技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

見て触って理解する熱可塑性エラストマー講座

見て触って理解する熱可塑性エラストマー講座

~各TPEの特性から最新の加工・加飾技術、用途例まで~
愛知県 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、熱可塑性エラストマーについて、基礎から解説いたします。
熱可塑性エラストマーの種類、物性、最新の加工法、用途展開、メリット・デメリットについて詳解いたします。

開催日

  • 2018年10月10日(水) 10時00分 16時00分

受講対象者

  • 熱可塑性樹脂・熱可塑性エラストマーの応用に関連する技術者、研究者
    • 自動車の軽量化
    • 自動車内装表皮材
    • 住宅・建築物の化粧シート
    • 太陽電池の封止材
    • スピーカーコーンエッジ材
    • 医療
    • ロボット など
  • 従来材から熱可塑性エラストマーへの移行を検討している技術者
    • 軟質塩ビからの代替
    • 熱硬化性樹脂・ゴムからの代替 など
  • 熱可塑性樹脂・熱可塑性エラストマーに関連する技術者、研究者

修得知識

  • 熱可塑性エラストマーの基礎知識
  • 最新の熱可塑性エラストマーの加工法
  • 最新の熱可塑性エラストマーの用途
  • 熱可塑性エラストマー材料の選択
  • 熱可塑性エラストマーの成形法

プログラム

 TPEの用途拡大に伴い生産量も増加し、国産のTPEメーカー、種類、グレードも増えているなか、加えて輸入品も同様に増え、TPE材料の選択枝が過剰状態ともいえる状況となっています。即ち、TPEは成長段階から競合段階になりつつあるように見えます。しかし、一般には欧米に比べまだまだTPEの使用比率が低い状態といえます。TPEは加硫ゴムに比較して軽量化ができ、成形サイクルタイム短縮による生産性改善・省エネルギー、リサイクル性といった特性からあらゆる産業分野で貢献できることから用途開発は今後大きく期待されています。
 本セミナーではゴムや他のTPE,プラスチックの代替、新規用途開発を企画する際の材料選択、加工方法等を具体化する参考となるように、受講者が見て、触って理解できるよう座学を超えた体験できるセミナーを目標としています。
 営業、技術、商品開発など、TPE、ゴムプラスチック材料・製品に携わる方々への実務に役立つ情報を提供します。

  1. 熱可塑性エラストマー (TPE) とは
    1. TPEの歴史
    2. TPEとゴム、プラスチックの違い
  2. TPE材料の種類/構造/特性
    1. TPE材料の種類
    2. TPE材料の各論 – 構造/特性
    3. TPE材料の高機能化
    4. TPE材料の耐久性
    5. TPE材料総括と選択基準
  3. TPE材料の成形技術
    1. 代表的成形技術
    2. 最新の成形技術と加飾技術
    3. 異材接合
    4. TPEの表面2次加飾
  4. TPEの成形不良
    1. 不良原因と解決策
    2. 不良改良の成形技術例
  5. TPEのリサイクルと用途
  6. TPE材料採用の要因
  7. TPE材料のコスト比較
  8. TPE材料の市場
    1. マーケット動向
    2. TPEメーカー動向
  9. TPE材料の用途例
    1. 自動車関連用途
    2. 非自動車関連用途
  10. 少子高齢化社会とエラストマーの役割
  11. 資料
    • TPE材料の種類/構造/特性の詳細:各社カタログ、参考資料

会場

愛知県産業労働センター ウインクあいち

12F 1206

愛知県 名古屋市中村区 名駅4丁目4-38
愛知県産業労働センター ウインクあいちの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 23,139円(税別) / 24,990円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 43,750円(税別) / 47,250円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 69,417円(税別) / 74,970円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 92,556円(税別) / 99,960円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 138,833円(税別) / 149,940円(税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2025/4/8 プラスチック製品の強度設計に必要な材料力学 オンライン
2025/4/9 動的粘弾性のチャート読み方とその活用ノウハウ オンライン
2025/4/9 レオロジーの基礎と測定法 オンライン
2025/4/9 レオロジーの基礎と測定法 オンライン
2025/4/9 高分子材料の難燃化技術と難燃剤の選定、配合設計およびその実際技術 オンライン
2025/4/10 高分子・ポリマー材料の重合、製造における研究実験から生産設備へのスケールアップ技術 オンライン
2025/4/10 ポリ乳酸の高性能化を実現する添加剤の選定と配合設計技術 オンライン
2025/4/10 ゲル化剤・増粘剤の基礎・特性・評価法 オンライン
2025/4/11 自動車用プラスチックにおけるリサイクル・アップサイクルの動きと対応 オンライン
2025/4/11 電気光学 (EO) ポリマーの基礎と評価技術および光制御デバイスへの応用 オンライン
2025/4/11 粘度の基礎と実用的粘度測定における留意点と結果の解釈 オンライン
2025/4/11 プラスチックの難燃化技術 オンライン
2025/4/14 プラスチック用添加剤の作用機構と使い方 オンライン
2025/4/14 副資材を利用した高分子材料の設計技術 オンライン
2025/4/15 押出機・混練機内の高分子材料の輸送・溶融と混練技術 オンライン
2025/4/15 レオロジーの基礎と測定法 オンライン
2025/4/15 ナノフィラーの高分散・充填化技術の基礎と機能性ナノコンポジットの開発動向 オンライン
2025/4/15 プラスチック強度設計に必要な材料特性と設計の進め方 オンライン
2025/4/16 ヒートシールのくっつくメカニズムと不具合対策、品質評価 オンライン
2025/4/17 超分子架橋を駆使した機能性高分子材料 オンライン

関連する出版物

発行年月
2017/7/31 機能性モノマーの選び方・使い方 事例集
2017/7/31 プラスチック成形品における残留ひずみの発生メカニズムおよび対策とアニール処理技術
2017/6/19 ゴム・エラストマー分析の基礎と応用
2017/2/27 プラスチックの破損・破壊メカニズムと耐衝撃性向上技術
2017/1/31 放熱・高耐熱材料の特性向上と熱対策技術
2016/8/31 ポリマーアロイにおける相溶性の基礎と物性制御ノウハウ
2014/11/30 繊維強化プラスチック(FRP)〔2015年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/8/28 高分子の劣化・変色メカニズムとその対策および評価方法
2014/6/15 射出成形機〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書
2014/6/15 射出成形機〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/11/26 エンプラ市場の分析と用途開発動向 2013
2013/9/2 機能性エラストマー市場の徹底分析
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/4/5 高分子の延伸による構造と配向の発現およびそれらの制御法を利用した材料開発
2013/2/28 吸水性樹脂 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/2/28 吸水性樹脂 技術開発実態分析調査報告書
2012/11/1 高分子の結晶化メカニズムと解析ノウハウ
2012/9/27 熱膨張・収縮の低減化とトラブル対策
2012/9/20 フッ素樹脂 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)