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微生物試験における品質保証と統計的手法及び評価

微生物試験における品質保証と統計的手法及び評価

~微生物試験の「トレーサビリティ」「バリデーション」「不確かさ評価」とは~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、微生物試験の結果の信頼性を得るために何が必要か、何が不足しているか、講師の豊富な経験を基に解説いたします。

開催日

  • 2018年12月19日(水) 10時30分 16時30分

修得知識

  • 試験所が有すべき能力 (ISO/IEC 17025の要求事項の概説を含む)
  • 微生物試験に関連する国際規格やガイドライン
    • コーデックス規格
    • ISO等
  • 微生物試験結果の品質保証 (QA) と内部質管理 (QC)
  • 微生物試験における「トレーサビリティ」「バリデーション」「不確かさ評価」

プログラム

 国際的には、試験結果の利用者の信頼を得るために、「マネジメントシステムを運営し、技術的に適格であり、かつ、技術的に妥当な (請け負う試験の種類に応じた) 結果をだす能力があることを実証できる」ことが試験所の能力であるとされています。
 本セミナーでは、演者のISO/IEC 17025の認定審査の経験に基づき、試験結果の利用者の信頼性を得るために何が必要か、多くの試験所で何が不足しているかを解説します。
 又、微生物試験において統計処理の必要性が高まっている背景を理解していただき、妥当性の確認及び評価 (Validation & Verification) や内部質管理/内部精度管理 (Internal Quality Control) についての国際規格やガイドラインをわかりやすく解説します。さらに、ISO/IEC 17025の改定情報とともに、微生物試験に関する国内外の動向を紹介します。

  1. 試験の信頼性とは
  2. 微生物試験の国際標準化
    1. 今、国際化が求められるその背景について
    2. 微生物試験に関連するコーデックス規格
    3. 我が国の微生物試験の課題 (特に衛生指標菌)
    4. 我が国の微生物試験法の今後
    5. 迅速・簡便法の位置付け
  3. 試験所の能力 (competence)
    1. コーデックスのガイドライン (CAC/GL27) の要件
    2. ISO/IEC 17025:2005が要求していること
    3. 信頼性を確保するための要件
  4. 微生物試験結果の「質 (quality) 」を保証するための要件
    1. 試験方法
      1. 試験法の選択
      2. ValidationとVerificationとは?
      3. 試験法の妥当性確認 (Validation)
      4. 試験法の導入時の検証 (Verification)
      5. 試験結果の質 (不確かさの評価)
    2. 計量計測のトレーサビリティ (Metrological Traceability)
      1. 設備及び器具の保守管理
      2. 試験結果のトレーサビリティとは?
    3. 試験結果の品質保証
      1. 内部品質管理
      2. 技能試験
  5. 微生物試験に関わる国際規格、ガイドライン
    1. CAC/GL54
    2. ISO/TS 19036
    3. ISO 16140シリーズ
    • 質疑応答

会場

江東区産業会館

第2会議室

東京都 江東区 東陽4丁目5-18
江東区産業会館の地図

主催

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お問い合わせ

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受講料

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: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

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    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
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    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 138,833円(税別) / 149,940円(税込)
本セミナーは終了いたしました。

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