技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

日米欧での新薬申請・一変 (軽微) 申請対応・比較とグローバルCTD作成の留意点

日米欧での新薬申請・一変 (軽微) 申請対応・比較とグローバルCTD作成の留意点

~ICH Q12の動向を踏まえた日米欧での一変 (軽微) 申請対応~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2018年12月18日(火) 10時30分 16時30分

修得知識

  • CTD (CMC) の全体像
  • 照会事項や米国FDA等の査察を考慮した製剤開発の留意点 (CTDへの記載方法)
  • GDPを含めた最新ガイドラインへの対応の理解
  • 実際のCTD作成に適用できる
  • 日米欧の一変 (軽微) の相違点と留意点
  • ICH Q12を考慮した変更申請対応の理解
  • 実際の一変対応やCTD作成に適用できる

プログラム

CTDによる承認申請は新薬に加え、後発品や一変対応にも広がっている。また、アジア等の一部の国は、既承認品の更新に対してもCTDでの資料提出を求めている。CTD対応は記載内容の科学的一貫性への考慮に加え、規制当局による照会事項や承認前の査察対応にも留意が求められる。
また、医薬品の輸送品質 (GDP) への対応が本格的に必要になりつつあり、設計から輸送までを俯瞰した医薬品品質のトータルコントロールが求められ、これらを包含したCTDの構築が必要である。
本講座は、上記の内容につき具体例を交えた詳説する。特に、変更申請対応では、日本での新たな対応方法やICH Q12の詳細に加え、日米欧の一変 (軽微) 内容の相違点の詳細を事例を交えて説明する。

  1. CTDによる新薬・後発品の申請対応 (CTDの全体像)
    1. CTDとは? CTD化のメリットとは?
    2. 後発品および一変申請のCTD義務化
    3. 第1部の詳細と第1部の内容に対する規制当局の着眼点 (日本)
    4. 第2部 (2.3部) の概要
    5. 第3部の詳細
    6. CTD化に伴う「科学的一貫性」の重要性 (leaf間の関連性の詳説)
    7. 社内技術文書とCTDの関連性
  2. ICH Q12の動向を踏まえた日米欧での一変 (軽微) 申請対応
    1. ICH Q12の背景・目的・適用範囲
    2. ICH Q12の目的を達成するための内容
      • ECs
      • PACMP
      • PLCM等
    3. 日本での変更管理規制、変更カテゴリー
    4. 日本での一変・軽微の最新対応方法・動向
    5. 日米欧での承認申請対応の比較、変更管理対応
    6. 欧州の許認可制度の詳細 (新薬申請から一変・軽微対応)
    7. 米国の許認可制度の詳細 (新薬申請から一変・軽微対応)
    8. 日米欧での許認可事項の変更の比較 (グローバル変更対応の一助)
  3. 規制当局の照会事項、承認前査察対応を踏まえたCTD作成の留意点
    1. リスクアセスメントに基づく製品設計とCTDへの記載の留意事項
    2. 照会事項および規制当局の査察を考慮したCTD対応
      • 【3.1及び3.2項の内容】
        1. リスクアセスメント (QbD) の具体例の詳細 (製品設計)
        2. 原薬粒子径、製剤中の結晶形評価
        3. 製造工程での均一性評価と留意点
        4. CTDの一貫性を考慮した製造工程管理および管理戦略対応
        5. 医薬品の適正流通基準 (GDP) を考慮した保管・輸送条件の妥当性の検証
        6. 臨床現場での使用を想定した製品設計と留意点
        7. その他
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 池松 康之
    エーザイ株式会社 メディスン開発センター ファーマシューティカル サイエンス&テクノロジー機能ユニット CMCレギュラトリー部
    部長

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

5F 第3講習室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 42,750円 (税別) / 46,170円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,300円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 22,500円(税別) / 24,300円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,750円(税別) / 46,170円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 48,600円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 72,900円(税込)
  • 受講者全員が会員登録をしていただいた場合に限ります。
  • 同一法人内(グループ会社でも可)による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/2/4 体外診断用医薬品の保険申請戦略と申請書の書き方 オンライン
2025/2/4 医薬品企業における英文契約書読み方基礎講座 オンライン
2025/2/5 バリデーション入門講座 オンライン
2025/2/5 高効率を目的としたGVPにおける情報収集と自己点検、教育訓練 オンライン
2025/2/5 無菌医薬品の滅菌選択順位の考え方と無菌性保証における無菌試験の限界、並びにパラメトリックリリースの推奨 オンライン
2025/2/5 GMP省令が要求するQAの逸脱の防止対策とCAPA/変更管理 オンライン
2025/2/6 治験薬GMPにおける品質システム運用と記録の残し方 オンライン
2025/2/7 GMP工場「設計/施工」「維持管理/保守点検」コース (2日間) オンライン
2025/2/7 GMP工場 (増築・新規構築) における設計/施工時の注意点とURSの具体的記載例 オンライン
2025/2/7 CMC試験におけるOOS・OOT 判断/発生時の対応 オンライン
2025/2/10 製造管理/品質保証担当者の質を高めるための教育訓練 オンライン
2025/2/10 遺伝子治療用製品・細胞医薬品・ウイルスベクターコース (Cコース:製造技術・品質管理/品質審査編) オンライン
2025/2/10 希少疾患治療薬開発にむけた治療薬開発の最新戦略とアプローチ オンライン
2025/2/12 局方/GMPに対応する不純物の評価・管理及び原薬出発物質の選定/妥当性/CQA・CPP設定 オンライン
2025/2/12 改正GMPを踏まえた医薬品品質システム (PQS) 構築と品質照査の実務・統計的手法の活用 オンライン
2025/2/12 QA担当者が抑えるべきGMP適合性調査対応と査察当局による指摘事例と対策 オンライン
2025/2/14 医薬品凍結乾燥の条件設定、設備、バリデーション、スケールアップおよび失敗事例と対策 オンライン
2025/2/17 遺伝子治療用製品・細胞医薬品・ウイルスベクターコース (Dコース:CMC申請・薬事デザイン編) オンライン
2025/2/17 遺伝子治療用製品・細胞医薬品・ウイルスベクターコース (Bコース:非臨床安全性評価・臨床開発編) オンライン
2025/2/17 リスクベースのGCP監査 オンライン

関連する出版物

発行年月
2017/9/29 疾患・病態検査・診断法の開発
2017/8/31 きのこの生理機能と応用開発の展望
2017/6/21 体外診断用医薬品開発ノウハウ
2017/4/25 非GLP試験での効率的な信頼性基準適用と品質過剰の見直し
2014/11/27 3極対応リスクマネジメントプラン策定とEU-GVPが求める記載事項/国内との相違点
2014/11/15 医薬品メーカ20社〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/11/15 医薬品メーカ20社〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書
2014/7/30 高薬理活性医薬品・封じ込めQ&A集
2014/6/10 コンタクトレンズ用装着点眼剤 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/6/10 コンタクトレンズ用装着点眼剤 技術開発実態分析調査報告書
2013/9/2 原薬・中間体製造プロセスにおける課題と対策
2013/6/1 画像診断機器(放射線) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/6/1 画像診断機器(放射線) 技術開発実態分析調査報告書
2013/5/31 在宅でのCDTM(共同薬物治療管理)の実践と薬局・薬剤師の次世代モデル
2013/5/30 新薬開発にむけた臨床試験(第I~III相臨床試験)での適切な投与量設定と有効性/安全性評価
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/3/27 医薬品・食品包装の設計と規制・規格動向 - 品質・安全・使用性向上のために -
2013/2/27 リスクマネジメント・CAPA(是正措置・予防措置)導入手引書
2013/2/5 放射線医療(癌診断・治療) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)