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アパレル製品とその素材の快適性向上と商品化事例

アパレル製品とその素材の快適性向上と商品化事例

東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2018年10月18日(木) 10時30分 16時00分

修得知識

  • 温熱快適性の数値化方法、快適性評価技術を活用した商品開発
  • 運動機能的着心地の高いスーツの開発事例
  • スポーツウエアの「着心地・動きやすさ」を評価するための官能検査方法
  • スポーツウエア生地の機能性 (物理特性) の測定方法
  • 「着心地・動きやすさ」を評価しているときの被験者の生理的機能量の測定方法

プログラム

第1部 繊維製品の快適性に関する計測・評価方法、および商品開発事例

(2018年10月18日 10:30〜12:00)

 繊維製品の快適性のうち、温熱快適性について、機器評価による商品開発事例を挙げながら紹介する。

  1. 快適性評価技術の概要
  2. 衣服の温熱快適領域
  3. 温熱快適性に関する機器評価方法
  4. 快適性に優れる商品開発事例
    1. 暖かい繊維、むれ感の小さい繊維
    2. べたつき感の小さい衣服、ぬれ感の小さい衣服
    3. 接触冷感の大きい衣服、寝具
    4. むれ感の小さい寝具
    5. メンタルバランス
    • 質疑応答

第2部 運動機能的着心地の高いスーツの開発事例

(2018年10月18日 12:45〜14:15)

  1. 衣服の運動機能
  2. 生地 (織物) の伸縮性 (ストレッチ性) 検討
  3. 動きやすくて快適な着心地を持つスーツの開発
    1. 上着の開発
    2. スラックスの開発
  4. 着心地の性能評価
    1. スーツ上着の性能評価
    2. スラックス (ズボン) の性能評価
    3. 特殊加工処理
    • 質疑応答

第3部 スポーツウエアの着心地と機能性評価

(2018年10月18日 14:30〜16:00)

 ゴルフウエアの「着心地・動きやすさ」評価を例にして、 「着心地・動きやすさ」の評価方法、「着心地の良さや動きやすさ」を裏付けるウエア用生地の機能性 (物理特性) の測定方法、生理的機能量測定方法や動作解析方法について解説します。

  1. 人間の触知覚機能
  2. 感性情報と官能評価方法
    1. 感性情報は数値化できるか?
    2. 官能評価方法
      • 一対比較法
      • SD法
  3. スポーツウエア生地の機能性 (物理特性) の測定方法
  4. 生理的機能量の測定方法 (筋電図、心電図)
  5. スポーツウエアの 「着心地の良さ」を評価するには (例:ゴルフウエア)
    1. 「着心地」評価方法について
    2. スポーツ運動時の生理的機能量の測定方法
    3. 運動時の動作解析方法について
    • 質疑応答

講師

  • 小松 陽子
    東洋紡 株式会社 総合研究所 コーポレート研究所 快適性工学センター
  • 柴田 清弘
    株式会社AOKI 商品本部 商品開発室
    室長
  • 西松 豊典
    信州大学 繊維学部
    教授

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

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複数名
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