技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

改訂Annex1が要求する無菌製剤製造工程での汚染管理戦略と適切な施設設計 (ハード) ・運用管理 (ソフト) の設定

改訂Annex1が要求する無菌製剤製造工程での汚染管理戦略と適切な施設設計 (ハード) ・運用管理 (ソフト) の設定

~QA視点からみるPQS・QRMの実装と作業者教育 / PIC/S (EU) - GMPガイドのAnnex1の目的 / 医薬品品質システム (PQS) / 汚染管理戦略 (CCS) の策定と実施 / バリア技術 (アイソレータ、RABS) / シングルユースシステム (SUS) / アセプティック・プロセス・シミュレーション (APS)~
オンライン 開催

視聴期間は2022年12月26日〜2023年1月6日を予定しております。
お申し込みは2022年12月26日まで承ります。

概要

本セミナーでは、8月25日に公開されたEU-GMPガイドのAnnex1の改訂の概要と注目点を整理・解説いたします。

開催日

  • 2022年12月26日(月) 10時30分 2023年1月6日(金) 16時30分

受講対象者

  • 医薬品製造業における品質管理部門担当者・責任者
  • 医薬品製造業における品質保証部門担当者・責任者
  • 医薬品製造販売業における品質保証部門担当者・責任者

プログラム

 EU-GMPガイドのAnnex1は、2度のパブリックコメントを踏まえ、2022年8月22日付けで最終化され、8月25日に公開された。PIC/Sは、EMAとの合同協議により、PIC/S – GMPガイドのAnnex1との調和を想定しており、PIC/Sからも近く発出されるものと思われる。
改訂Annex 1には、「医薬品品質システム」が取り込まれ、品質リスク管理や新技術の手順 (アイソレータ技術やシングルユースシステムの使用) などに焦点を当てている。ユーティリティについて、製薬用水システムの注射用水 (WFI) の製造方法として、蒸留法以外 (膜法) の採用が認められたことも目新しい。
 改訂の重要要件の1つとして、無菌性保証の目的で全体の汚染管理戦略 (CCS) の策定と実施を求めていることも注目される。本セミナーでは、改訂の概要と注目点を整理する。

  1. まずPIC/Sとは何かを整理しましょう
    1. PIC/Sとは
    2. PIC/Sの歴史
    3. PIC/Sの目的
    4. 産業界にとっての間接的な利益
    5. PIC/Sのメンバー
    6. EUによるGMP相互認証
    7. PIC/S – GMPとEU – GMPの関係
    8. PIC/SとEUの責任者要件差
  2. PIC/S – GMP ガイド
    1. PIC/S – GMPガイド
    2. PIC/S – GMPガイドの概要
    3. 改正PIC/S – GMP Annex1概要
    4. 改正PIC/S – GMP Annex1の構成
    5. PIC/S – GMP Annex 1 の発出後の措置
  3. PIC/S – GMP Annex1のポイント
    1. 適用範囲 (セクション1)
    2. 原則 (セクション2)
      1. 汚染管理戦略コンタミネーションコントロール戦略 (CCS)
      2. CCSで考慮すべき要素
      3. CCSの考え方
      4. 無菌室搬入品管理
    3. 医薬品品質システム/PQS (セクション3)
      1. 無菌製剤製造のPQS要件
    4. 施設 (セクション4)
      1. バリア技術
      2. クリーンルームおよびクリーンエア機器の認定
      3. 消毒
    5. 設備 (セクション5)
    6. ユーティリティ (セクション6)
      1. 水系
      2. 直接滅菌剤として使用されるスチーム
      3. ガス・真空システム
      4. 冷暖房および油圧システム
    7. 職員 (セクション7)
    8. 生産技術・固有技術 (セクション8)
      1. 終末滅菌品
      2. 無菌調製・加工
      3. 無菌製品の仕上げ
      4. 滅菌
      5. 加熱滅菌
      6. 湿熱滅菌
      7. 乾熱滅菌
      8. 放射線による滅菌
      9. エチレンオキシドによる滅菌
      10. 最終容器のままでは滅菌できない製品のフィルター滅菌
      11. フォームフィルシール (FFS)
      12. ブローフィルシール
      13. 凍結乾燥
      14. クローズドシステム
      15. シングルユースシステム (SUS)
    9. 環境・プロセスモニタリング (セクション9)
      1. 一般
      2. 環境・プロセスモニタリング
      3. 環境モニタリング_総粒子
      4. 環境・人体モニタリング_生存粒子
      5. アセプティック・プロセス・シミュレーション (APS)
    10. 品質管理 (QC) (セクション10)
    • 用語集
    • 質疑応答

講師

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 34,200円 (税別) / 37,620円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 34,200円(税別) / 37,620円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

アーカイブ配信セミナー

  • 「ビデオグ」を使ったアーカイブ配信セミナーとなります。
  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCなどからご視聴ができます。
  • お申し込み前に、 視聴環境 をご確認いただき、 視聴テスト にて動作確認をお願いいたします。
  • 後日(開催終了後から10日以内を目途)に、ID,パスワードをメールにてご連絡申し上げます。
  • 視聴期間は2022年12月26日〜2023年1月6日を予定しております。ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • セミナー資料は印刷・送付いたします。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/2/19 核酸医薬品・メッセンジャーRNA医薬品を対象とするドラッグデリバリーシステムの現状と将来展望 オンライン
2025/2/19 ペプチド医薬品原薬の製造プロセス開発 オンライン
2025/2/20 非臨床試験: 各治験段階における規格とバリデーション実施の具体的ポイント オンライン
2025/2/20 医薬分野におけるモダリティー開発視点からのイノベーション発掘と事業化戦略 オンライン
2025/2/20 費用対効果 (日本版HTA) 評価の基礎講座 オンライン
2025/2/20 PMDA審査官から高評価が得られる非臨床領域のメディカルライティング オンライン
2025/2/20 医薬部外品における承認申請書作成ノウハウおよびPMDA相談のポイント オンライン
2025/2/20 脂質ナノ粒子 (LNP) の処方設計と製造プロセス開発 オンライン
2025/2/20 滅菌バリデーションの具体的な計画書・記録書・報告書の作成セミナー (医薬品) オンライン
2025/2/20 マイクロバイオームの実用化にむけた課題と現状 オンライン
2025/2/21 ヒューマンエラー防止に必要なSOPの書き方の工夫と文書管理 東京都 会場・オンライン
2025/2/21 製造/ラボにおける監査証跡の具体的な運用方法・管理と効率的なレビュー手順・頻度 (どこまですべきか) ・記録の残し方 オンライン
2025/2/21 非臨床試験 (基礎研究、信頼性基準試験) における電子データ完全性確保・電子ノート使用とクラウド利用でのデータ管理 オンライン
2025/2/21 コンピュータ化システムバリデーション (CSV) の基礎とデータ・インテグリティ確保 オンライン
2025/2/21 GMPにおける (製造・試験) 外部委託業者管理・監査の留意点とチェック項目 オンライン
2025/2/21 デジタルを基盤としたニューモダリティー医薬品/ヘルスケアの探索・初期評価と事業性検討 オンライン
2025/2/21 細胞培養加工の工程設計およびAIを活用したバイオ生産マネジメントシステム オンライン
2025/2/21 Computer Software Assuranceセミナー オンライン
2025/2/24 アジア主要国のオーファンドラッグ薬事規制・承認申請の相違点と実務対応 オンライン
2025/2/24 医薬品ライセンスにおける契約交渉のポイント オンライン

関連する出版物

発行年月
2022/6/17 経験/査察指摘/根拠文献・規制から導く洗浄・洗浄バリデーション:判断基準と実務ノウハウ (追補版)
2022/6/17 経験/査察指摘/根拠文献・規制から導く洗浄・洗浄バリデーション:判断基準と実務ノウハウ (追補版) (製本版+ebook版)
2022/3/31 疾患原因遺伝子・タンパク質の解析技術と創薬/診断技術への応用
2022/3/10 改正GMP省令対応 QA (品質保証) 実務ノウハウ集
2021/11/26 改正GMP省令で要求される「医薬品品質システム」と継続的改善 (書籍 + ebook版)
2021/11/26 改正GMP省令で要求される「医薬品品質システム」と継続的改善
2021/10/28 改正GMP省令をふまえた国内/海外ベンダー・サプライヤGMP監査 (管理) 手法と事例考察 (聞き取り・観察・着眼点) (製本版 + ebook版)
2021/10/28 改正GMP省令をふまえた国内/海外ベンダー・サプライヤGMP監査 (管理) 手法と事例考察 (聞き取り・観察・着眼点)
2021/10/11 抗ウイルス薬 (CD-ROM版)
2021/10/11 抗ウイルス薬
2021/9/22 パージファクター活用 (スコアリングと判定基準) 及びニトロソアミン類のリスク評価 (書籍版 + ebook版)
2021/9/22 パージファクター活用 (スコアリングと判定基準) 及びニトロソアミン類のリスク評価
2021/8/31 創薬研究者・アカデミア研究者が知っておくべき最新の免疫学とその応用技術
2021/8/26 薬事規制・承認審査の3極比較と試験立案・臨床データパッケージ/CMCグローバル申請 (製本版+ebook版)
2021/8/26 薬事規制・承認審査の3極比較と試験立案・臨床データパッケージ/CMCグローバル申請
2021/5/27 [Global] 治験/市販後での安全性情報の収集・評価・報告要否とPVベンダーコントロール
2021/5/27 [Global] 治験/市販後での安全性情報の収集・評価・報告要否とPVベンダーコントロール (書籍 + ebook版)
2021/3/30 経験/査察指摘/根拠文献・規制から導く洗浄・洗浄バリデーション:判断基準と実務ノウハウ
2021/3/30 経験/査察指摘/根拠文献・規制から導く洗浄・洗浄バリデーション:判断基準と実務ノウハウ (製本版+ebook版)
2020/6/30 米国での体外診断用医薬品の開発/審査対応 実務集