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医薬品開発を例にしたコンメンタール (逐条解説) 研究開発QMSマニュアル

医薬品開発QMS構築:How編

医薬品開発を例にしたコンメンタール (逐条解説) 研究開発QMSマニュアル

~自らの組織に本当に役に立つ仕組みを、自らで考えて作るために~
オンライン 開催

開催日

  • 2021年2月25日(木) 10時30分 16時30分
  • 2021年2月26日(金) 10時30分 15時00分

修得知識

  • 医薬品開発QMSの本質的理解
  • 本当に組織のためになる品質マネジメント
  • 日本の治験や医薬品開発の「効率」改善につながる品質マネジメント

プログラム

 ICH-GCPに新しく取り入れられた品質マネジメントシステム (QMS) の概念は、製品やサービスの品質マネジメントのグローバルスタンダード (国際標準) であるISO9001として、既に世界中に広く普及し、確立している考え方 (の一部) です。各局の対応の状況を見てみると、ICHが2016/11/9にICH-E6 (R2) を発出後、EMAが2017/6/14、やや遅れてFDAが2018/2/28、順次改訂ICH-GCPの運用を開始しています。
 これに対し日本では、EMAとのレギュレーションラグ2年以上の2019/7/5、J-GCPといわれる省令GCPの本文には手を加えず、GCPガイダンスその他の通知を利用した形での運用を開始させています。そして、それに対する業界の反応を見ると、「品質マネジメント」でも「リスクベーストアプローチ」でもなく、「リスクマネジメント」と「イシューマネジメント」を行うことが、さも新レギュレーション対応であるかのような動きがあります。
 改訂ICH-GCPのメッセージは、「efficiency=効率」です。そしてこの「効率」こそ、欧米と比較した場合の、日本の治験や医薬品開発の弱点であったはずです。したがって、われわれは、今般の改訂ICH-GCPを契機として、この「効率」改善に向けた取り組みを行わなければならないはずです。つまり、われわれがまず取り組むべきは、「リスクマネジメント」でも「イシューマネジメント」でもなく、「リスクベーストアプローチ」を基本方針とした「品質マネジメント」なのです。
 以上のような考え方を理解するには、ISO9001の知識が必須となります。そこで本講座に先立ち開催された医薬品開発QMSセミナー (What編セミナー) で、ISO9001の基本的な考え方、改訂ICH-GCPが要求するQMS、リスクベーストアプローチ、プロセスアプローチ、Built in Quality等の概念を解説しました。
 その後、セミナーの受講生から、何をすべきか (What) は理解できたので、次にどのようにやるべきか (How) を教えて欲しいとのご相談を多くいただきました。通常、QMSのHowについては、一般論で解説することは不適切であり、各組織との1:1のコンサルテーションが必要になりますが、QMS運用の第1歩としてISO9001の理解をより深めるために、医薬品開発担当者向けのISO9001の解説書として、「医薬品開発を例にしたコンメンタール (逐条解説) 研究開発QMSマニュアル」を刊行しました。さらに、今般、特にISO9001の初学者向けに、「医薬品開発を例にしたコンメンタール (逐条解説) 研究開発QMSマニュアル」を徹底解説することを目的として、本講座 (How編セミナー) を開催する運びとなりました。
 What編セミナー、How編セミナー、そしてコンメンタールの3本セットにより、医薬品開発QMSやGCPリノベーション (刷新) の意義を本質的に理解し、日本の治験や医薬品開発の「効率」改善につながるための品質マネジメントへと導くことを目標とします。
 本講座参加の際は、「医薬品開発を例にしたコンメンタール (逐条解説) 研究開発QMSマニュアル」をご準備下さい。また、本講座は、過去にWhat編セミナーを受講されていることを前提としていますが、未受講の方は、本講座をより有効に活用されるため、後日にでも受講されることをお勧めします。

  1. Terminology
    1. 「Quality」について
    2. 「Management」について
    3. 「System」について
  2. 徹底解説「コンメンタール医薬品開発QMSマニュアル」
    1. まず第一にやるべきこととは?
    2. 医薬品開発のステークホルダーとは?
    3. QMSの範囲はR&D部門だけでOK?!
    4. QMSを確立するって具体的に何をしたら良いの?
    5. JDがない会社はなぜ潰れる!?
    6. 医薬品開発担当者にとっての顧客とは?
    7. 品質方針は経営方針?!
    8. リスクベーストアプローチとリスクマネジメントを混同していませんか?!
    9. 品質目標とは?アクションプランとは?
    10. 変更からオプションへのパラダイムシフト?!
    11. 人的資源管理?!
    12. 組織の知識?!
    13. 正しい会議のやり方とは?!
    14. ムダな文書に振り回されている会社は潰れる!?
    15. 医薬品開発本部のミッションを忘れるな!
    16. Built in Qualityの仕組みとは?
    17. ベンダーマネジメントの仕組みとは?
    18. 治験はバリデーションだった!?
    19. エラーの90%はヒューマンエラー!?
    20. 不適合なアウトプットとは?
    21. KGIとは?KPIとは?
    22. 4つのパフォーマンスとは?
    23. 内部監査は誰がリードする?
    24. マネジメントレビューはなぜ重要なのか?
  3. おわりに
    1. 医薬品開発QMSの成功例
    2. 医薬品開発QMSの失敗例
    3. まず第一にやるべきこととは?
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 新見 智広
    オフィスアンテレ薬剤師行政書士事務所
    代表

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 49,500円 (税別) / 54,450円 (税込)
複数名
: 35,900円 (税別) / 39,490円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 35,900円(税別) / 39,490円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 49,500円(税別) / 54,450円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 71,800円(税別) / 78,980円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 107,700円(税別) / 118,470円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 20,000円(税別) / 22,000円(税込)
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  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

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