技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

化粧品の品質保証とクレーム対応をふまえた品質試験実施のポイント

Zoomを使ったライブ配信セミナー

化粧品の品質保証とクレーム対応をふまえた品質試験実施のポイント

~企画設計・量産・物流/販売など段階ごとの品質保証のポイントとは / 使用状況を踏まえた過酷試験の実施の留意点は / 品質リスクアセスメントからのアプローチによるポイントを解説~
オンライン 開催

開催日

  • 2021年3月30日(火) 10時30分 16時30分

プログラム

 化粧品の品質管理体制は、一般的にはISO22716 (化粧品GMP) への適合に向けた体制の整備と確実な運用が基本となります。しかしながら、もの作りと具体的な個々の製品保証においては、加速試験や過酷条件でのバリデートの考えに基づく試験保証が必須です。しかしながら、これらは各社のノウハウと企業方針に基づく要素が大きいため、統立てて議論されるケースはあまり見られませんでした。
 現在、Made IN Japanの安全、安心の化粧品が東南アジアを中心着目され、各社においてもビジネスのグローバル展開が求められている状況を鑑み、自社の製品についてバリューチェーン分析に基づき企画段階から販売後までの自社商品の強みを再評価、再認識すると共に、品質リスクアセスメントの手法を中心に、講演者の具体的な事例を中心に系統立てて学ぶことで、自社の品質保証体制の再強化、再構築の展開に繋がることを目指します。
 また、最近は外部委託先を活用したビジネスモデルも多く見られていることから、外部委託先の評価の方法や監査の進め方についても学ぶことで、各企業において実践的な品質保証の体制の充実化、強化に結び付くことを目指します。

  1. 化粧品の最近の回収事例から学ぶ品質保証体制のチェックポイント
    1. 開発段階から販売までの品質保証体制とは?
    2. 表示の誤りに関する推定される管理体制の不備事項
    3. 異物混入に関する推定される管理体制の不備事項
    4. 化粧品製造におけるGMPの位置付け
    5. 標準化と文章化
  2. 品質保証とは
    1. 自社製品の独自価値は? (バリューチェーン分析)
    2. 自社製品の購入者は? (顧客分析)
    3. お客さまに渡るまでの品質保証とは?
    4. ISO22716 (化粧品GMP) に基づく品質保証とは?
  3. 顧客満足とは?
    1. ISO/JIS Q 1002 苦情対応マネジメントシステムの概要
    2. グローバル視点で商品を考える
    3. 海外法規とGMP要求の概要
  4. 企画・設計段階での保障
    1. 機能展開とは
    2. スケールアップの基本的な考え方
    3. 材料保障について
      1. 材質選定の留意点
      2. 材料設計段階でのFMEAの展開について
    4. 微生物保障について
    5. 原料保障について
  5. 量産段階での保障
    1. 作業の標準化とヒューマンエラー
    2. 官能検査の進め方
    3. 異物対策
    4. バリデーション
    5. 外部生産委託先の管理
  6. 物流段階での保障
    1. 輸送時の品質リスク
    2. 輸送試験、激動試験
  7. 販売段階での保障
    1. 耐光性試験と耐光性保障
    2. お客さま視点と生産者視点の違い
    3. 使用状況を踏まえた過酷試験について
  8. 市販後の保障
    1. 市販後の保障
    2. 3年間保障の根拠データの揃え方
  9. お客様苦情・クレームに対する対応について

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/4/22 賞味期限設定のためのアレニウス式を用いた加速試験のポイント オンライン
2024/4/24 医薬品・食品・化粧品工場における異物混入の具体的防止対策 東京都 会場・オンライン
2024/4/24 化粧品・部外品のGMPと品質監査のポイント オンライン
2024/4/24 香り成分の心理生理学的有効性評価技術と商品開発への展開 オンライン
2024/4/25 化粧品主要国成分規制と広告規制及び輸出入の留意点 オンライン
2024/5/7 化粧品主要国成分規制と広告規制及び輸出入の留意点 オンライン
2024/5/13 触り心地/テクスチャーの知覚メカニズム・評価技術と商品開発 オンライン
2024/5/15 外観目視検査員教育法と見逃し・バラツキ低減技術 オンライン
2024/5/16 化粧品の防腐処方設計と保存効力試験実施のポイント オンライン
2024/5/17 化粧品粉体の基礎と表面処理 オンライン
2024/5/20 色と質感の感性評価 オンライン
2024/5/21 官能評価の基礎と高級感の解明・商品開発への活かし方 オンライン
2024/5/22 界面活性剤入門 オンライン
2024/5/23 化粧品における薬機法・景品表示法・公正競争規約の留意点 オンライン
2024/5/24 商品開発のための感性・官能評価用アンケート設計と物性値への落とし込み オンライン
2024/5/24 乳化・懸濁重合の反応機構と装置設計、重合反応の制御 オンライン
2024/5/24 ASEAN・台湾の最新化粧品申請制度解説 オンライン
2024/5/24 化粧品・医薬部外品・洗剤・雑貨商品開発のための効率的なデータ管理 オンライン
2024/5/28 自動車シートの座りを人間工学の眼で観る オンライン
2024/5/29 化粧品粉体の基礎と表面処理 オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/1/31 不純物の分析法と化学物質の取り扱い
2023/10/20 食品賞味期限設定における商品別事例と官能評価対応ノウハウ
2023/3/31 “使いやすさ”の定量評価と製品設計への落とし込み方
2021/12/24 動的粘弾性測定とそのデータ解釈事例
2021/11/30 ヒトの感性に寄り添った製品開発とその計測、評価技術
2020/4/30 生体情報計測による感情の可視化技術
2019/2/28 においを "見える化" する分析・評価技術
2018/6/30 ヒトの感性に訴える製品開発とその評価
2017/5/31 スキンケア化粧品の官能評価ハンドブック
2014/10/27 化粧品に求められる使用感の共有と感性価値の数値化・定量化
2014/7/15 乳化・懸濁重合法の基礎と応用
2014/7/15 化粧品13社〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/7/15 化粧品13社〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書
2014/5/15 美容液・化粧水 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/5/15 美容液・化粧水 技術開発実態分析調査報告書
2013/8/28 化粧品・医薬部外品およびその原料の安全性評価と規格・試験法設定
2013/8/20 文具大手7社 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/8/20 文具大手7社 技術開発実態分析調査報告書
2013/1/28 造粒・打錠プロセスにおけるトラブル対策とスケールアップの進め方
2012/7/4 薬事法・景品表示法 実践 戦略パック