技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

医薬品包装におけるバリデーションと包装工程の最適化 (効率化・標準化)

医薬品包装におけるバリデーションと包装工程の最適化 (効率化・標準化)

~製薬会社、 包装機械、包装材料メーカー間の連携への必須要件~
大阪府 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、医薬品包装におけるGMP、バリデーションに対する理解および取り組み方について分かりやすく解説いたします

開催日

  • 2019年10月8日(火) 10時30分 16時30分

修得知識

  • GMPに対する理解力および法規やガイドラインの検索能力
  • バリデーションに対する理解力および取り組み方
  • 包装の合理化・標準化の重要性と取り組み方
  • 製薬会社と包装機械・材料メーカー間の連携の重要性と取り組み方

プログラム

 GMP・バリデーションのグローバル化対応を含め、より合理的で有効性の高い運用が求められる。その根幹をなすのは医薬品包装の仕様であり、合理化や標準化を推進して最適化することが重要であり、GMPやバリデーション業務の合理化や効率化にも繋がる。
 また、各分野の技術の高度化、専門化が進展するなか医薬品、包装機械、包装材料メーカーの3者の連携が必須要件となっており連携強化が急務である。
 そこで、セミナーを次のような構成で議論を展開したい。

  • 第1章 GMPの基本的な考え方
  • 第2章 バリデーションの基本的な考え方
  • 第3章 医薬品包装の最適化 (合理化・標準化)
  • 第4章 医薬品、包装機械、材料メーカー間の課題と展望
  1. GMPの基本的な考え方
    1. はじめに ~GMPを勉強するにあたって~
    2. GMPと関連する法律、省令など
    3. GMPの理念
    4. GMP理念達成のためのハードとソフト
    5. 追補事項:「ルールの変更」「GMPの管理ポイント」
    6. 添付資料:PIC/S-GMPガイドライン
  2. バリデーションの基本的な考え方
    1. バリデーションの概念
    2. 医薬品包装分野のバリデーション
    3. バリデーションの種類と定義
    4. バリデーションの対象となる事象-工程・システムなど
    5. 包装工程のバリデーション対象
    6. 医薬品の包装Val.現状と問題点及びその対応
    7. 品質リスクに応じたバリデーション
    8. 添付資料:包装の種類別バリデーション項目・内容
      • PIC/S-GMPガイドライン Annex 15 (抜粋)
      • 薬食監麻発第0830第1号 (抜粋)
      • ISPEの概要 – ISPE BASELINE Vol.5など
  3. 医薬品包装の最適化 (合理化・標準化)
    1. はじめに ~医薬品包装の合理化・標準化を勉強するにあたって~
    2. 考え方及び取り組み方
    3. 合理化・標準化の範囲
    4. 医薬品包装の合理化・標準化のメリット
    5. 医薬品包装の合理化・標準化の課題
    6. 標準化対象となり得る包装材料 (抜粋)
    7. PTP包装の標準化
    8. 参考情報:PTP包装などの標準化を推進した、或いはしている会社など
  4. 医薬品、包装機械、材料メーカー間の課題と展望
    1. 医薬品包装の現状と課題
    2. 医薬品包装の問題発生想定事例 (PTP包装で例示)
    3. 設計→実用段階の各ステージで発生が想定される問題点と解決への展望
    4. 参考資料 (業務遂行の参考資料として添付する)
      • 包装材料の材料取引上の問題
        (包装材料メーカーへのアンケート結果を参考資料として添付する)
    • 質疑応答

会場

ドーンセンター

4F 中会議室2

大阪府 大阪市 中央区大手前1丁目3-49
ドーンセンターの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/4/30 医薬品・バイオ技術のライセンスと研究提携における「経済条件」 の決め方及びリスク対策 オンライン
2024/4/30 新規モダリティにおける特許の現状および特許戦略 オンライン
2024/5/1 安定性試験実施の留意事項と安定性試験結果の統計解析/安定性予測・評価方法および有効期間の設定 オンライン
2024/5/1 ラボでの電子実験ノート管理・運用における経験からわかった電子情報管理の問題点・解決とDXの進め方 オンライン
2024/5/7 GMP査察の指摘事項をふまえたQA・バリデーションの考え方と対応/回答時の留意点 オンライン
2024/5/7 医薬品開発における事業性評価・ポートフォリオ分析と意思決定手法 オンライン
2024/5/7 安全性定期報告書等の作成にむけた安全性集積データの見方・評価と文章作成のコツ オンライン
2024/5/7 非GLP試験の書面調査と過剰に陥らない効率的な信頼性確保の基準 オンライン
2024/5/8 国内外査察指摘をふまえたGMP記録の残し方・管理と逸脱・OOS・OOT発生時の対応 (処理手順/フロー/線引き) オンライン
2024/5/8 化学プロセスのコスト削減 オンライン
2024/5/8 リアルワールドデータ (RWD) を活用するための薬剤疫学基礎セミナー オンライン
2024/5/8 中東主要国の薬事規制比較と現地対応手法 オンライン
2024/5/8 フロー合成・連続生産・マイクロリアクター/スケールアップコース (2日間) オンライン
2024/5/8 核酸医薬品の特許戦略 オンライン
2024/5/9 薬価申請・原価計算方法と交渉で有効なデータ取得ならびに資料作成の重要ポイント オンライン
2024/5/9 無菌・滅菌製品、滅菌プロセス、滅菌バリデーション業務者教育コース (初級・入門 Aコース + 中・上級 Bコース) オンライン
2024/5/9 無菌・滅菌製品、滅菌プロセス、滅菌バリデーション業務者教育コース (初級・入門 Aコース + 中・上級 Bコース) オンライン
2024/5/9 滅菌バリデーションの深堀と見落としがちな滅菌バリデーションの留意点、最新米国FDA等EO環境問題と代替滅菌プログラム動向、無菌性保証とパラメトリックリリース (PIC/S ANNEX17) とその推奨 オンライン
2024/5/9 滅菌の基礎と滅菌バリデーション入門 オンライン
2024/5/10 データインテグリティに対応した紙ベースのGMP文書・記録の作成、保管、管理、廃棄のポイント オンライン

関連する出版物

発行年月
2020/6/30 米国での体外診断用医薬品の開発/審査対応 実務集
2020/5/29 凍結乾燥工程のバリデーションとスケールアップおよびトラブル対策事例
2020/4/27 各国要求及び治験環境と現地の実情
2020/3/30 当局要求をふまえたデータインテグリティ手順書作成の要点
2020/3/24 リアルワールドデータの使用目的に応じた解析手法 - 各データベースの選択と組み合わせ -
2020/2/27 海外データ (試験施設) /海外導入品の信頼性基準適用と効率的なデータ利用・CTD申請
2020/1/30 凍結乾燥の最適な条件設定による品質の安定化 - ラボ機と生産機の性能の違いを反映させたスケールアップ -
2019/8/1 データインテグリティ規程・手順書
2019/6/27 EU GVP Module I /ISO9001要求をふまえたQuality Management System の実装と運用
2019/6/27 FDAが要求するCAPA導入の留意点
2019/5/31 医薬品モダリティの特許戦略と技術開発動向
2019/4/24 洗浄バリデーション実施ノウハウと実務Q&A集
2019/4/24 日・欧・米における食品容器包装規制と制度の比較2019
2018/11/30 希少疾患用医薬品の適応拡大と事業性評価
2018/10/30 高薬理活性医薬品封じ込めQ&A集 Part2
2018/9/28 腸内細菌叢を標的にした医薬品と保健機能食品の開発
2018/8/31 がん治療で起こる副作用・合併症の治療法と薬剤開発
2018/7/31 医薬品・医療機器・再生医療開発におけるオープンイノベーションの取り組み 事例集
2018/6/29 医薬品グローバル開発に必要な英語実務集
2018/5/30 GVP Module改訂をふまえたEU Pharmacovigilance規制の実装