技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

研究開発テーマの費用対効果と算出・評価の見える化

研究開発テーマの費用対効果と算出・評価の見える化

~イノベーション時代の投資回収を含めた実践的評価の考え方~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、研究開発テーマ・プロジェクトの費用対効果の数値化・算出方法について基礎から解説いたします。
客観的、説得力のある数字の作り方、経営層が納得するデータの揃え方、根拠の示し方について詳解いたします。

開催日

  • 2022年12月13日(火) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • イノベーション担当部署各位
  • イノベーションに関心をもつ方
  • 研究開発マネージャー
  • 研究開発者、技術関連企画部署管理職・担当者
  • CTO、新規事業にかかわる経理・財務の関係者

修得知識

  • イノベーションを伴うテーマの開発や事業化ステージにおいての選定/評価の考え方
  • 経営側の投資ニーズに対する事業化への費用対効果の検証ツール
  • 進捗評価としての各種評価法と投資の優先判断のための実践的活用

プログラム

 イノベーションの必要性・重要性に対応して企業の開発部門の事業貢献に対する期待はますます大きくなっている。しかし特に不確実性の高い、イノベーションを伴うテーマの開発や事業化ステージにおいての選定・評価の考え方はまだまだ大きな課題として残っている。
 そのためには、新事業・新商品を目的とする研究開発テーマの選定から経営側の投資ニーズに対する事業化への費用対効果の検証ツール、進捗評価としての各種評価法と投資の優先判断のための実践的活用のポイントを広く解説します。
 本講演では、新規事業のテーマの選定と評価を「目的」と「時間軸」に区分して、選定と評価と投資判断の考え方を整理し、経営者と技術者双方がWin – Winになる実践的な考え方を示す。

  • はじめに:自己紹介
  1. 研究開発の事業化へのポジショニング
    1. 会社のライフサイクルと同期したR&Dマネジメント
    2. 研究開発から事業化にいたるステージの理解
    3. 経営側から見たR&Dへの期待変化と対応
  2. 研究開発成果の費用対効果の考え方と算出法
    1. 研究開発・事業化テーマ評価の基本と既存・新規事業範囲
    2. 投資対効果の考え方
      • 投資回収期間
      • 累積投資収益
      • 資金の種類
    3. NPV (正味現在価値) 、IRR (内部収益率) などの考え方と活用
    4. イノベーション時代の未来の不確定さの考え方と定性評価
  3. 未来の費用対効果の選定・評価、検証ツールと有効性
    1. 未来シナリオによるロードマップの作成と統合
    2. 市場による顧客価値仮設の設定 (MOTマーケテング)
    3. テーマを顧客価値視点で絞り込む (検証)
    4. 不確定ななかの定量的評価法と限界
  4. テーマの事業性評価の可視化と実践方法の考え方
    1. 投資判断の基本を改めて振り返る
    2. 空間軸評価
      • ポートフォリオ型評価
      • SWOT
      • PPM
      • アンゾフ図など
  5. ステージ (ゲート) 法の概要とその関連評価法
    1. 時系列的評価と空間的テーマ評価法
    2. ステージゲート法の基本的考え方
    3. ステージゲート法の特徴、効果と各種評価法
    4. アジャイル開発とステージゲート評価
  6. 事業戦略マップ (TIG法) によるテーマの事業性評価
    1. 経営者と技術者、営業関係者への可視化方法としての簡易マップ
    2. 事業戦略マップ (TIG法) の基本
    3. 事業を目指したテーマへの投資優先判断の事例
  7. まとめ:答えがない未来の価値をどう算出するか…
    • 付録:フェルミ推定
    • 質疑応答

講師

  • 出川 通
    株式会社テクノ・インテグレーション
    代表取締役

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 34,200円 (税別) / 37,620円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 34,200円(税別) / 37,620円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/4/3 自社の長期的・持続的成長のための自社保有技術の棚卸と未来志向でのコア技術の設定 オンライン
2024/4/4 医薬品開発における事業性評価・TPP運用 オンライン
2024/4/5 希少疾患における事業性評価の考え方と注意すべきパラメーター オンライン
2024/4/5 研究開発テーマにおける費用対効果の基礎と算出・評価方法 オンライン
2024/4/9 技術マーケティングによるR&Dテーマの設定 東京都 会場
2024/4/10 研究開発マネジメントと未来洞察を活用した新規事業テーマ創造 オンライン
2024/4/10 医薬品市場予測・販売計画へのExcel関数の活用・実践法 オンライン
2024/4/10 医薬品開発における事業性評価・TPP運用 オンライン
2024/4/10 R&D技術者のための技術ベンチマーキング実践セミナー オンライン
2024/4/11 パテントマップの作成と研究開発テーマの発掘、アイデア創出への活用 オンライン
2024/4/12 研究開発・技術部門が行う情報収集とそのセオリー、ノウハウ オンライン
2024/4/12 希少疾患における事業性評価の考え方と注意すべきパラメーター オンライン
2024/4/16 市場・製品・技術ロードマップの作成プロセスとその活動の全体体系 オンライン
2024/4/16 後発で勝つための市場分析と経営層への説明・説得の仕方 オンライン
2024/4/16 研究開発テーマにおける費用対効果の基礎と算出・評価方法 オンライン
2024/4/18 開発者が主導する「事業につながる開発テーマ」創出法 東京都 会場
2024/4/19 中長期研究開発テーマの発掘と推進のポイント オンライン
2024/4/19 ラボでの電子実験ノート管理・運用における経験からわかった電子情報管理の問題点・解決とDXの進め方 オンライン
2024/4/23 自社コア技術から発想するテーマ創出法 オンライン
2024/4/25 研究開発・技術部門が行う情報収集とそのセオリー、ノウハウ オンライン