技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

医薬品マーケティングの基礎講座

理論と事例、Excel実習で学ぶ

医薬品マーケティングの基礎講座

東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2018年10月26日(金) 10時00分 17時00分

プログラム

第1部. セグメンテーション・ターゲティング・ポジショニング (STP) 基本と医薬品市場での活用

(2018年10月26日 10:00〜12:00)

 STP (Segmentation, targeting, Positioning) 戦略は、フィリップ・コトラーにより、「効果的に市場を開拓するためのマーケティング手法」として紹介されました。このSTPが提唱された当時にくらべ市場や消費者ニーズは多様化していますが、「自社が誰に対してどのような価値を提供できるのか」を明確にすることは、製品戦略を考える中で必ず実践されなければなりません。本セミナーでは、製品戦略作成プロセスの中で、いつ、どのような形でSTPを行うべきか、そしてSTP戦略の効用を、自験例を紹介しながら検討して行きたいと考えております。

  1. マーケティング活動の流れの中でのSTPの位置づけ
  2. セグメンテーション
    • セグメンテーションとは
    • 医薬品におけるセグメンテーション事例
  3. ターゲティング
    • ターゲティングとは
    • 医薬品におけるターゲティング事例
  4. ポジショニング
    • ポジショニングとは
    • ポジショニングステートメントの書き方
    • 医薬品におけるポジショニング事例
    • 質疑応答

第2部. Excel実習: 医薬品販売予測の手法

(2018年10月26日 13:00〜17:00)

 マーケティング、営業、製造にとって販売予測は非常に重要です。それぞれ、販売目標数字や、製造数量に直結し、販売金額の目標達成や効率的な生産のために活用されます。 一方で、外的・内的環境要因に不確実性が高い場合が多いうえ、社内の政治的な要因にも強く影響をうけるため、達成可能かつ意欲的な予測を立てるのは大きなチャレンジです。 講師が販売予測を担当してきた経験をもとに、販売予測を立てる実務担当者向けに必要な知識を解説します。特に、発売間近の新製品や既存品の数量予測に焦点を置いて解説し、PCで実習していただきます。

  1. 販売予測にあたって
    1. 販売予測の目的
    2. 販売予測作成のプロセスとコミュニケーション
  2. 様々な販売数量予測の手法
    1. トレンドによる予測
      1. 様々なベースラインの種類
        • 線形
        • 多項式
        • ルート
        • 指数
        • 対数
        • 累乗
        • ロジスティック曲線
        • ゴンペルツ曲線
      2. Excel関数で様々なベースラインを作成する方法
        • TREND関数
        • FORECAST関数
        • GROWTH関数
        • LN関数
        • SQRT関数
        • LINEST関数など
      3. 最適なベースラインの選択
        • 決定係数
        • Ruなど
      4. 月次変動
        • 薬価改定の影響
        • 営業日数の影響
    2. 類似製品の事例に基づく予測
      • 14日間処方制限
      • 適応追加、大規模臨床試験の発表
      • 競合他社による新製品の発売
    3. 市場調査による予測
    4. 市場ダイナミクスデータに基づく予測
  3. 薬価の予測
    1. 医薬品の流通と価格の種類
    2. 自社既存薬の薬価予測
    • 質疑応答

講師

  • 山谷 長治
    株式会社ファーママーケティング研究所
    代表取締役
  • 太田 剛史
    ノボノルディスクファーマ株式会社 役員室
    エグゼクティブアシスタント

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 60,000円 (税別) / 64,800円 (税込)
複数名
: 55,000円 (税別) / 59,400円 (税込)

持参品

  • Excelが使用できるPC
    (当日は講師のデモも同時進行で行いますので、PCを持参されなくても構いません)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 55,000円(税別) / 59,400円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 60,000円(税別) / 64,800円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 110,000円(税別) / 118,800円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 165,000円(税別) / 178,200円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/12/5 ICH Q5A ウイルス安全性評価/外来性感染性物クリアランス評価コース オンライン
2024/12/5 ICH Q5A ウイルス安全性評価/品質審査での論点と次世代シーケンシング利用/薬事申請に当たっての留意点 オンライン
2024/12/5 検定・推定 (主に計量値) オンライン
2024/12/6 実験計画法の基礎と活用法 オンライン
2024/12/6 現場の視点で考える効果的な洗浄バリデーションのポイントと継続的な検証 オンライン
2024/12/9 PIC/S GMPをふまえた医薬品のサンプリング基礎知識 オンライン
2024/12/9 包装工程のバリデーションの重要ポイントと工程トラブル事例 オンライン
2024/12/10 GMP/GDPにおける汚染管理戦略としてのペストコントロールの実態と査察指摘事項 オンライン
2024/12/10 中小製薬企業のためのテーマ創出・研究開発・製品戦略の策定・推進 オンライン
2024/12/10 QMS構築によるオーバークオリティ判断と治験効率化にむけた活用 オンライン
2024/12/11 炎症性腸疾患における治療・薬剤選択の実際と今後の展望 オンライン
2024/12/11 動物用医薬品・体外診断薬における薬事規制と国内外市場動向 オンライン
2024/12/11 検定・推定 (主に計数値) オンライン
2024/12/12 ものづくりに必要な統計学中級講座 オンライン
2024/12/12 開発段階 (求められる要件) に応じたQbDによる製剤開発と品質規格・Validation実施範囲 オンライン
2024/12/12 バイオ医薬品の原薬製造における外来性感染性物質のクリアランスと安全性試験 オンライン
2024/12/12 残留溶媒に関する規制と申請上の留意点、規格値設定の考え方 オンライン
2024/12/13 現場の視点で考える効果的な洗浄バリデーションのポイントと継続的な検証 オンライン
2024/12/17 省力化・効率化で実践するCSVへのヒント オンライン
2024/12/17 技術者・研究者のための競合市場分析入門: マーケティング戦略の基礎 オンライン

関連する出版物

発行年月
2018/4/25 統計学的アプローチを活用した分析法バリデーションの評価及び妥当性
2018/1/30 バイオ医薬品のCTD-Q作成 - 妥当性の根拠とまとめ方 -
2017/9/29 疾患・病態検査・診断法の開発
2017/8/31 きのこの生理機能と応用開発の展望
2017/6/21 体外診断用医薬品開発ノウハウ
2017/4/25 非GLP試験での効率的な信頼性基準適用と品質過剰の見直し
2014/11/27 3極対応リスクマネジメントプラン策定とEU-GVPが求める記載事項/国内との相違点
2014/11/15 医薬品メーカ20社〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/11/15 医薬品メーカ20社〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書
2014/7/30 高薬理活性医薬品・封じ込めQ&A集
2014/6/10 コンタクトレンズ用装着点眼剤 技術開発実態分析調査報告書
2014/6/10 コンタクトレンズ用装着点眼剤 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2013/10/26 新たな患者満足度測定手法と増患・増収対策
2013/9/2 原薬・中間体製造プロセスにおける課題と対策
2013/6/1 画像診断機器(放射線) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/6/1 画像診断機器(放射線) 技術開発実態分析調査報告書
2013/5/31 在宅でのCDTM(共同薬物治療管理)の実践と薬局・薬剤師の次世代モデル
2013/5/30 新薬開発にむけた臨床試験(第I~III相臨床試験)での適切な投与量設定と有効性/安全性評価
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)