技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

凍結乾燥製剤の設計とスケールアップ対策講座

Zoomを使ったライブ配信セミナー

凍結乾燥製剤の設計とスケールアップ対策講座

~凍結乾燥条件の設定 / 汚染リスクと対応策 / スケールアップ時のトラブル事例など / 凍結乾燥条件の設定をどう進めるか? 凍乾不良トラブルを未然に防ぐには?~
オンライン 開催

開催日

  • 2020年11月25日(水) 10時30分16時30分

修得知識

  • 凍結乾燥の基礎
  • 凍結乾燥条件の設定
  • 汚染リスクと対応策
  • スケールアップ時のトラブル事例
  • 凍結乾燥条件の設定の進め方
  • 凍乾不良トラブルの原因と未然防止

プログラム

  1. 行政当局の指導動向
    1. 現行の無菌GMP・ガイドライン
    2. PIC/S Annex1改正案のポイント (2020年2月)
    3. 医薬品品質システムの要請
    4. 無菌医薬品製造業者のGMP査察パイロットプログラム開始 (2019年12月)
    5. 汚染管理戦略の構築要請
    6. 医薬品、原薬、添加剤、一次容器の滅菌ガイドライン (2019年3月)
  2. 要請される清浄度
  3. 無塵/無菌保証で留意すべきこと
    1. 注射剤の異物には3種ある (内因性、外因性、医療機関で発生)
    2. 異物検査の限界
    3. ヒトがいれば発塵する
    4. 動作発塵=微小粒子だと侮れない
    5. 環境清浄度だけで異物対策は無理
    6. 微粒子は微生物の栄養源+キャリヤー
    7. 環境モニタリングの留意点
    8. スモークスタディの要請
    9. 凍結乾燥庫の扉開閉に伴うリスク
    10. 差圧変動 (扉開閉) で天井は微動する
  4. 容器材質に留意
    1. 溶出物評価 (E&LTesting)
    2. 薬剤を吸着する容器材質もある
  5. 製造工程の留意点
    1. アイソレータの留意点
    2. 洗瓶工程の留意点
    3. 瓶滅菌工程の留意点
    4. ゴム栓洗浄滅菌工程の留意点
    5. 充てん工程の留意点
    6. 巻締工程の留意点
  6. 凍結乾燥とは
    1. 装置の概要
    2. 真空制御方式の留意点
  7. 凍結乾燥条件の設定
    1. 予備凍結工程の留意点
    2. ロット内の凍結構造均質化策
    3. 一次乾燥工程の留意点
    4. 熱伝達の3タイプ
    5. 半封開口寸法は乾燥速度に影響
    6. 二次乾燥の留意点
    7. 凍結乾燥時間の短縮法
    8. 乾燥終点の確認法
    9. 凍結乾燥不良品の外観と原因
  8. 汚染リスクと対応策
    1. 庫内搬出~巻締までの汚染および吸湿リスク
    2. 汚染空気の庫内流入 (リーク) リスク
    3. 真空排気初期/復圧時の庫内乱流による汚染リスク
    4. 封栓シリンダーの油膜 (非無菌) リスク
    5. 真空ポンプ油の逆拡散リスク
    6. トレイ形状・材質による発塵リスク
    7. 復圧フィルターのリスク
  9. 大型凍乾機での問題点
    1. 大型機では庫内打栓抵抗は大
    2. ハードに起因するロットアウトリスク
    3. CIPの留意点
    4. SIPへの留意点
    5. 蒸気滅菌の留意点
    6. エチレンオキサイド滅菌の留意点
  10. 凍結乾燥のプロセスシミュレーションテスト実施法

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境 をご確認いただき、 ミーティングテスト にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/7/9 相分離生物学入門 オンライン
2025/7/9 GMP省令等の要求するバリデーションの立案・実施と適格性評価の留意点 オンライン
2025/7/9 経皮吸収の基礎とIn vitro/In vivoにおける各試験・評価方法 オンライン
2025/7/10 最適造粒・打錠プロセスの基礎と効率的なスケールアップならびにトラブル対策 東京都 会場・オンライン
2025/7/10 難水溶性薬物のための製剤技術の理論と実際 オンライン
2025/7/10 GCP実践講座 オンライン
2025/7/10 早期承認取得のために必要なメディカルライティングテクニックのノウハウ オンライン
2025/7/10 QA部門における製造記録・試験検査記録の照査の内容・視点と報告書作成の留意点 オンライン
2025/7/10 医薬品の早期開発・承認取得を目指した薬事戦略の進め方と効果的なPMDA相談の活用術 オンライン
2025/7/11 乾燥操作の要素技術、乾燥機の選び方、スケールアップ、評価と省エネ化 オンライン
2025/7/11 ICH-E6 (R3) について(R2) とのGAPと国内実装に向けた対応方針を考える オンライン
2025/7/11 GCP実践講座 オンライン
2025/7/11 創薬モダリティの多様化に対応する吸入粉末剤の設計・評価技術 オンライン
2025/7/11 ファーマコビジランス研修および薬害教育における実施事例と企業ロールモデル オンライン
2025/7/11 オンコロジー領域における医薬品売上予測手法とデータ収集及び注意点 オンライン
2025/7/11 体外診断用 (IVD) 医薬品の新規保険点数収載および適用拡大の実践 東京都 会場・オンライン
2025/7/11 mRNA医薬品の設計・製造・品質管理およびワクチン・疾患治療への応用 オンライン
2025/7/14 注射剤の異物検査の方法と基準設定及び異物低減方法 オンライン
2025/7/14 品質管理試験室にむけたQC点検と信頼性確保 / 分析法バリデーションに必要となる統計解析 / 基準値設定・分析法変更/技術移転時の同等性評価 (3コース) オンライン
2025/7/14 グローバルGMPをふまえた非無菌医薬品の製造、品質管理における環境モニタリング・空調・製薬用水の管理範囲と必要レベル オンライン

関連する出版物

発行年月
2025/2/28 マイクロ波の工業応用 事例集
2025/2/20 医薬品製造を目的としたプロセス化学と薬事規制及び製薬企業の動向
2024/3/22 GxP領域でのクラウド利用におけるCSV実施/データインテグリティ対応 (製本版 + ebook版)
2024/3/22 GxP領域でのクラウド利用におけるCSV実施/データインテグリティ対応
2024/1/31 不純物の分析法と化学物質の取り扱い
2023/12/20 遺伝子治療用製品の開発・申請戦略
2023/12/20 遺伝子治療用製品の開発・申請戦略 (製本版 + ebook版)
2023/11/30 当局査察に対応した試験検査室管理実務ノウハウ
2023/11/30 造粒プロセスの最適化と設計・操作事例集
2023/11/29 開発段階に応じたバリデーション実施範囲・品質規格設定と変更管理 - プロセス/分析法バリデーション - (製本版 + ebook版)
2023/11/29 開発段階に応じたバリデーション実施範囲・品質規格設定と変更管理 - プロセス/分析法バリデーション -
2023/8/31 ゲノム編集の最新技術と医薬品・遺伝子治療・農業・水畜産物
2023/5/31 塗布・乾燥のトラブル対策
2023/5/26 グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP (日本/欧州) ・REMS (米国) 策定とリスク設定・対応 (製本版 + ebook版)
2023/5/26 グローバル展開・3極規制要件の違いをふまえたRMP (日本/欧州) ・REMS (米国) 策定とリスク設定・対応
2023/2/28 mRNAの制御機構の解明と治療薬・ワクチンへの活用
2023/1/31 新規モダリティ医薬品のための新しいDDS技術と製剤化
2023/1/31 超入門 改正GMP省令セミナー
2022/12/9 データインテグリティに適合するための電子/紙データ・記録の運用管理とSOP作成手法 (製本版 + ebook版)
2022/12/9 データインテグリティに適合するための電子/紙データ・記録の運用管理とSOP作成手法