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異物・コンタミネーション不良低減に結びつくクリーン化ノウハウと静電気対策の基礎 (2コース)

アーカイブ配信付きセミナー (視聴期間: 2022年5月19日〜27日)

異物・コンタミネーション不良低減に結びつくクリーン化ノウハウと静電気対策の基礎 (2コース)

オンライン 開催

概要

本セミナーは、使う側の立場に立ったクリーンルームのあり方、その改造方法、クリーンルームの運用方法、及び一般環境下においてもゴミ・異物不良でお困りの現場の改善も視野に入れて、クリーンルームの基礎から運用までを生産現場の不良削減手法及びその事例をご説明いたします。

開催日

  • 2022年5月17日(火) 9時30分 12時30分
  • 2022年5月17日(火) 13時30分 16時30分

受講対象者

  • ゴミ異物不良の削減を行いたい方
    • 生産技術者
    • 現場の管理監督者
    • 設備担当者
    • 品質保証担当者
    • 設備担当者
    • クリーンルーム担当者

修得知識

  • クリーンルームの基礎知識
  • ゴミ異物の見える化
  • ゴミ不良の削減方法
  • 静電気の基礎知識
  • 静電気計測の方法
  • 静電気対策の実際

プログラム

 既存のクリーンルーム知識の大半は建築設計を中心にまとめられた規格や技術である場合が多く、クリーンルームを使用する者の立場に立った技術解説は殆ど見当たりません。生産現場で発生した不良はそのまま廃棄の対象となってしまいます。これらの不良が削減できれば全て利益として還元され、その原価改善効果は計り知れません。「この程度の不良は出ても当たり前だ」と考えずに、今一度不良削減に取り組んでみませんか?
 本講演は使う側の立場に立ったクリーンルームのあり方、その改造方法、クリーンルームの運用方法、及び一般環境下においてもゴミ・異物不良でお困りの現場の改善も視野に入れて、クリーンルームの基礎から運用までを生産現場の不良削減手法及びその事例をご説明致します。
 クリーン化技術は医療に関しても共通に使用されている技術で、医療現場でもクリーンに関する知識はなかなか取得できていない様です。今回の講演を通じて、企業内の新型コロナ対策の助けになる感染しない為の知識としても是非ともお役に立て下さい。
 静電気対策は一般に静電気対策資材やイオナイザーを設置すれば完了という様な誤った認識が多く散見されます。資材の性能評価やイオナイザーの選定方法、設置方法によって静電気対策はその効果が大きく変わってしまいます。講義ではこれらの疑問に判りやすく現場のニーズに合わせてご説明致します。

2022年5月17日 9:30〜12:30「クリーンルームの基礎と事例を交えたゴミ・異物対策」

  1. 新型コロナ対策として役に立つクリーンに関する知識
  2. ゴミ・異物とは何か (対策の対象となる不良や不良原因の範囲は?)
    1. ゴミ・異物の範囲 雰囲気中のゴミ・異物
    2. 因果律
  3. クリーンルームの基礎知識
    1. クリーンルームの四原則
    2. クリーンルームの原理
    3. クリーンルームの方式
    4. クリーンルームとは一体どの様な部屋なのか?
    5. ゾーニングとは何か?
  4. クリーンルームの規格
    1. 規格の始まり
    2. 米国Fed – Std – 209とISO規格
    3. 各国のクリーン度規格
    4. クリーンクラスグラフの活用
  5. ゴミの性質を知る 先ずは敵を知ろう
    1. クリーン化へのステップ
    2. ゴミ・異物の大きさを認識する
    3. ゴミ・異物の見つけ方
      (不良の原因となっているゴミや異物をどの様にして発見するのか?)
    4. ゴミ性質を認識する
  6. ゴミの見つけ方
    1. 管理すべきゴミ・異物は何か?
    2. ゴミの見える化 (輝度、コントラスト)
    3. ゴミ・異物の補足方法
    4. ゴミの判別方法 繊維の判別
    5. 繊維の見分け方
    6. FTIRの活用
  7. 現場点検のポイント:跡を探す
  8. クリーンルームの運用方法
    1. 清掃の方法
    2. 清掃頻度の考え方
    3. 清掃を簡略化するアイデア
    4. クリーンルーム入室時の注意事項
    5. クリーンルーム内での注意事項
  9. クリーンの四原則と5S
  10. 現場改善事例のご紹介
    • 半導体工程
    • 射出成型
    • 半田付け
    • 塗布工程
    • 組立工程 等
  11. ゴミの堆積例のご紹介

2022年5月17日 13:30〜16:30「静電気の発生原因・障害事例と実践的な除電技術」

  1. 静電気により発生する問題
  2. 静電気とは何か?
  3. 何故イオン化するか?
  4. 様々な帯電現象
  5. 具体的な帯電の例
    • 誘導体電
  6. 導体と絶縁体
  7. 導体の帯電と絶縁体の帯電
  8. 帯電列
  9. 人体放電と電撃の関係
  10. 静電気破壊
  11. 帯電量と湿度
  12. 見かけ上の静電気の変化
  13. 各種静電除去方式とその特徴
  14. 主な静電気メーカー
  15. 静電気対策の基本的な考え方
  16. 静電気対策の基本ルール

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

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