンライン
2025/5/22 架橋ポリオレフィンのマテリアルリサイクル技術の最先端 オンライン
2025/5/23 ゴム加硫系配合剤の基礎知識と調整のポイント オンライン
2025/5/23 高分子複合材料のレオロジーとメカニズムに基づく材料設計 オンライン
2025/5/23 破壊工学の基礎と高分子材料での実践 オンライン
2025/5/23 細孔分布測定におけるガス吸着法・水銀圧入法の測定と解析手法 オンライン
2025/5/26 押出機内の樹脂挙動および溶融混練の基礎と最適化 オンライン
2025/5/26 高分子材料における結晶化プロセスの基礎、構造形成とその制御および構造解析技術 オンライン
2025/5/26 エポキシ樹脂の基礎、硬化剤との反応および副資材による機能化 オンライン
2025/5/26 ポリマーアロイ・ブレンドの基礎と構造解析・物性評価 オンライン
2025/5/27 基礎から学ぶ実務者のための強度設計入門 オンライン
2025/5/27 高分子の絶縁破壊メカニズムとその劣化抑制技術 オンライン
2025/5/27 再生プラスチックにおける不純物、化学物質の分析 オンライン
2025/5/27 分子シミュレーションの基礎と高分子材料の研究・開発の効率化への展開 オンライン
2025/5/27 チクソ性 (チキソ性) の基礎と評価および活用方法 オンライン

関連する出版物

発行年月
2020/3/31 自己修復材料、自己組織化、形状記憶材料の開発と応用事例
2020/1/31 添加剤の最適使用法
2019/12/20 高分子の表面処理・改質と接着性向上
2019/10/31 UV硬化技術の基礎と硬化不良対策
2019/1/31 マテリアルズ・インフォマティクスによる材料開発と活用集
2018/11/30 エポキシ樹脂の高機能化と上手な使い方
2018/7/31 高耐熱樹脂の開発事例集
2018/4/12 自動車用プラスチック部品の開発・採用の最新動向 2018
2018/3/19 射出成形機〔2018年版〕 技術開発実態分析調査報告書
2018/3/18 射出成形機〔2018年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2017/9/29 触媒からみるメタン戦略・二酸化炭素戦略
2017/7/31 機能性モノマーの選び方・使い方 事例集
2017/7/31 プラスチック成形品における残留ひずみの発生メカニズムおよび対策とアニール処理技術
2017/6/19 ゴム・エラストマー分析の基礎と応用
2017/2/27 プラスチックの破損・破壊メカニズムと耐衝撃性向上技術
2017/1/31 放熱・高耐熱材料の特性向上と熱対策技術
2016/8/31 ポリマーアロイにおける相溶性の基礎と物性制御ノウハウ
2016/6/28 異種材料接着・接合技術
2014/11/30 繊維強化プラスチック(FRP)〔2015年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/10/8 レーザ溶接の基礎と溶接欠陥の防止策および異材接合への展開